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http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2009/12/post-ce0c.html
2009.12.17
コンウェー司令官の三文芝居
しばらくは楽しい話題を書きたいと思ってたのに、またまたまたまたニポンのマスコミのデマ報道についてツッコミを入れなきゃならなくなった。多少の偏向報道ならスルーするつもりだったのに、今日のデマ報道は、あまりにも酷すぎるから、書かずにはいられなくなっちゃったのだ。何がって?今日、16日、新聞各紙がいっせいに、アメリカの海兵隊トップのコンウェー司令官が「遺憾だ」ってノタマッたとかっていう「ヤラセ記事」を垂れ流した上に、民放各局がいっせいに、その「ヤラセ映像」を垂れ流して援護射撃して、ニポン国民に事実とは正反対のデマを広めちゃったからだ。
まず、分かりやすく説明するために、順序だてて書いてくけど、あたしは、今朝、こんな「世田谷通信」の記事をアップした。
「普天間問題先送りに米国が理解」(世田谷通信)
沖縄の普天間飛行場の移設問題について、鳩山由紀夫首相が結論を先送りにしたことに対して、米国オバマ政権の広報担当のクローリー次官補は、15日の記者会見で、「日本政府は少し時間が欲しいと言って来た。我々は日本政府の要望を喜んで受け入れる」と正式にコメントした。クローリー次官補は「我々は普天間飛行場の移設問題が日本にとって複雑な問題であることを認識している」とコメントし、日本の国内事情にも理解を示した。日本のマスコミの一部は、ローレス前米国防副次官やアーミテージ元米国務副長官など、前ブッシュ政権の保守派による発言ばかりを過剰に報道し、今回の先送り決定に対して米国が怒っているというイメージを広めようとしているが、今回のクローリー次官補のコメントこそが米国からの正式な回答なので、鳩山内閣はマスコミの雑音など気にせずに、ゆっくり時間をかけて沖縄の人たちの長年の思いを実現すべきである。(2009年12月16日)
これは、あたしが、実際にテレビでクローリー次官補の会見を見て、発言内容をキチンと確認した上で書いたものだ。ただし、クローリー次官補の発言部分に関しては、以下の「FNN-NEWS」の記事を下敷きしにしてる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、以下が、クローリー次官補の発言部分を下敷きにさせてもらった「FNN-NEWS」の記事だ。
「普天間基地移設問題「決定先送り」 米国務省、日本政府との協議を続ける姿勢強調」(FNN-NEWS)
日本政府が普天間飛行場の移設先決定を先送りする方針を決めたことについて、アメリカ国務省は15日、日本政府との協議を続けていくとして、表面的には冷静な反応を示している。アメリカのクローリー国務次官補は「日本政府は、少し時間が欲しいと言ってきた。われわれは喜んで受け入れる」と述べた。国務省のクローリー次官補は記者会見で、これまでの日米合意が最善だとして、アメリカ政府としてあくまでも、現行案の履行を求める意向を示した。そのうえで、「この問題が複雑なことは理解している」と述べ、今後も日本政府との協議を続ける姿勢を強調した。しかし、別の政府関係者は、決定先送りにより、 2011会計年度の予算にグアム移転経費が計上されない可能性などを指摘している。 (12/16 06:37)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00168444.html
何で、この記事を下敷きにしたのかって言うと、あたしが何度繰り返しても、原典にあたらずにマスコミの報道を鵜呑みにする人たちがいるので、あたしの訳だと、「新聞にはこう書いてあるのに、きっこは偏向的に訳してる」とかって言い出す人もいるからだ。だから、あたしは、あえてマスコミの報道に合わせた訳を使わせてもらった。こうしておけば、そうしたヒネクレ者も文句を言えなくなると思ったからだ。
「われわれは喜んで受け入れる」って部分は、実際には、クローリー次官補は「We'd be happy to oblige」って言ってる。これは、「喜んで受け入れる」じゃなくて、「喜んで従う」って言ってるのだ。だけど、あたしがこのまま書くと、原典にもあたらずにマスコミの報道を鵜呑みにする人たちが、「FNNは『喜んで受け入れる』って訳してるのに、きっこは大げさに『喜んで従う』なんて訳してるよ」とかって言い出すから、あえてマスコミの報道に合わせてみたワケだ。「世田谷通信」としては、小さな部分にコダワルことよりも、大マカな事実を広く報せることのほうが重要だって姿勢で配信してるからだ。
