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2009/12/19(土)
[西松・小沢事件] 小沢秘書裁判〜いま問われる検察の正義・不正義
恐らく無罪 検察は敗北
「無罪」の可能性が強まってきた。東京地裁で初公判が開かれた民主党・小沢幹事長の公設第1秘書。大久保隆規被告(48)の政治資金規正法違反事件のことだ。検察側は冒頭陳述で、資金提供側の西松建設・国沢幹雄元社長(禁固1年4カ月、執行猶予3年の有罪判決)の裁判と同様、「天の声」という言葉を多用して悪質性を強調したが、その国沢の判決で、裁判所は「天の声」を一蹴しているのだ。
地裁は検察の主張した筋書きをハッキリ否定
この裁判の最大の争点は、大久保が献金相手を西松の「ダミー団体」と認識していたかどうかだ。それなのに、検察は「天の声」に“固執”し、30年以上も前のゼネコンの談合話まで持ち出すから意味不明だ。
「検察は大久保が談合を差配し、工事受注の対価として献金を受けていたという構図を描いている。しかし、ゼネコンが談合でチャンピオン(落札者)を決める際に最も影響力があるのは発注者側のトップ。たとえ国会議員といえども秘書の一言で決まるほど簡単ではない。検察は絶対的な自信があるなら、正々堂々と証拠を示せばいいのに、今出してきているのはゼネコン関係者らの供述調書ぐらい。談合罪の公訴時効(3年)が成立し、言いたい放題の彼らの供述に頼るなんて自ら立証不能と認めているようなものです」(社会部記者)
検察が容疑と直接関係のない談合に時間を割くのは、その方が賄賂性があって小沢サイドの悪質さも強調されるからだ。
「天の声」という立証不可能の怪しさ
しかし、裁判所だってバカじゃない。国沢裁判の判決を言い渡した東京地裁の山口雅高裁判長は、「献金(の行為)は特定の工事受注の見返りではない」と、判決文で検察が主張した「工事受注の対価」という筋書きをハッキリ否定した。
東京地検特捜部検事だった郷原信郎・名城大教授はこう言う。
「全面的に罪を認めていた国沢元社長の裁判でさえ、検察は『天の声』を立証できなかったのに、今回、またしても同じ表現を使って談合と寄付(献金)が対価関係にあるかのように主張しているのは理解できません。仮にメディアに事件を取り上げてもらうことだけを意図しているならば、世論操作であり、刑事裁判の目的の逸脱です」
国沢も大久保もそろって初公判は金曜日。「翌日は土曜日で休み。世の人がゆっくり新聞を読んでくれる。その時、『小沢』『天の声』が見出しに踊っていたら……」なんて検察が考えていたとしたら、あまりに姑息(こそく)だ。過去のあやふやな行いだけ強調して、ささいな容疑を有罪に持ち込む捜査手法が許されたら、国民の社会生活は成り立たなくなってしまう。
(日刊ゲンダイ 2009/12/19 掲載)
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◆西松建設献金事件:小沢氏秘書初公判 検察「天の声」指摘 大久保被告「虚構」と否定
(⇒09/12/19 北海道新聞)
大久保被告「なぜ自分だけ…」
3月以降、何度も語ってきています。こちらをどうぞ↓
★【ここがおかしい小沢捜査】@―このままでは「民主主義」ならぬ“検主主義”になる恐怖
(⇒09/04/01 当ブログ)
検察は、政権交代により、振り上げた拳のおろしどころに困っているように見える。
PS:
話はそれますが、3年前の3月のことでした。自転車に乗っていた私の叔父は、後方から来た車にはねられ、ほぼ即死しました。ところが、警察と検察は、叔父の過失が大きいと決め込み、数ヶ月たっても加害者を逮捕するどころか、ろくに事情聴取することもなく、不起訴処分とするつもりでした。状況からしてどうしても納得できない私は、検察庁に何度も足を運び検察官と口論しました。で、12月末になってなんとか(略式)起訴にこぎつけました。検察官は、起訴した場合に加害者からの反論に対抗する自信がないため、「無罪になったらどうしよう…」という態度がミエミエでした。結果は、なんの異議もなく罰金刑が確定しました。検察は、被害者の味方だといわれますが、いい加減な検察官がいるものだとホトホト呆れた次第です。
過失とはいえ人を殺した人間を放置しておいて、ささいな虚偽記載の容疑者はいきなり逮捕する。東京地検特捜部が扱う事件と田舎の交通事故を同列に論じるのは馬鹿かもしれませんが、私には、検察に対して大いなる不信感があります。
[新世紀人コメント]
小沢氏に対し強力な打撃を与える事はできないだろう。下手をすれば将来的には冤罪を訴えられる可能性すらある。
しかし、糟塵(マスコミ)や協力者の煽動家達や工作グループを通じて国民に向けて宣伝・煽動をすればそれなりの効果を期待できると言えよう。
という訳で、次のネタ(4億円とか?)をもう準備したのだろう。
ネタを繰り出して小沢・鳩山攻撃をやり続けるのではないかな。
要するに国民が政治に期待しなくなることを狙っている訳だ。
「売国統一戦線」というよりも「日本破壊解体統一戦線」ということだな。
日本を細切れにして売り捌こうという訳だ。
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