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12月16日7時7分配信 西日本新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091216-00000005-nnp-l46
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は15日、市議会の一般質問に対し、元係長の懲戒免職問題で処分を効力停止とした10月の鹿児島地裁決定を無視し続けていることついて「政治家の仕事は『法律を守りました』では言い訳にならない。政治家は結果責任。いい社会をつくるためにあらゆる手段を使わないといけない」と持論を述べ、法令に背くことも場合によっては必要との考えを示した。
懲戒免職問題をめぐっては、地裁の決定を不服とした市側の即時抗告を福岡高裁宮崎支部が棄却。市側は14日が期限だった最高裁への特別抗告を断念したが、市長は元係長の復職を認めず、給与もボーナスも支払っていない。
この日は児玉賢一郎議員が「阿久根では法律を守らなくていいのか。(市長は)法令順守の模範になるべきだ」と質問したが、市長は「公務員の世界では違法行為が日常的に行われている」「模範演技をするのは難しい」と答弁。決定には従わない方針で「阿久根の例として全国に波及させる」とも語った。
児玉議員は市長のブログに障害者が差別的に記載されている問題にも触れて辞職する意思がないかも尋ねたが、竹原市長は「不信任(決議案)を出してください」と答え、2月に続く今年2回目の議会解散の可能性も示した。辞職の意思は他の議員も聞いたが、竹原市長は否定した。
=2009/12/16付 西日本新聞朝刊=