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もう12月27日だというのに、年末のような気が全くしない。
やはり、不景気のせいだろうか。今年は静かな年末・年始になるのかと
思っていたら、大きな事件が伝えられた。
BBCのワールドニュースの主な内容はこんなのでした。
1)デルタ航空機のテロ未遂事件
2)東南アジアの津波被害から5年経ったこと
(放送ではaniversaryなのだが”記念日”という言葉はどうも合わない)
3)ガザのイスラエル軍のパレスチナ人を殺害
歌舞伎役者の婚約や巷で人気の激安なんちゃらなんてないし、保守党のネガキャンも
ないようですね。
それはそれで、デルタ航空機テロ未遂事件はアルカイダ関係者によるものだと
いわれている。アルカイダはタリバンと関係組織、アフガニスタン絡みのテロ。
私たちから見れば、テロ。でも、タリバンのからみれば戦争なのかもしれない。
非戦争地帯で、非戦闘員を攻撃するといっても、それはこちらの理屈。軍隊を
引張っていって、アフガニスタンだけが戦闘地帯というのは米軍の理屈。
非戦闘員といっても、誤爆などもやっているのだろうからアフガニスタンでは
非戦闘員だって殺されているでしょう。つまり、タリバンからみれば、これは
戦争の一部だってことになるのでしょう。
戦争ってこんなものです。こちらの一方的な論理で進めても空回りするだけです。
テロと戦争行為の区別なんて、後付でしょう。当事者にとっては、人が殺され
街が破壊されってだけです。
戦争ってこんなものですよ。国際協調といったって、相手側からみれば帝国主義の
先進国の内政干渉としかうつらない。
戦争ってこんなものです。米国民も日本国民は他国での正義の戦いといっているが
タリバンにとっては、身の回りの生死の問題。正義も大儀もない。
だいたい、米国の押し付けるカルザイ政権は大儀あるのかな。
テロ未遂が犯罪行為なら、戦争だって犯罪行為です
政治板にこんな内容を投稿したのは、皆さんお忘れですか。この前まで
日本の自衛隊はこの米軍に給油していたんですよ。給油をやめることで
国際協調がどうの、米国との関係がどうのと大騒ぎしていた野党がありましたね。
普天間基地だって、侵攻のための前線基地と思われても仕方ない。
米国追従をやめて、真剣に日本のことを考えてください。米国との付き合い方を
みても現政権にはその期待が持てます。
一方の石破さんは、米国に陳情にいったのかしら。観光ではないと思うけど。