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http://www.mbs.jp/news/jnn_4315757_zen.shtml
●外務省側、密約文書の相談に対応せず
沖縄返還にあたって、有事の際に核の持ち込みを認めた日米の密約文書の存在が明らかになりましたが、この文書を見つけた佐藤元総理の親族が外務省側に保管について相談したものの、対応が取られなかったことが分かりました。
有事の際、沖縄に再び核を持ち込むことを日本が了解する内容の密約文書は、1969年11月の 日米首脳会談の際に英文で作成され、当時の佐藤総理とアメリカのニクソン大統領の署名も残されています。
「この密約の問題は、外務省の手を離れ、検証委員会に移っていますので」(岡田外相)
この文書について、外務省は把握していないとしていて、密約問題に関する有識者委員会の今後の対応を見守る考えです。
ただ、この文書を長年保管してきた佐藤元総理の親族は、こんな事実を明らかにしています。佐藤元総理の二男で元通産大臣の佐藤信二氏によりますと、1975年に元総理が死去し、遺品を整理していてこの文書を見つけた後、外務省関係者に文書の保管について相談。しかし、当時、外務省側は、「それが私文書なのか公文書なのか、位置づけがはっきりしない」などとして、対応しなかったということです。
この、親族からの相談について、外務省幹部は、「そうした事実は知らない」としています。(23日15:30)