★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK76 > 564.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
阿久根市長「腐った枝、刈らないと」 障害者の記述巡り(1/2ページ)
朝日新聞2009年12月22日1時40分
http://www.asahi.com/national/update/1221/SEB200912210037.html
2009年12月22日1時40分
(写真:講演会で持論を展開する竹原信一・阿久根市長=21日午後5時12分、福岡市博多区、溝脇正撮影)
自身のブログに「高度医療のおかげで機能障害を持ったのを生き残らせている」と記述し、障害者団体などから批判を浴びた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長 が21日、福岡市内での講演でこの話題に触れ、「木の枝の先が腐れば切り落とす。そうしないといけない」「表現として厳しいが刈り込む作業をしないと全体 が死ぬ」などと発言した。
講演後の記者会見で竹原市長は「『腐った木』とは障害者を指したのか」と聞かれ、「違う」と否定。「どういう意味だったのか」と繰り返し質問を受けたが、「答えない」「新聞は言葉狩り」などと言って回答を拒んだ。
講演会は、福岡市内の民間信用調査会社が企画。集まった会社経営者ら約20人を前に、竹原市長は約40分間、マイクを握った。
講演では障害者に関する記述について「差別と言われるが、ああいう視点は私にはわからない」と批判を無視。自らの死生観に触れ、「みなさんもいず れ死ぬ。植物を考えればわかる。葉っぱや花が散って土壌になる。私たちは葉っぱ、枝」などと表現。その上で「社会は木を育てるようにしないといけない。木 の枝の先が腐れば切り落とす。全体として活力のある状態にする」などと語った。
障害のある子どもの世話の大変さにも触れながら、「社会をつくることは命の部分に踏み込まないとダメ。表現として厳しいが、刈り込む作業をしないと全体が死ぬ。壊死(えし)した足は切り取らないと。情緒で社会をつくることはできない」とも語った。
講演では、障害者に関する発言のほか「問責決議を受けたが、慣れているのでなんともない」「団体交渉に従う義務はない」などと発言した。
竹原市長はさらに持参したウクレレで自作の替え歌も披露。反対派の市議会議員に対して「市長下ろしを考える 次の選挙は忘れてる」、市役所職員に は「定期昇給考える 退職手当を考える 組合運動考える」などと皮肉り、自身の仕事については「裁判対策考える あ〜やんなっちゃった」とおどけた。講演 後、聴衆からは拍手が起こった。
ブログでの障害者の記述は現在、「修正中」となっている。
◇
阿久根市長「腐った枝、刈らないと」 障害者の記述巡り(2/2ページ)
朝日新聞2009年12月22日1時40分
http://www.asahi.com/national/update/1221/SEB200912210037_01.html
「植物を考えればわかる。葉っぱや花が散って土壌になり、木を育てる。私たちは葉っぱ、枝。その中で、権利とかいうことで、より多く自分のところに養分 よこせと言っている。たまたまいろんな役割をしているのに。葉っぱは葉っぱ、枝は枝。人生は金取り競争ではいけない。勝ち組、負け組を分けられない。生ご み残して死ぬだけと、なんで了解できないのか」
「社会は木を育てるようにしないといけない。木の枝の先くされば切り落とす。そうしないといけない。全体として活力ある状態に。ゆうべ、日テレで 『アラームにかこまれた命』というのをやっていた。NICUで未熟児で障害児が生まれてしまった。それをどんなことしても生かす医療システムがある。のど にも胃にも穴をあけて、24時間見張る。栄養はチューブで入れる。そこで2年間。病院の扱いがひどくて、お母さんが家につれて帰る。お母さんは眠れない。 2年半も。そういうことやっていいのか。それを止めるのは殺人となる。私のところに今回の件でメールがきた。こういう状態の人から。疲れて寝てしまった間 に死んでしまったと。そういうのがけっこうある」
「要は、社会をつくるということは、命の部分にふみこまないと駄目。表現としてきびしいが刈り込む作業しないと全体が死ぬ。壊死(えし)した足は 切り取らないと。それで全体を生き残らせる。誰も踏み込まないから、命が失われつつある。それが今の政治、社会の現実。情緒で社会をつくることはできな い」
*****************今朝小生が思ったこと、「日記」ふうに************************
12月22日朝、ネットでニュースを見る。上記アサヒの記事があった。驚きだ。社会を植物にたとえているではないか。小生は少なからず衝撃を覚えた。