で、前置きはココまでにして、さっそくサクサクと進んでくけど、今日、ほとんどの媒体が報じたのが、以下の「共同通信」の記事だ。
「米司令官「海兵隊移転に遅れも」 普天間先送り「遺憾」」(共同通信)
【ワシントン共同】米海兵隊トップのコンウェー司令官は15日、国防総省での記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関する結論を先送りした鳩山政権の方針について「それが彼らの決定なら遺憾だ」と述べ、この影響で在沖縄海兵隊のグアム移転完了が現行案の2014年から遅れる可能性に言及した。国務省のクローリー次官補(広報担当)も同日の記者会見で、移設先修正をめぐる再交渉には応じない考えを重ねて示した。普天間移設計画が停滞した場合、海兵隊グアム移転に応じない米軍側の姿勢が鮮明となった。現行計画以外の移設先を模索する鳩山政権との間で議論が今後も平行線をたどるのは必至だ。司令官は鳩山政権の方針決定について「まだ連絡は受けていない」と前置きしながら、日米合意上、普天間移設と海兵隊グアム移転の両事業は不可分で、14年にいずれも完了すると明記されていると指摘。ただ、クローリー氏は「日本にとって複雑な課題だと分かっている」と一定の理解も示し、事態打開に向けた日米間の協議継続に意欲を示した。(2009/12/16 11:18)
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009121601000031.html
要点をゴッチャにしないように、コンウェー司令官へのツッコミは後回しにして、まずは、クローリー次官補のほうを片づけちゃうけど、この「共同通信」の記事には、クローリー次官補について、こんなふうに書いてる。
「国務省のクローリー次官補(広報担当)も同日の記者会見で、移設先修正をめぐる再交渉には応じない考えを重ねて示した。」
ようするに、コンウェー司令官が「遺憾だ」って発言したことに「重ねて」、クローリー次官補も「移設先修正をめぐる再交渉には応じない」って発言したって書いてるワケだ。だけど、あたしがクローリー次官補の会見を見た限りでは、そんなことヒトコトも言ってないどころか、クローリー次官補は、終始ニコニコと微笑んでた。さらには、誰に雇われた記者なのか知らないけど、クローリー次官補の口から、何とかニポン政府の先送り決定に対する批判的なコメントを引き出そうと、誘導的な質問を執拗に繰り返す記者に対して、苦笑いまで浮かべてた。
結局、クローリー次官補は、最初から最後まで、ハトポッポが先送りしたことへの否定的なコメントはしなかったし、それどころか、先送りしたことに対して「喜んで従う」とまで言ってるのだ。全体的なニュアンスとしては、「アメリカとしては、2006年の日米合意の通りに進んでくれたほうがありがたいが、アメリカ政府も普天間の問題がニポンにとって複雑な問題だということを理解しているので、今後も協議を続けて行きたい」って感じの会見だった。この会見の内容が、いったいどんな魔法を使ったのか知らないけど、「共同通信」にかかると、「移設先修正をめぐる再交渉には応じない考えを重ねて示した」ってことになっちゃうのだ(笑)
‥‥そんなワケで、いよいよ次は、海兵隊トップのコンウェー司令官ていうマリオネットのヤラセ映像についてだけど、まず、何よりもおかしいのが、こんな下っ端に会見をやらせることも、それを大々的に報じることも、あまりにも「後ろの人たち」の意図が見え見えだってことだ。だって、いくら海兵隊のトップだとは言え、上からの命令がなかったら何もできない立場なワケで、ニポンで言えば、小学生にも劣る恥ずかしい作文を発表して、全国を爆笑のウズに巻き込んでくれた上に、大好きな自衛隊をクビになっちゃったナントカ幕僚長みたいな立場なんだよ。そんなヤツに、何の権限があるって言うの?発言の重さから言えば、オバマ政権を代表して会見をひらいたクローリー次官補のコメントのほうが、百万倍以上も重たいんだよ。
1つだけ言えることは、もしも、クローリー次官補が、雇われ記者の誘導に乗せられて、ハトポッポに対する批判的なコメントをしてたとしたら、確実にこっちのほうがメインになって、それを補う形で、「海兵隊トップのコンウェー司令官も『遺憾だ』と言っている」とかって報道になってたってことだ。ようするに、すべては「結論ありき」で行なわれてる報道ってワケで、その「結論」が何なのかって言えば、「鳩山内閣に対する不信感を煽る」ってことなワケだ。
そして、昨日の会見で、コンウェー司令官がノタマッたことをマトメると、「ハトポッポが普天間の問題を先送りしたことはケシカラン」ってことと、「そのセイで海兵隊のグアム移転が2014年に間に合わなくなっちゃう」ってことだ‥‥ってワケで、ここで見てもらいたのが、今年の5月12日付の「琉球新報」の次の記事だ。
