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鳩山由紀夫首相は16日夕、国連気候変動枠組み条約第15回
締約国会議(COP15)に関連して「国益も大事だが、地球益も
大変大事だ。(温室効果ガス25%削減は)産業界も大変驚いたし、
苦しんでいるところがあるかもしれないが、必ず乗り越えられる」と
述べた。首相官邸で記者団に答えた。(抜粋)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091216/plc0912161904023-n1.htm
−−明日からCOP15に行く。日本の拠出額の積み増しという
一部報道もあるが、具体的にどういった金額を提示しようとしているか。
温室効果ガス25%削減や鳩山イニシアチブを訴えてきて、今回の会合で
どういったことをしようとしているか
「はい、まず、COP15に関しては、言うまでもないんですが、国益も
大事です。しかし、地球益というものも大変大事で、えぇ、人間があるいは
生命体がこの世の中から、生きられなくなったということになれば、とても
とても、それは大きなコストを払うことになります。そうならないうちにね、
われわれとして、どの程度のコストをみんなで負担しながら、この地球を、
もっと人間や生命体に生きやすい地球に戻そうじゃないかと。その努力が今、
行われている最中です」
「その中で当然、日本としての役割も、地球益のなかで、国益も
踏まえて頑張ろうじゃないかと。日本は言うまでもありませんが、
大変、技術力で今日まで国を栄えさせてきた国です。で、世界に
向けて、『日本あるぞ』という思いを導いていくために、私はかなり
大胆な提案をした。そのことで、産業界も大変ある意味では驚かれたし、
苦しまれているところがあるかもしれません。しかし、必ずこれは
乗り越えられると思います」
「また、鳩山イニシアチブ、途上国の皆さんがですね、やはり、
『先進国何やってるんだ』と。あるいは、主要排出国もっと頑張れという
メッセージを出していくなかでですね、われわれ、途上国の皆さん方も、
しっかり一緒にやろうじゃないかというそのメッセージを日本を中心に、
日本がそれなりのリーダーシップを見いだしてですね、このCOP15を
成功させなきゃならない。そう思ってます。その意味での、鳩山
イニシアチブを有効に使いたい」
「したがって、今まで以上にと明言したわけですから、今まで以上の努力を、
資金的な手当でも、行うことも考えていきたい。まだ、額を明らかにすると
いう状況ではありませんが、そういうことで、途上国に対しても、『日本が
頑張ってるぞ。どうぞ皆さん、一緒に頑張ろうじゃないですか。先進国も
まだまだ不十分な結果で、頑張ろうじゃないですか』というメッセージを
日本が出し続けることが、国益そして地球益になる。そう思っていますから、
明日から頑張っていきたい。そう思います」(以上)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091216/plc0912161911024-n2.htm
(関連)
日本政府、「鳩山イニシアティブ」で途上国に1兆円超(先進国全体のおよそ4割)を支援へ…COP15
・デンマークで開かれている温暖化対策をめぐる国連の会議、COP15で、
焦点の一つとなっている発展途上国への資金援助について、日本政府は、
百数十億ドル、日本円で1兆円を超える規模の資金を拠出する方針を固め、
16日にも発表することにしています。
COP15は、15日も非公式の閣僚級会合が行われましたが、先進国と
発展途上国の対立は依然解けず、交渉は難航しています。こうしたなか、
交渉の焦点の一つとなっている途上国の温暖化対策に対する資金援助の
額を盛り込んだ「鳩山イニシアティブ」について、日本政府は、すでに
表明しているおよそ90億ドルを増額し、2012年までの3年間に
あわせて百数十億ドル、1兆円を超える規模の資金援助をする方針を
固め、16日にも発表することにしています。途上国への資金援助に
ついては、先進国は2012年までにあわせて300億ドル、2兆
7000億円が必要だという見解でおおむね一致しており、EU=
ヨーロッパ連合は、このうち9400億円を拠出することを決めました。
日本の拠出額はこれを上回り、先進国全体のおよそ4割を占めることに
なります。COP15は16日から公式の閣僚級会合が始まりますが、
依然として先進国の削減目標や途上国の対策の強化などをめぐって対立が
続いており、日本が資金援助額を上積みすることで政治合意に向けた交渉を
促進したい考えです。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014435583000.html
(コメント)
事業仕分けで重要なのも削ったあれはなんだったんでしょう。
「国民の生活が第一」じゃなかったんですか?