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Like a rolling bean (new) 出来事録http://ameblo.jp/garbanzo04/day-20091216.html
2009-12-16
東京都職員なのに農水省研究会で卸売市場開設者団体の肩書きを名乗る人物が委員に(官製地上げの伏兵)
ひとつ前のエントリーに対して、築地丸さんからいただいたコメントは大変重要なものなので、こちらでエントリーとしてアップします。
こんにちは。農水省研究会の委員は第1回資料「開催要項」の委員名簿のとおりで、都議会議員は入っていません。
都の関係者は松村大氏です。中央市場の開設者団体の肩書きになっていますが、本業は東京都の中央卸売市場市場政策課長です。
会議では「市場政策の地方分権」などを主張されているようです。
ありがとうございます!
移転推進の業界メンバーが農水省と東京都の会議で重なっていたことが気になり、その点、間違っていました。
都議がいるのは東京都の委員会ですm(_ _)m
ただ、もっとびっくりすることがあります。
重要な部分を繰り返します。
都の関係者は松村大氏です。中央市場の開設者団体の肩書きになっていますが、本業は東京都の中央卸売市場市場政策課長です。会議では「市場政策の地方分権」などを主張されているようです。
この「市場政策の地方分権」とは、まさに赤松農水相が激怒し、それに対してイノセ副知事が喧嘩を売ったあの件、つまりは、中央卸売市場に関する廃止も含めた許認可権限を、国が管理するのではなく、都道府県知事(東京で言えばイシハラ、大阪で言えばハシモト、神奈川で言えばマツザワ、千葉で言えば、埼玉で言えば・・・)に移管させようとしたものです。
赤松大臣は、「わたしが認めなければ築地は豊洲には移転しない」とおっしゃいました。
それに対して、許認可権を剥奪してイシハラ側に委譲させたら、官製地上げにとってはこれほど好都合なことはありません。
その件についての関連エントリーを挙げます!
2009-10-23
『地方分権悪用のイノセ都副知事らの勧告(大臣が認めなくても勝手に自治体が築地官製地上げ)』
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10371112352.html
2009-10-29
『イノセ副知事が、赤松大臣は地方分権改革を理解できていない、などと暴発中』
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10375639462.html
なぜ東京都の課長が、別の肩書で国で市場政策を語っているのでしょう??
堂々と都職員であることを資料に併記すればいいのに、わざわざ全国の市場の代表者のような顔をして参加する(と身られても仕方のないことをする)理由はどこに?
松村大 全国中央卸売市場協会専門委員会 委員長
→実は、東京都中央卸売市場管理部市場政策課長
で、「管理部市場政策課」の役割ってなんでしょう?
東京都 中央卸売市場(紹介のページ・組織図あり)
http://www.metro.tokyo.jp/ANNAI/TOCHO/SOSHIKI/shijo.htm
東京都中央卸売市場処務規程
http://www.lawdata.org/local/tokyoreiki/g1011150001.html
データは古いですが、この処務規程から引用します:
市場政策課
1 中央卸売市場事務事業の企画及び総合調整に関すること。
2 市場施策の調査研究に関すること。
3 中央卸売市場及び芝浦屠場並びに地方卸売市場の整備計画に関すること。
4 中央卸売市場事務事業の進行管理に関すること。
5 中央卸売市場事務事業の管理改善及び行政評価の実施に関すること。
6 東京都卸売市場審議会に関すること。
7 中央卸売市場及び芝浦屠場の施設の整備に係る計画及び調整に関すること(他の部及び室に属するものを除く。)
整備計画に関する職務があることは分かりました。
「総合調整」とは、所属をあいまいにして、東京都の意のままに国の方針を調整する、ということでしょうか??
整備計画が仕事であるということですね。
その一環が、東京都の新自由主義的な市場改悪計画を農水省とマッチングさせて、あたかも国益であるように、別の肩書を名乗りながら喧伝することですか。
課長さんということは、おそらくまだまだ前途あるお立場と年齢でいらっしゃるのでしょう。
本当に激しい職務に就かれているものだ、と感心してやみません。
東京都のやり口は、この「10月にどさくさに紛れて開催された委員会」に「伏兵を送り込む」ことに他ならず、是が非でも官製移転、という悲願達成のためには手段を選ばない組織であることが丸わかりです。
(イシハラ都政を)放し飼いにしてはなりません。
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