★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK76 > 623.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
どなんとぅ 命つなぎの時間 BBSにおいて、先の天皇論と同内容の投稿にレスがつきました。
>今日は、天長節。 戦争犯罪人として、東条英機以下が処刑された日でもある。
日本人を隷属下に置く仕掛けが、作動する日でもある。
>一粒の、お米も大切にと教えられ育った者として、この年になり、天皇の存在意義が、解かった。 有難う。
>小沢の農家個別所得補償制度も、稲作を守る言う事、天皇家を守ると言うこと。
>小沢を、守ろう。
しかし「天長節」久しぶりに耳にしました。
今上陛下のご聖誕日のことです。
加えて11月3日明治天皇の誕生日を祝して「明治節」と呼ばれておりました。
この日を文化の日とするのを現行憲法公布の日と意味づけておりますが
実は「明治節」「紀元節」「天長節」など一連の復古へ向けた仕込みの一つであったのです。
さて、「天長節」に対して皇后陛下のご聖誕を祝する記念日もありました。
「地久節」と名付けられました。
天長地久(てんちょうちきゅう:天は長く地は久し、いずれもとこしえに続くように)という思いを込めた命名でした。
天皇の世が長らく続くようになどと言うウヨさんの安っぽいこじつけは無視しましょう。
天とは万物を司る真理、絞って言えば先の稿で述べた稲作によって立つくにを貫く自然の摂理によって
瑞穂の国が先々変わらぬあゆみを留まることなく続けていけるようにという願いなのです。
対になる地は久し。
地は文字通り水田を含む大地であり
その上で命をはぐくむ民草を含めたあらゆる生きとし生けるものです。
それらが不安なく命をつないでゆく。
これを願うのが皇后の役割である。
藤原時代に在位したとされる光明皇后にまつわる様々のエピソードは
「地は久し」との皇后の本質を実践していると強調することで
天皇の外戚として自らの権勢を盤石のものとしようとした
藤原氏によるきわめて先駆的なイメージ戦略であったと捉えることも可能でしょう。
最初に引用させて頂いたBBSへの投稿子さんのご指摘、
小沢の見据えるのが果たして本質的なこの国のありざまを見据えたものであるかどうか
そして今上陛下をここまで支えてこられた美智子皇后陛下が
先に挙げた政治的思惑により美化された光明皇后の事跡を
現代に置き換えて実践なさったものであるのかどうか
天皇の存在は決してウヨさんの専売特許ではありません。
憲法を良く守る吾等こそが
最も天皇のおそばにある者
こんな言い方をしたならば
右からも左からも
顰蹙を買うだけでしょうか?