★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK76 > 421.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://octhan.blog62.fc2.com/page-0.html
2009/12/18(金)
[政治(民主党政権)] 「天皇の政治利用」騒動〜中曽根、石原が小沢に“援軍”
バラバラな保守勢力
天皇と中国の習近平副主席の会見問題が自民党にも飛び火した。「特別会見」の実現に中曽根康弘元首相(91)が関与していた報道が出て、自民党が大慌てなのだ。「政治利用だ」と、民主党の小沢幹事長を攻撃しているのに、身内の中曽根大勲位がウラで暗躍していたのではシャレにならない。で、自民党は外務省官僚を呼び出して、「強要はなかった」と言わせていた。
それにしても驚くのは、中曽根大勲位が中国と天皇との会見実現に動いたことだ。大勲位といえば、この問題で先頭に立って小沢攻撃をしている読売新聞と深い関係。てっきり、中国と天皇の会見に反対の立場と思いきや、逆だったのだ。
中曽根事務所は「何とも申し上げられません」と答えるのみだが、日中問題に詳しい政治評論家の本澤二郎氏が言う。
「彼は靖国参拝でバッシングを受けた途端、中国重視を打ち出した“風見鶏”。国内のかつての親台派が北京に軸足を移し、米国の親日派議員もこぞって親中派にクラ替えする時代。政治活動には利権が絡むから、今回の場合も『中国をソデにしたらカネが集まらない』とでも考えたのでしょう」
さらにこの問題では16日、大の中国嫌いを公言する石原都知事まで、宮内庁批判に出た。
「皇室の行事を仕切り、自分の権威をもたそうってのはチャンチャラおかしい」「(天皇が)ご健康なら大事な人に突然でも会ってもらうことがあると思う」と報道陣に語ったのだ。小沢幹事長の考えと同じである。
「五輪招致に皇太子を送り込もうとしたのに、宮内庁に反対されて実現しなかった恨みがある」(事情通)とはいえ、日本政界の保守勢力がこうも足並みが乱れていては話にならない。しょせんは「特例会見」問題なんて、この程度の話なのだ。
自分のメールマガジンで、小沢幹事長に向かって「君、国売りたまうことなかれ」なんて書いて一人得意がっている安倍新晋三元首相が余計にコッケイに見えてくる。
(日刊ゲンダイ 2009/12/17 掲載)
--------------------------------------------------------------------------------
◆天皇特例会見:外務省「中曽根氏にルール説明」 (⇒09/12/17 毎日新聞より)
自民党は16日、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見が特例的に実現した問題を検証する緊急特命委員会を開いた。外務省の垂(たるみ)秀夫中国・モンゴル課長は、中曽根康弘元首相と今月7日ごろに面会し、会見は1カ月以上前に申請するという「1カ月ルール」を説明したことを明らかにした。中曽根氏は「よく分かった」と答えたという。垂氏は明言を避けたが、中曽根氏は政府に対し、天皇陛下と習副主席の会見を求めたとみられる。
前原誠司国土交通相は15日、「(特例会見は)元首相の方から話があったと聞いている」と述べている。垂氏はこの「元首相」が中曽根氏だとは明らかにしなかったが、「官邸からの指示があり、(中曽根氏に)説明をした」と語った。
害あって一利なしの政党「自民党」。事業仕分けしよう。
[新世紀人の感想]
今更、仕分けの御親切の必要もないだろう。
コメントの価値も無いドタバタ的有様だ。しかし、劇画的面白さが一杯だから感想は書ける。
要するに、彼らや妨害者達の「動機」は総て「利権」であり理屈は取ってつけたものだ。
マネーが動機でしかない。
烏の群れが生塵袋を互いにクチバシを尖らせて喰い散らかしている有様に似ている。
チャイナ利権を如何に喰い散らかそうかと言うテーマでしかないのだ。
そう考えれば納得であり、それ以外ではない。
面倒くさいから連立政権側は「分け前」をちらつかせてやれば少しは大人しくなるだろう。
しかし仔細に分析すれば、ナショナリズム的利権を求める利権屋と米国覇権御用達の利権屋に分かれていて、それらが互いに対立しつつあると言う事だ。
今後はこの動きは複雑化かつ活発化してゆく事だろう。
中曽根の風見鶏振りは相変わらずだ。
慎太郎は五輪絡みの対宮内庁怨念だろう。
この二人に対米追随利権屋の小泉や石破が振り廻されているのだから面白い。
プロ野球のOB達がやる試合を見ることがあるが、
彼ら利権屋達の争いを見ると、あたかも引退したプロレスラーのOB達の無期限試合のような有様で面白い。
日本の政治も「百鬼夜行的有様」が蔓延していて愉快ではないか。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E7%99%BE%E9%AC%BC%E5%A4%9C%E8%A1%8C&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=18206915685700
ひゃっき‐やこう〔ヒヤクキヤカウ〕【百鬼夜行】
1 いろいろの化け物が夜中に列をなして出歩くこと。ひゃっきやぎょう。
2 得体の知れない人々が奇怪な振る舞いをすること。ひゃっきやぎょう。「―の政財界」
[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]
2 81 +−