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2009年 12月 20日
田村耕太郎議員は「みんなの党」向け
田村耕太郎氏、野党自民から離党1号 来夏参院選に民主から出馬も
(*クマのプーさん:「スポーツ報知」から一部転載)
来年改選を迎える、自民党の田村耕太郎参院議員(46)=鳥取選挙区=が18日、党本部に離党届を提出した。田村氏は都内で記者会見し、離党の理由や今後の所属政党を聞かれたが、問答はかみ合わずに、不可解な雰囲気で終了。複数の関係者によると、現時点では来年の参院選に、民主党から全国比例で出馬することが濃厚という。自民党が野党転落後、現職議員では初の離党者。民主党の小沢一郎幹事長(67)による切り崩しが始まったとの見方から、自民党内には動揺が広がった。
「今の自民党は私の理想とするところからかけ離れ、時代の大転換の時に変わろうとしない党のやり方には従うことができません」。記者会見の冒頭、威勢良く「離党声明」を読み上げた田村氏。しかしその後は「?」の空気が会見場を覆った。
自身が掲げる経済政策を「一番正しい」と熱く語ったが、党の執行部の評価や、具体的に何がダメだったのか?を聞かれると「ご想像にお任せする」。次期参院選は「無所属で鳥取から出る覚悟」としながら「あらゆる可能性を検討したい。そのためには(他党の)誰とでも会う」とも語った。
田村耕太郎参議院議員が、天皇会見問題の渦中で、離党。
私は、田村参議院議員は、自民党のイデオロギーには合わないと考えていたので、納得できる。彼は、金融グローバリストであるが、日本の政府ファンドSWF構想の中心メンバーであり、渡辺喜美元金融大臣とも近い。しかし、政治思想的には、自民党に根強い、旧態依然として「日本原理主義」の路線と異なる。だからといって、宏池会系ではない。
そうなると、田村参議院議員は、仮に来年の参院選で当選を機するなら、民主党か渡辺の「みんなの党」からの出馬ということになる。
当選可能性で言えば、民主党だろうが、田村参議院議員自身が、民主党の社会民主主義には相容れないはずである。そうなると、渡辺喜美の「みんなの党」に合流する可能性が高い。
自民党はリベラル・デモクラシー政党でなくなってきている以上、それに変わる新しい受け皿が必要で、それが都市型政党である「みんなの党」という位置づけになる。自民党の離党組でどれだけ民主党に合流するか、というのは興味深い。仮に自民党から政治的イデオロギー志向が弱い政治家が相次いで離党するようであれば、自民党はいよいよ・・・・。
ただ、「みんなの党」は、金融グローバリストの傾向があるので、それに注意する必要はあるのは言うまでもないが、この政党がドイツのFDPやイギリスの自由党のような政党になるかどうかは確かに注目。
田村耕太郎氏、野党自民から離党1号 来夏参院選に民主から出馬も
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20091219-OHT1T00039.htm