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天皇会見 政治問題化はおかしい (北海道新聞 社説)
http://www.asyura2.com/10/senkyo76/msg/259.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 12 月 15 日 17:54:31: twUjz/PjYItws
 

(回答先: 小沢一郎氏の正論を批判する低劣なメディア(植草一秀の『知られざる真実』) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 12 月 15 日 13:16:54)

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/205487_all.html

社説

天皇会見 政治問題化はおかしい(12月15日)


 中国の習近平国家副主席は、きのうの鳩山由紀夫首相との会談に続き、きょう天皇陛下と会見する。

 それに対し、天皇の政治利用ではないかという強い批判が噴き出してきた。

 外国要人の天皇会見は1カ月前までに申し入れるという慣例を逸脱している−との理由による。

 冷静に考えてみたい。内閣は自らの責任で会見を受け入れた。

 確かに、公式な要請が届いたのは会見まで3週間もない11月26日だった。宮内庁は「ルール違反」として断る意向を伝えたという。

 それでも中国は「ぜひに」と、繰り返して会見を求め、最後は鳩山首相の決断で決まった。

 問題があるとすれば、陛下の健康不安である。公務の負担軽減には内閣も配慮しなければならない。

 だが「1カ月ルール」は絶対条件だろうか。少なくとも内閣の意思より優先するものではない。

 ただ、内閣の意思決定は遅れた。不手際として反省すべきだ。羽毛田信吾宮内庁長官が政府に対する不満を語ったのは異例だろう。

 自民党は「天皇の政治利用だ」と反発している。政府の一部にも「今からでも会見を中止する方がいい」との声が公然と出てきた。

 しかし、首相は「日中関係を発展させる意味があり、判断は間違っていない」と強調している。

 中国の国家指導者が来日して天皇に会う意義は大きい。日本と中国の経済関係は切っても切れないほど深まってきた。政治や文化、国民間の交流も着実に前進している。

 胡錦濤主席も副主席当時に天皇と会見した。有力後継候補の習副主席にも中国が同じ対応を求めてくることは予想できたのではないか。

 天皇と外国賓客の会見は、いわゆる「公的行為」として、自民党政府が長く推進してきた。

 外国訪問と同様、国事行為ではないものの「象徴の行為として、内閣が責任を持つ」と、歴代の内閣や宮内庁幹部が答弁している。

 国事行為に準ずるとみてよい。憲法は国事行為を「国民のために」と明記している。同じ見地で会見に応じた内閣の判断は妥当だろう。

 むしろ、会わない理由をこじつける方が難しいのではないか。

 中国側の強い希望は、天皇を日本の元首と受け止めているためだ。諸外国にそう思わせてきたのは、ほかならぬ自民党政府だった。

 ここは習副主席を歓迎し、天皇会見を日中の親善に役立てていく方が大人の対応と思える。

 ただし、天皇の負担軽減は国民的課題である。1カ月ルール運用の検討もその中に含まれるだろう。


 

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コメント
 
01. 2009年12月15日 18:57:55
御用新聞見苦しいな。
単なる地元首相ひいきの田舎新聞なのかもしれないが。

02. 2009年12月15日 19:13:03
北海道新聞は納得できる内容の社説をのせた。中央新聞にとってかわれ。

03. 2009年12月15日 19:44:58
まともな新聞もあるのね。
北海道新聞購読しようかしら。

04. 2009年12月16日 04:25:18
どちらが御用新聞なのか。中央紙、とくに産経は無用の存在。

首相は会社でいえば社長、宮内庁長官の言動は一部門長がその社長の決断にたてついたことになる。
会見を断ることが日本の国益にかなうとでも思っているのか。
天皇の健康不安など、日頃気にしていない(週刊朝日の編集長もそう言ってる)くせにこんなときにだけ利用しやがって…。


05. 2009年12月16日 15:37:05
04
合うことが国益にかなうとでもおもっているのか?
尖閣諸島や東シナ海での油田採掘等日本の領土侵略しやがって、今回の会見だって
あの中国人の国内での泊付けに天皇を利用したのに過ぎない、あいつらに日本との友好なんて考えありゃしない。
結局中国の圧力に屈した日本というイメージを世界中に発信しただけ、国益を損なうこと甚だしい。
週刊朝日なんてのは新華社の日本支社みたいなもんで胡錦濤の尻尾だね、中国批判なんて出来るわけない。

06. 2009年12月16日 21:52:15
筋のある主張は、読んでいて清清しい。
世に問うと云う新聞社の気迫を感じる。
拍手

07. 2009年12月17日 10:42:57
政治利用の意味

反小沢勢力が、小沢氏を失脚させるために、天皇陛下を利用すること。


天皇陛下は笑っておられます。


08. 2009年12月17日 16:17:52
かなり偏った?意見の人も居ます。
   ↓
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/336549/

