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12月18日7時7分配信 西日本新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091218-00000015-nnp-l46
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が自身のブログに「高度医療のおかげで以前は自然に淘汰(とうた)された機能障害をもったのを生き残らせている」など障害者への差別的な記載をしている問題で、鹿児島県議会は17日、竹原市長に謝罪と今後の障害者福祉への努力を求める決議案を全会一致で可決した。同県議会が市町村長の言動を非難する決議を行うのは初めて。
決議は「記述は差別としか受け取れない表現で、障がい者や家族などの心痛は計り知れない」と指摘。「市議会では謝罪を拒否し、自らを正当化する姿勢に終始しており、看過できない」と厳しく非難している。
問題をめぐっては、全国から「心を踏みつけにされた」「障害者問題を分かっていない」といった抗議の電話や電子メールが阿久根市に多数寄せられているほか、県や県議会にも福祉団体などから「どうにかできないのか」といった声が上がっていた。
竹原市長は14、15日の市議会一般質問で謝罪を求められたが拒否し「文章を全部読めば(差別でないのは)分かる。これは問題提起」「大騒ぎにしたのはメディア」などと主張。一方で報道機関の取材は拒絶し、市職員には「マスコミに答えた者は個人的見解でも責任を取ってもらう」と厳命している。
=2009/12/18付 西日本新聞朝刊=