★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK76 > 631.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009122200949
民主若手は良識取り戻せ=渡部元衆院副議長インタビュー
民主党の渡部恒三元衆院副議長が22日、時事通信社のインタビューで語った主な内容は次の通り。
−24日で政権交代から100日になる。
残念ながら(鳩山由紀夫首相は2010年度予算編成で)国民に優柔不断な印象を与えてしまった。沖縄(の米軍普天間飛行場移設)問題でさすがという決断をすれば、何とか持ち直す。
−衆院選マニフェスト(政権公約)を一部変更することになった。
選挙の公約を百パーセント実現した内閣なんてない。首相が通常国会できちんと分かりやすく説明すれば大丈夫だ。
−普天間移設問題ではどのような決断が求められるか。
政権が代わったからといって国と国の約束をほごにしては、日本は世界の中で生きていけない。十分に米国と話し合い、納得の上でやることだ。
−連立相手の意見にも配慮すべきでは。
国民は民主党を圧倒的に勝たせてくれた。民主党内閣だ。(社民、国民新両党の)閣僚は謙虚に自分らの立場を考え、外交や安全保障についてあまり強い発言は遠慮してもらいたい。
−来年夏の参院選後は連立を解消するのか。
ついてくる以上は、どうぞと言うしかない。出ていくのを追いかける必要はないが、切るようなことはしない。
−小沢一郎幹事長の党運営をどう見るか。
(首相より)圧倒的に小沢君の方が力がある。(民主党議員のうち)130人は兵隊みたいに何でもついていく。大政翼賛会だ。政治家は間違っていると言ってくれる者がいないと間違う。その点はかわいそうだ。
−小沢氏は予算編成で重点要望を提出した。
あれほど物々しく(副幹事長らを)子分みたいに連れて行って、大げさなことをやる必要はなかった。
−全国土地改良事業団体連合会が自民党からの参院選候補擁立を見直す方針を示した。
(政権は)代わって新しくなったのに、政治は戻って古くなっている。国民の税金を選挙のために付ける、付けないと言うこと自体が許せない。
−この状態は続くか。
続かない。国会議員も今はじっとしているが、いずれ「国民の代表だ」と責任を感じて行動する時がくる。議員は侍だ。兵隊じゃない。わたしは若い議員に期待している。そんなに時間がかからないうちに、必ず良識を取り戻す。
−自民党は復活するか。
なくなってしまうんじゃないか。自民党議員のほとんどは政権党でなければ生きていけない。ぞろぞろ(離党して)来るだろう。衆院はいらないが、参院は二、三十人は受け入れていい。自民党がなくなったときは、民主党を二つに割って二大政党をつくるしかない。一党独裁では絶対に駄目だ。(2009/12/22-19:34)