「グアム移転費「不足」 米司令官指摘」(琉球新報)
米海兵隊のジェームス・コンウェー司令官が、在沖米海兵隊のグアム移転計画に関連し、米側の負担額として見積もられている40億ドルでは「足りない」と指摘し、追加の経費が生じるとの認識を示していることが11日までに分かった。2014年の移転完了期限についても「期限を定めるべきでない」との考えを示し、来年2月に控える「4年ごとの国防戦略見直し(QDR)」作業の中でグアム移転計画を再検討する考えを示した。6日の米下院歳出委員会軍事建設小委員会の公聴会で証言した。コンウェー氏は「インフラ整備や訓練関係などさまざまなことを考えるともっと多くの資金が必要だ」と述べた。景気対策を優先するオバマ政権は、国防費を削減する姿勢を鮮明にしている。コンウェー氏の指摘通り、グアム移転経費がさらに増えれば、日本側が新たに負担を求められる可能性もある。日米両政府は2月、グアムでの施設建設のために28億ドルを日本側が負担すると定めたグアム移転協定を締結。参院外交防衛委員会は12日、同協定の承認可否を採決する。コンウェー氏は移転完了時期について「グアムでの施設の完成時期を2014年と定めるべきではない」と述べ、移転の遅れを含め完了時期はこだわるべきではないとの見方を示した。海兵隊のグアム移転は、普天間飛行場代替施設の県内移設や嘉手納基地より南の基地の返還と一括実施(パッケージ)とされているため、グアム移転の実施時期がずれ込めば、嘉手納基地より南の基地返還など沖縄の負担軽減の実現も大きく遅れることになる。(2009年5月12日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-144393-storytopic-3.html
どう?このコンウェー司令官て、わずか半年前には、2014年までのグアム移転に対して「期限を定めるべきでない」「移転の遅れを含め完了時期はこだわるべきではない」って反対してる上に、2006年の日米合意案についても納得してなくて、来年の2月にある「国防戦略見直し」で、「グアム移転計画を再検討すべき」だって言ってたんだよ。昨日の会見で言ってることと、思いっきり正反対じゃん。たった半年前に、こんなこと言ってたオッサンが、誰に頼まれたのかオオカタの想像はつくけど、まるで手のひらを返したように、「ハトポッポが先送りなんかしたセイで、グアム移転が2014年に間に合わなくなっちゃう!」と来たもんだ。聞いてるほうが恥ずかしくなってきちゃうよ、まったく(笑)
ようするに、これこそが、コンウェー司令官の「本心」なんだよね。だけど、ずっと前から仲良しの自民党の防衛族の面々から頼まれたもんだから、こんなバレバレの「ヤラセ会見」をひらいちゃったんだよね。あ〜〜〜恥ずかしい‥‥ってワケで、恥ずかしツイデに、もう一丁、コンウェー司令官の爆笑ネタをお送りしよう。
「総領事「米軍再編そのまま実行」 司令官発言を否定」(共同通信)
米海兵隊トップが在日米軍再編計画を見直す可能性に言及したことについて、ケビン・メア駐沖縄総領事は8日、那覇市での講演会で「米政府は米軍再編をそのまま実行する。日本政府と再交渉する提案はないことを強調したい」と否定した。米海兵隊のコンウェー司令官は4日の上院軍事委員会の公聴会で、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設や海兵隊員のグアム移転などの米軍再編について「検討に値する修正案がある」と証言。グアムでの訓練環境や普天間移設に伴う基地機能維持への懸念、移転費用が見通しよりも膨らむ点などを挙げ、「よく検討し日本側と交渉する」必要性を指摘した。メア総領事は7月に沖縄を離任し、米国務省の日本部長に就任する。(09/06/08)
http://mediajam.info/topic/928260
これは、前の記事から1ヶ月後、今年の6月8日の「共同通信」の記事だけど、「共同通信」が今日の記事みたいに魔法を使わずに、ホントのことを書いてると仮定して読んでみると、コンウェー司令官は、2006年の日米合意案に対して、やっぱり納得してなかったのだ。それも、反対の理由に「グアムでの訓練環境」や「普天間移設に伴う基地機能維持への懸念」をあげてるんだから、この合意案の「枝葉の部分」じゃなくて、「根幹に関わる部分」をすべて否定してることになる。つまり、現行案をチョコチョコっと修正すれば済むとかって話じゃなくて、根本的に計画を見直さなきゃダメだって言ってたのだ。それも、現場を知る海兵隊のトップが言ってたんだから、これこそ、誰の言葉よりも重たいだろう。
