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2009年12月18日の「逢坂誠二の徒然日記」から、以下全文転載です。
http://www.ohsaka.jp/blog/article-309.html
2009.12.18
『逢坂誠二の徒然日記』 その1073
夜明け前、
雲のない東の空を眺めていました。
久々にスッキリとした都内の朝です。
一方、北海道は厳しい寒さが続いています。
また昨夜から今朝にかけて、
静岡、茨城で地震が発生しています。
都内でも揺れを感じています。
1)地方六団体会合
昨日、午前11時から総務省で
総務大臣・地方六団体会合が開催され
私も同席しました。
マスコミフルオープンでしたが、
以下は、その場で出された主な意見です。
====
・ 義務付け枠付けの見直し範囲が狭い
・ 交付税の復元増額が必要
・ 子ども手当は地方負担なしで実施
・ 高校無償化は地方負担なしで実施
・ 暫定税率廃止による地方の減収は補填すること
・ 維持管理費直轄事業負担金廃止のうち、
修繕を対象外とするの理解できない
・ 新政権の総務政務三役の発信に共感
・ この発信が地方議会に各議員に届くように
・ 一括交付金で責務を果たすためには
今の議会制度では駄目
・ 地域主権戦略会議で議会改革も議論を
・ 地方税収が減るため交付税増額は明らか
・ 保育料未払い世帯にも子ども手当を払うのか
・ 国地方協議の場で現場に密着した議論に期待
・ 事業仕分けは国と地方が協力して行うべき
・ 原口プラン工程表は地方意見を反映して
確実にスピード感を持って達成を
・ 自治体要望の簡素化を
・ 新しい施策は十分な自治体への説明と準備期間を
・ 道州制には反対
・ 公共事業の削減に危機感
(地方には一定量の投資事業が必要)
・ 事業仕分けで農林漁業分野が切られたが、
農林漁業のあり方を明示すべき
・ 権限委譲はしっかりと協議を
・ 公住への入居基準の緩和に期待
・ 国は削るほうが先で将来ビジョンがないから
自治体は不安になる
====
主にこんな意見が出されたと思います。
(私の聞き書きのため
誤解もあるかもしれません。)
政権に対して、
厳しい意見もあるものと思いますが、
自治体の皆さまからの、
新政権への期待を感ずる場面も多々あります。
今後ともこうした意見交換を積極的に行い、
自治体の元気を取り戻して行きたいと考えております。
それが最終的に、
国民の生活が第一の政治を
実現することになります。
2)国の元気
昨日、ある会合で、
国が元気でいるために
何が必要かを話す機会がありました。
====
国の元気の三要素
・ 経済
・ 地域
・ 生活
この三つが、
しっかりしていることが大事なのです。
さらに
経済にも二つの側面が必要です。
グローバルに
人やモノや金が、
素早くダイナミックに動く経済
(空飛ぶ経済)
地域の資源を地域で最大限活用する
じわっとゆっくりとした経済
(土地から滲み出す経済)
これまでの日本の国づくりは、
どちらかといえば空飛ぶ経済に
力点があったのかもしれません。
しかし、今後は、
「土地から滲み出す経済」と、
「空飛ぶ経済」の併存が必要です。
この土地から滲み出す経済を作り出すのが、
緑の分権改革なのです。
今日は、いよいよ、
国と地方の協議の場の
法制化に関する実務検討グループの
初会合が官邸で開かれます。
地域主権戦略の動きが本格化します。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2009・12・18 Seiji Ohsaka
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逢坂誠二(2009年12月18日 07:23:50)|徒然日記|コメント(1)|
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