竹原教祖さまにとって、差別発言は撤回しないほど彼にとっては軽々しく謝罪することのできない「重い」意味をもつものであるようだ。記事から伺えるのは、ファシストとしての優生思想信者の本領発揮である。ま、弁法が無内容で支離滅裂で結構「知性」が低いし無知を隠そうとして抽象的にしゃべることしかできない御仁であるようだ。それゆえにデマゴーグなのである。
ただし障害者ではない「わが子」のことになるとぜんぜん違うかんね。2007年6月18日の日記では、障害者の子供に対する言及はないが、いっぱしの父親にして善良な大人のフリをしてしゃあしゃあと綴っている。11月8日の日記(今は削除してしまったが)と比べれば、その落差の大きさに驚くとともに、こいつの狭小な子供観がありありと見てとれる。
「住民至上主義」2007年6月18日の日記
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&log=20070618
土師淳君が障害者であったことを忘れたのかあるいは知らないで発言しているのだろうが、身障者を植物扱い(「汚い=腐った」で、発想は同じ)しているところが、神戸少年事件の酒鬼薔薇聖斗を連想してしまうのだ、ということさえ配慮がない。大の大人である公人、それも市長たる重職にある者がこのような発言をしているのだから、当然神戸少年事件の少年Aにはこのような発想ができないことも、同時に証明している発言なのだ。竹原教祖さまの信者たちがブログでいっせいに支持表明しているということは、当時信者でもなかったし国語力のない14歳の「劣等生」たる少年Aにあのような犯行が思いつかないことをも逆証明していることになる。
http://free.ftn-jp.com/futaro/shooll.htm
社会を樹木にたとえて、「木の枝の先が腐れば切り落とす」と言っているけれども、これを社会の構成実体である人間に置き換えれば、「切り落とす」という行為は、何をイメージするかぐらい、神戸少年事件や平岡都さん事件、そして三島事件(平岡さんに関連)さらに自衛隊との関連(教祖さまは防衛大卒のもと航空自衛隊員、田母神のもと後輩)を追及するものにとって、重大な関心を呼び起こすのである。田母神の鹿児島講演会にも聴衆の一人として(または公人たる阿久根市長として?)行って、ツーショットしてるらしい(2009年9月23日)。
---------------------------------------------------
「住民至上主義」9月24日の日記
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&log=200909
---------------------------------------------------
これを紹介しているブログ
「自由研究「竹原信一・阿久根市長について」
今、日本で一番有名なブログ市長「竹原信一・阿久根市長」観察日記です(笑)」
http://akune.chesuto.jp/
----------------------------------------------------
竹原教祖さまは、古巣の自衛隊関連については結構執着心があるようだ。過去に遡って日記を見て見ると、2007年の6月9日に、陸幕二部別室(別班、内調とも)について「また聞き」として言及している。そして、「オルタナティブ通信」を引用している。
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&start=21&log=200706&maxcount=40
これだけ日記にページを割いていることからわかるように、自衛隊の側に立って真剣に「世の中」について考えているのである。
---------------------------------------------
ところで、障害者をこのように罵倒し続けてやまない竹原教祖であるが、障害者彼らとて立派な人物になっている例もあることを、この教祖さまはご存知ないらしい。小生も多くの人々については数え上げればキリがないだろうが、小生にもすぐに想起できる人々を羅列することができず不明を恥じる者である。
---------------------------------------------
大江光:大江健三郎の息子で作曲家
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B1%9F%E5%85%89
こないだバン・クライバーン国際ピアノコンクールで
優勝した盲目の辻井伸行
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/090608/msc0906080937000-n1.htm
山下清:画家、東洋のゴッホ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%B8%8B%E6%B8%85
---------------------------------------
とりあえずここで「日記」ふうを終える。