気候問題、国連主導限界と米紙 COP15決議でhttp://www.47news.jp/CN/200912/CN2009122001000052.html 【ニューヨーク共同】気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)で、米中など主要国が合意した「コペンハーゲン協定」が採択に至らず、協定に「留意する」との内容の決議しか合意できなかったことについて、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は19日、国連主導での地球温暖化対策交渉は限界にきたとの内容の記事を掲載した。 同紙は、参加者の多くが、協定は「温室効果ガスの中長期削減目標、拘束力のある条約の合意期限など不可欠と考える要素がない」として、非常に失望していると指摘。 さらに、温暖化対策に対する先進国、新興国、発展途上国の利害が本質的に異なるため、1992年から続いてきた国連主導の話し合いの枠組みは「機能しなくなった」との見方が強いとした。 ウォールストリート・ジャーナル(電子版)も、米国が中国、インド、ブラジル、南アフリカとの間で合意にこぎつけた協定は「冷淡な承認」しか受けなかったと指摘。 |