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2009年 12月 19日
羽毛田信吾は長州閥出身。これは小沢一郎に対して仕掛けられた平成版「宮中某重大事件」だ!
アルルの男・ヒロシです。
天皇陛下の、中国の習近平副主席との会見問題で、率先して動いた、羽毛田信吾・宮内庁長官は危険人物だ。 しかも、長州出身だ。萩の出身。山口県立萩高等学校を経て京都大学法学部卒業という経歴。
日刊ゲンダイにも出ている。
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でしゃばりすぎだよ羽毛田宮内庁長官 (ゲンダイネット)
http://gendai.net/news.php?m=view&g=syakai&c=020&no=43989
戦争を始めるわけじゃあるまいし、「天皇の政治利用」とは大げさすぎる。だが、大新聞はここぞとばかり大騒ぎだ。これでは天皇だって、15日、中国の習近平副主席と会見しにくいだろう。中国側にしたって会見のありがたみは半減だ。「友好・親善」のはずが、かえってトゲトゲしいムードになってしまった。
騒ぎをつくったのは羽毛田信吾宮内庁長官(67)だ。
官邸からのゴリ押しに負けたと、記者会見でペラペラしゃべり、平野官房長官からの電話内容まで公開。最後は「行政機関の一員として従わざるを得なかった」とグチっていたが、「行政の一員」の自覚があるなら、なぜ政権のイメージダウンになることをわざわざやるのか。せめて、会見が終了して中国副主席が帰国してから、官房長官にクギを刺せば済む話である。
ここまでロコツな官邸批判は歴代の宮内庁をみても異例。よっぽど民主党政権がイヤなようだ。
「羽毛田長官は、厚労省一筋の官僚。次官から宮内庁次長に横すべりして、小泉内閣時代の05年から長官を続けている。女性天皇容認派で、進歩派といわれていますが、出身は自民党王国の山口県であり、県立萩高校では河村前官房長官と同級生だった。自民党以外の政権なんて考えたこともないタイプですよ」(事情通)
民主党政権から皇室を守らなければと気負っているのだろうが、それで問題をこじらせては本末転倒というものだ。
(日刊ゲンダイ2009年12月14日掲載)
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この問題には長州閥の安倍晋三も民主党に批判を加える側で参加している。
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(*クマのプーさん:メールマガジンを補充転載します)
天皇陛下と中国副主席会見 断念すべき
最終変更日時 2009年12月14日
中国の習近平国家副主席の天皇陛下との会見問題について書いた一昨日のメールに、多くの方々からご意見を頂きました。
本当に沢山の方々が今の現状を憂い、会見をごり押しした鳩山内閣と小沢幹事長に怒りを感じています。
権力を持つ者は、事に当たって、「守るべきものは何か」と常に自問しなければなりません。
天皇陛下の権威は日本国の権威であり、日本の歴史、文化、伝統はその権威と共に在るといってもよいでしょう。
鳩山政権が誕生し、岡田外務大臣が陛下の国会開会式に於けるお言葉にクレームを付けました。
そして今回、自分達の利益の為に、皇室の権威を売り渡すという暴挙を平然と行い、恥じるところがありません。
左翼政権の持つ共通の特性は「傲慢さ」です。
鳩山政権には先人が築き上げ、守って来た伝統、文化、権威に対する謙虚な姿勢は微塵も感じられません。
鳩山総理が中国側に「陛下への拝謁をお望みなら、時期を改め1ヶ月前にご要請下さい」と伝えれば済む話でした。結果中国側は陛下の権威と、日本のゆるぎない姿勢をしっかりと理解したしょう。
しかし鳩山政権は無自覚に、踏み止まるべき一線からいとも簡単に後退してしまった。
陛下に関する基本的ルールすら、望めば破る事ができると中国側は受け取った事でしょう。
(*クマのプーさん:以下2行は省略してあります)
今からでも遅くはありません。
鳩山首相は陛下との会見を中国側にお断わりすべきです。
http://www.s-abe.or.jp/mailmagazine/1258
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この問題は、長州閥の宮内庁長官が主導した、宮廷クーデターの様相を見せている。
むろん、安倍の坊ちゃんが一人で動けるはずもないので、反中国を存在意義にしている、保守系団体の動きがあるのだろう。宮内庁は戦前から、長州閥の官僚と、薩摩閥の官僚に支配されており、これが長州の山縣有朋、桂太郎や、薩摩の牧野伸顕らの官僚型政治家を筆頭に、官僚主導の「皇室支配」を行ってきた。安倍のいう伝統はせいぜい、明治維新以来の百数十年のもの。それもメイドイン薩長のものにすぎない。明治時代以降に作られた神話を信じるカルトが長州閥である。
宮内官僚が握っていた様々な利権。この中には「一ヶ月ルール」も含まれていたようだ。つまり、天皇陛下の会見相手を官僚側が許認可する利権を持っていた、ということに他ならない。自民党と官僚は、その利権を民主党に奪われたので、カンカンに怒っている。
ここに長州閥の「玉(ぎょく)利用」の思考法が加わっている。「公的に発言」することが出来ない、天皇陛下のご意向を勝手に忖度して、自民党と宮内庁がやりたい放題。
数少ない天皇陛下の発言を見れば、昭和天皇は親米派の反ポピュリスト(昭和天皇は角栄が嫌いだった)であり、現在の陛下は非常に温厚な祭司であることはわかる。過激な長州閥の傾向を一番嫌うはずだ。
この論争で一番、心を痛めているのは、宮中に「かごの鳥」になっている天皇陛下ではないか。