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2009/12/21(月)
[政治(民主党政権)] 滅びゆく自民党〜タマが悪すぎる谷垣、石破、小泉のせがれ
「あなた方には言われたくない」
残念ながら鳩山首相は撤回してしまったが、このセリフが自民党には一番お似合いだ。
谷垣総裁が17日、鳩山民主党に「もう一度、国民に信を問え」と迫った。暫定税率廃止や子ども手当の変更が、マニフェスト違反だというのだが、チャンチャラおかしい。選挙公約違反を破り続けてきた自民党がよくぞ言えたものだ。
民主党のマニフェスト違反は有権者がとやかく言う話であって、自民党に口を出す資格はない。沖縄の米軍基地移転や予算編成の遅れについても自民党は文句をつけているが、ニッチもサッチもいかない元凶の基地利権や巨大財政赤字をこしらえてしまったのは、自民党だろう。まさに「あなた方には言われたくない」のだ。
そのところは、国民もイヤというほど分かっている。だから、鳩山政権がいくらヘマをやろうと、グズグズしていようが、自民党の支持率は全く上がらない。いや、上がらないどころか、政権攻撃をすればするほど支持率が落ちている。たとえば共同通信調査だと、総選挙投票日の自民党支持率は19%。あれがドン底と思いきや3カ月後は16%だった。NHK調査でも9月に23%だった自民党支持率は今月17%に落ち込んだ。ブザマなものである。
「天皇の政治利用ではない」と公明党
「総選挙後、執行部を入れ替え、臨時国会では鳩山献金スキャンダルを攻め立てた。審議拒否作戦で与党を強行採決に追い込んだりして、かなり得点を稼いだと思ったのですが、それでも支持率が下がっていくのだから半端な嫌われ方じゃない。お先真っ暗ですよ。おまけに総裁は全国行脚の最中に自転車で転んで青アザをつくる始末。この2、3年、自民党は疫病神にとりつかれたままですよ」(自民党議員秘書)
打つ手なしの自民党は、保守主義への純化路線に切り替えようとしている。来月の党大会で綱領を改定する方針だ。早い話、これまで何でもアリ路線から、よりタカ派へシフトしようというわけだ。
ちょうどそんなとき「天皇の政治利用」問題が起きた。ここぞチャンスと、民主党の小沢幹事長を攻めている。18日には石破政調会長が「鳩山政権の憲法認識を問いただすために、内閣委員会の閉会中審査を」と求めた。
だが、肝心の“野党連合”の公明党からも「政治利用ではない」「陛下も受け入れられて会談が実現した」といなされ、出はなをくじかれている。陰険で目つきの悪い顔はますます暗くなるばかりだ。
そこで、確実な人気回復策はタレント議員を表に出して、テレビカメラを集めることだと、小泉のせがれの進次郎に支持者の国会案内や横須賀見学ツアーなどさせている。馳浩はプロレス観戦ツアー、小池百合子は池袋ラーメン店巡りツアーときた、嗚呼……。
この発想にはタメ息しか出ない。自民党はとことん落ちぶれたものだ。
保守主義への純化路線は自民党壊滅を早めるだけ
総選挙後の自民党を見ていると、このドン詰まりの政党の哀れな末路がハッキリしてきた。昔の社会党と同じ道だ。
「自民党には“立てる旗”がなくなってしまった。政党として、これは致命的なことです」と、九大名誉教授の斎藤文男氏(憲法)が語る。