15日付の朝刊各紙は、第1面で大々的に≪小沢−羽毛田≫論争をとりあげていた。

 天皇陛下の習近平中国国家副主席との「特例」会見が、「天皇の政治利用」につながるかどうかが論点である。筆者は、これは民主党の小沢一郎幹事長と鳩山由紀夫内閣の「天皇の政治利用」だと断ずる。羽毛田信吾宮内庁長官は、国家行政組織法で授権された国家公務員としての任務、すなわち、天皇陛下のご健康を気遣い、一視同仁、政治外交上の中立性を守るべき天皇をお守りする任務を遂行した人物で、記者会見で一党の幹事長に、怒りに任せて公然と辞表を出せといわれる筋合いはない。

関連記事
天皇との特例会見 政治利用まだ気づか…
国事ではなく「公的行為」 「不勉強な…
記事本文の続き 以下、政治利用と断ずる、その理由を列挙したい。

 1、まず一政党の幹事長に宮内庁長官の罷免権はない。いかに役人嫌いであるからといって、天皇の信任を受けている同長官への悪口雑言は、天皇に対しても非礼である。宮内庁長官の任免は、天皇と内閣総理大臣のなすべきことであり、一政党の幹事長が記者会見でいうことではない。

 ≪「国事行為」の理解に誤り≫

 2、小沢幹事長は記者団に「憲法、読んだこと、あるのか」と礼を失する発言をした。確かに、日本国憲法第7条「天皇の国事行為」の項には、「天皇は内閣の助言と承認により、国民のため左の国事に関する行為を行う」とあり、憲法改正、国会の召集、衆議院解散など10項目が限定列挙されている。外交に関しては第8項「批准書や外交文書の認証」と第9項「外国の大使及び公使の接受」だが、要人との会見は明記されていない。

 今回の習副主席はもとよりオバマ米大統領をはじめ外国の元首、首相などと天皇との会見は「国事行為」ではなく皇室外交の国際礼譲であり、さらにその助言役は宮内庁の羽毛田長官である。今回の会談を「内閣の方針」による「国事行為」ということこそ、不勉強による誤りである。

 3、「1カ月ルールは誰が決めた。法律に書いてあるか」「内閣の決定したことに反対なら辞表を出してから、ものを言え」という小沢幹事長の羽毛田氏非難も多分、国民はその傲慢(ごうまん)で高圧的なもの言いぶりに反感を抱いたと思う。宮内庁への全国各地からの羽毛田氏支持の声はFAX、電話など1日で1千件を超したという。

 4、最も妥当性を欠くのは、「天皇の体調がすぐれないなら、優位性の低い行事はお休みになればよい」という発言だが、鳩山総理もこれを支持したという。その大小の決定をするのも内閣なのか。では問うが、中国は大国だからルールに反してもよいが、小国なら接受しなくてもよいのか。身体障害者施設や老人・児童施設への行幸(ぎょうこう)は、大きいことなのか、小さいことなのか。

 両陛下の国民をおもいやる優しい心からみれば、また皇室のため、内閣のためにも「大きなこと」ではないのか。この発言も、大小、強弱を問わず何事も公平にという両陛下の大御心(みこころ)にそわぬものと心得る。この点、国会開会式に「もっと思いが入ったお言葉を」といった岡田克也外相の発言にも、天皇の政治利用の下心を感じさせられた。

 ≪対米関係にも悪影響≫

 5、習副主席が天皇に会うことは東アジアの平和と繁栄のために良いこと、と筆者も思う。だが、そんな大きな外交日程がなぜルール通り1カ月前に決められなかったのか。そこに、600人を率いて行われた小沢訪中とのパッケージ・バーター外交ではないかとの疑念を禁じ得ない。

 中国が天皇を政治外交に利用したいと考えていることは、江沢民前政権以来、明々白々である。そこへ大訪中団を率いて訪れ、国賓並みの歓迎を受け、このパッケージ外交で迎合したのではないだろうか。報道によれば、小沢幹事長は「解放軍の総司令官だ」と自己紹介したという。自民党から「解放」したというつもりなのだろうが、アメリカはそうは思わない。アメリカの占領からの解放ととり、不快感を強めるだろう。

 143人の現役議員全員に、1人1秒足らず、胡錦濤主席と握手させ、写真を撮らせる演出は、まさに宗主国に恭順する近隣国の“朝貢の図”で、誇りある日本人の正視に耐えない。そうすると、先月中旬、学習院大学ホールで上演された中国人民解放軍総政治部歌舞団のオペラを、お忍びで皇太子殿下が観劇したのも、このパッケージの一部だったのかとかんぐりたくなる。総監督の人気オペラ歌手は習副主席の妻だからだ。

 小沢氏の記者会見は、いい気分で凱旋(がいせん)した日本で小役人が反抗したことへの怒りの表れと思うが、天皇を戴(いただ)くのは日本の2千年の政治の知恵であり、世界に比類のない国体である。平時は「権威」として政治に関与せず、民族の存亡にかかわる重大な時に、国民統合の象徴としてお力を発揮していただくというのが筆者の見解だ。ゆめゆめ一内閣の外交、ましてや党利党略に乱用することは許してはならない。(初代内閣安全保障室長・佐々淳行)

09. 2009年12月17日 19:08:32
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10. 2009年12月17日 21:16:56
 今回の一件で皇室と小沢さんと中国がより密接な関係になったのは誰が見てもわかるところだね。


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