そして、その海兵隊のトップが、日米政府が進めて来た2006年の合意案に「NO!」を突きつけて、「もっといい案がある」って上院軍事委員会で発言してたワケで、さらには、「よく検討し日本側と交渉する」とまで言ってたワケだ。これって、今、ハトポッポが言ってること「そのもの」じゃん。ハトポッポは、「2006年の合意案を見直して、もっといい案はないか協議して行きたい」って言ってんだよ。ようするに、コンウェー司令官の本心は、ハトポッポの提案を大歓迎してるってことじゃん。
それなのに、嗚呼それなのに、それなのに‥‥って、ヒサビサに五七五の俳句調で嘆いちゃうけど、何の因果なのか、ハタマタ、誰の圧力なのか、本心とは正反対の「ヤラセ会見」なんかを演じさせられちゃうなんて、なんて気の毒な飼い犬なんだろう。そして、この忠実な飼い犬を黙らせたのが、記事にあるように、「平成の悪代官」こと、ケビン・メアだ。この大バカは、町の真ん中にある普天間基地の危険性について、「基地の近くに家を建てたお前らのほうが悪い」ってノタマッたことでもオナジミだ。そして、この大バカは、自民党の防衛族たちとベッタリ癒着してるし、さらには、ニポンの軍需企業ともベッタリ癒着してる。ここまで書けば、コイツがコンウェー司令官の提案を一蹴して、意地でも現行案にコダワル理由がよく分かるだろう。
そして、コンウェー司令官の提案を封殺しただけじゃなくて、現行案に反対してるコンウェー司令官に本心とは正反対の「ヤラセ会見」までさせちゃうんだから、今回の5000億円の飛行場建設が、どれだけ多くの守銭奴どもの利権にからんでるのかってことがよく分かる。そして、その片棒を担いでるのが、ニポンのマスコミの皆々様ってワケだ。さっき、テレビのニュースで見たんだけど、コンウェー司令官が、用意された台本通りにハトポッポの先送りを批判してる映像を長々と流して、ご丁寧に「遺憾だ」っていう大きなテロップまで入れて、タップリと時間を割いたあとに、ホンの5秒ほどクローリー次官補の映像を流しつつも、カンジンの音声はいっさい流さずに、アナウンサーが「クローリー次官補も同意見」的にマトメてた。もちろん、クローリー次官補が、ハトポッポの先送りに対して「喜んで従う」って発言したことなんて、1ピコグラムも報じなかった。
‥‥そんなワケで、ここまで読んでくれば、今回の新聞やテレビの報道が、事実とは大きく違ってるってことが一目瞭然だと思う。だけど、これほどまでにバレバレの三文芝居でも、全国の新聞とテレビがいっせいに報じれば、悲しいかな、多くのニポン人は信じ込んじゃう。そして、99%以上の人たちは、実際に自分でクローリー次官補の会見の映像を探して見てみようとはしないし、仮に探して見てみたとしても、画面の下に流れるテロップの文章を鵜呑みにしちゃう。これじゃあ、コンウェー司令官にヤラセ会見を命じた「後ろの人たち」の思うツボなのに‥‥ってワケで、今日は、最後に、今回のニポンの報道の異常さに的確なツッコミを入れてるカナダの「Peace Philosophy Centre (平和教育団体)」のエントリーをご紹介して、終わりにしようと思う今日この頃なのだ。
「普天間返還問題」(Peace Philosophy Centre)
日本のメディアは横並びで「海兵隊トップのコンウェー司令官は普天間先送りを「遺憾」」としたと報道している。「国務省のクローリー次官補(広報担当)も同日の記者会見で、移設先修正をめぐる再交渉には応じない考えを重ねて示した。」(共同)このクローリー氏と「マット」と呼ばれる記者のやり取りを見てほしい。「再交渉に応じない」などとはどこにも書いていない。まず 「I will defer to the Government of Japan to describe its position」(日本政府にその立場を表明することを任せる)と始めている。2006年「ロードマップ」に沿う意向、引き続き協議を重ねる姿勢、沖縄の問題が複雑で日本側にも時間が必要なことに対する理解を示し、最後には「We'd be happy to oblige.」((日本側がもっと時間が必要というのなら)喜んで従います)とまで言っているのだ。「任せる」から始まり「従う」に終わったこの話のどこから「再交渉に応じない考えを重ねて示す」という、あたかも強硬的な態度を取ったかのような解釈ができるのだろうか。そして、この、何か収穫(日本政府の普天間決定延期に対する否定的な反応)を持って帰らないと奥さんに殺されるといった勢いの記者は一体何者か。その「奥さん」は誰なのか。心当たりのある人は教えてほしい。そして、国務省を代表したクローリー氏から期待したような否定的な答えがどれだけ必死に誘導尋問を試みても得られなかったため、海兵隊の司令官の発言を引っ張ってきてこれがアメリカ政府を代表した意見のように演出している日本の横並びメディアたちは一体何なのだろう。
http://peacephilosophy.blogspot.com/2009/12/futenma-air-station-relocation-issue.html