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首相の「25%削減」宙に浮く…COP15
12月20日13時39分配信 読売新聞
鳩山首相は、温室効果ガスを2020年までに1990年比で25%削減するという高い目標を掲げ、今回の国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)に臨んだ。米国や中国などの大量排出国に積極的に働きかけたが、「25%」の目標の前提となる米中両国などを加えた新たな枠組みづくりには至らず、目標は宙に浮いた形だ。
コペンハーゲンから帰国した首相は19日夜、首相公邸で平野官房長官から留守中の国内情勢の報告を受けた。その最中、現地に残った福山哲郎外務副大臣から「政治合意がまとまった」という電話連絡が入った。コペンハーゲン出発を2時間遅らせ、議論の行方にぎりぎりまで気をもんでいた首相は、「イレギュラー(変則的)な会議で大変だったがよかった」とほっとした表情を見せたという。
首相は「カギは中国にある」と見て、現地滞在中に温家宝首相に直接協力を要請した。首相はその後、「中国はやる気だ。何とかまとめたい」と周囲に手応えを語っていたが、温首相は18日午前の非公式会合を欠席し、首相は記者団に、「(先進国と)中国との対立が際立っている」と中国への不満をにじませた。
コペンハーゲン合意では、来年1月までに各国の温室効果ガスの削減に関する目標を定め、別表に書き込むことになった。日本政府は「25%削減」の目標を引き続き堅持し、目標の前提として「すべての主要国の参加による意欲的な目標の合意」を掲げて、米中などの積極的な参加を求め続ける方針だ。
ただ、「米国の削減目標が数%で、中国は目標の数字さえ出していないのが現状だ。日本だけが来年1月の段階で突出した数字を出すのは難しいのではないか」(政府関係者)という声も出ている。
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という、読売オンライン配信の記事なんですが、見出しの
”首相の「25%削減」宙に浮く”という意味が不明なのです。
つまり、COP15が結論に至らなかったということでしょ。
EUだって、アメリカだって、中国だって、その他の参加諸国だって
みんな宙に浮いてるんでしょ。目標を掲げたのは、いいほうでしょ。
読売新聞は、現政権の失態といいたいのだろうか。変な物言いである。
自分の国の意見をはっきり述べたのだから、それはそれでいいのではないか。
宙に浮いたって、ネガティブな印象を与えるために付けたのだろうが、
よく考えると意味不明。新聞が事実を分かりにくくしてどうするのか。
新聞購読している人は、印象ではなく内容を吟味して欲しい。