「政権を奪われた民主党に対し、自民党は対立軸をつくれないでいる。国内政策はもちろん、日米関係が基軸の外交・安保政策でも民主党と大差はない。しかも、個々の政策は民主党の方が国民の支持を受け、先を行っている。民主党政権の揚げ足を取る以外に、国民に訴えるものがなくなっているのです。といって小泉構造改革や新自由主義はブッシュ米国の失敗で矛盾が露呈し、破綻してしまっている。そこで国家主義色が漂う保守主義回帰を言い出しているのでしょう。後ろ向きな保守主義に純化するしか対立軸をつくれないところまで自民党は追い詰められているのです。ただ、これではグローバリズムが進んでいる時代に、外国排除主義的なナショナリズムが成り立つはずがない。安倍晋三元首相のように、お国のために命を投げ出す特攻隊員を称える考えが自民党支持を広げるとはまったく思えません。そもそも支持基盤が急速に崩れているうえに、保守主義への純化路線を進めたら、さらなる支持者離れは確実です」
国の予算編成権を失い、陳情や利益誘導の道を断たれた自民党からは、医師会、農協、土建業者など次々と離れている。最大の“支持基盤”だった公明党・創価学会も半身に構えだした。2年後の統一地方選挙で自民党の地方議会支配が崩れたら、完全にオサラバの姿勢だ。そこで仕方なく、「昔からの自民党支持者を固めるしかない」と、保守主義の旗を掲げるところに追い込まれたわけだが、それは自滅・自殺への道でしかないのだ。
(中略)
「自民党は過去20年間の経済政策で失敗を重ね続けた。それで国と国民生活は疲弊し、政権交代という庶民革命が起きたのです。新しい政権に文句を言ったり、批判するヒマがあるなら、過去の失政・悪政をひたすら反省し、謝罪することの方が大切ですよ」(筑波大名誉教授の小林弥六氏=経済学)
(日刊ゲンダイ 2009/12/19 掲載)
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◆暫定税率維持「国民の信を問え」 谷垣総裁らが批判
(⇒09/12/17 朝日新聞より)
暫定税率維持や子ども手当の所得制限導入などを民主党が内閣に要望したことについて、自民党は「マニフェスト違反だ」と強く批判した。一方で、公明党は一定の理解を示した。
自民党の谷垣禎一総裁は17日の記者会見で「『ガソリン価格が安定している』と言うが、選挙の時と変わっていない。なぜ選挙の時に暫定税率廃止とおっしゃったのか。国民にもう一度信を問うくらいの覚悟が必要な事態になってきたのではないか」と衆院解散を求める考えを示した。
伊吹文明元幹事長は派閥の総会で「民主党は選挙で壮大な買収公約を明らかにして議席をとった。しかし、約束通りできなかったといって、党の言っているとおりに(鳩山内閣が)やったら詐欺罪だ。そして自分たちの言うことを聞かないやつには予算をつけないという脅迫罪が加わっている」と批判した。
一方、公明党の山口那津男代表は「国民に納得のいく説明は必要だ」とするものの「結果的には我々の考え方に沿う点もある」と一定の理解を示した。
”伊吹ごときに”言われたくない!
この記事はもっとヒドイです
◆【政治部デスクの斜め書き】「私が決めます」の恐怖
(⇒09/12/20 産経ニュース)
鳩山首相とアホ太郎や福田元首相らと比べてこんな記事を書く。
「民主党の思い通りにさせたくない」新聞の脳みそはいよいよ溶けてきた!
◆【佐藤ゆかりが語る】参院選後は「いまの自民党はなくなるのかも」… (⇒09/12/20 産経ニュース)
政治は”私利私欲”の手段に過ぎず、反省も謝罪もしない。気づけば麻生や安倍など数名しか残らない小政党になっているかも^m^
[新世紀人コメント]
”分裂”だな。…中曽根・シンタロー・キッシンジャー(?)・佐藤優(彼は工作都合だろう)さらに公明党(ダイサク先生)と言った具合。
それに対し、石破・安倍・サンケー・その他親米?糟塵ペーパー。
でも利権争いなんだよな。天皇陛下の周りで闘鶏やってるというザマだ。
自民党は無くなる?…それに備えて「みんなの党」を準備しようということですな。
壁紙の張替えと例えようか(ゴキブリが這い回ってシミがつきすぎたから)? それとも、糟取り焼酎かな?…悪酔い間違いなしだ。
2 81 ±