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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu205.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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オザワは、日本の真の独立をめざしています。日本が真の独立を
果たすためには、アメリカの従属から脱することが先決としています。
2009年12月13日 日曜日
◆日本からの関心度低下が際立つアメリカ 2008/02/11 米国在住ビジネスコンサルタント 鶴亀彰
http://mediasabor.jp/2008/02/post_323.html
日本から訪れたジャーナリストが「最近日本ではアメリカの人気は落ちており、関心の度合いも減っている」と言う。旅行会社で働く友人も「旅行先としてアメリカはあまり魅力がないと捉えられている」と嘆く。実際に商務省の中のOTTI(Office of Travel & Tourism Industries)が纏めた2007年の世界各国からのアメリカへの訪問者数統計にもそれははっきりと表れている。
アメリカへの訪問者数のトップ20ケ国のリストの中で日本はカナダ、メキシコ、英国に次ぎ、訪問者数296万2千8百75人で第4位ではあるが、ここのところ減少が目立つ。トップ20ケ国の中で他の19ヶ国が全て数を増やす中で、唯一日本だけが2006年より4.1%減っている。それとは逆にインドなどは43.1%、フランスは27.5%、中国は18.2%、韓国は7.3%と伸び続けている。
旅行客だけではない。アメリカの大学で学ぶ留学生や研究生の数も、そして移民の数も日本からは減少の傾向にある。アジアからは中国や韓国、インドなどがうなぎのぼりに増えている。私は日本のメディアに責任があるのではと感じている。
確かにブッシュ大統領になってからのアメリカはアフガン戦争にイラク戦争と、世界における不人気の原因を作り出している。巨大国アメリカの凋落を語る人も少なくない。クリントン政権から引き継いだ頃のアメリカは「ローマ帝国」に例えられる程、唯一の大国だった。しかしブッシュ大統領の「テロリストとの戦い」優先が、いまでは「コーナーに追い詰められたよれよれのボクサー」にしてしまったとの意見を吐くアメリカ人議員もいる。
その間に石油など天然資源の高騰でロシアは経済力を高め、世界一の人口を誇る中国も躍進を続けている。またインドも伸びつつある。相対的にアメリカのパワーが落ちているのは事実であり、その傾向はこれからも続くだろう。(後略)
◆「独立」へ、不言実行―小沢流アメリカ離れの術 12月12日 生き生き箕面通信
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/e1d0a7a29d2d5f50f3c4bb8e8b656dfb
小沢一郎・民主党幹事長ご一行様600人が10日、中国を訪れました。午後には早速、最高指導者の胡錦涛・国家主席と会談し、民主党と中国共産党との党同士の交流強化を確認しました。
日米関係が、普天間基地移設問題できわめて険悪な状態に陥っている中での訪中ですから、アメリカには「小沢は(アメリカより)中国重視」と映ったことでしょう。
オザワは、日本の真の独立をめざしています。日本が真の独立を果たすためには、アメリカの従属から脱することが先決としています。そのために一時期、日米関係が険しくなるのは止むを得ないという立場です。
それにしても600名の大名行列。前から準備していて、たまたまこの時機にぶつかったわけですが、アメリカは「意図的できわめて悪質」と判断せざるを得ないシグナルと受け取ったはずです。アメリカがかつてこれほど軽んじられたことは覚えがないだけに、怒り心頭でしょう。軍事面だけでなく、さまざまな分野で影響が出てくるかもしれません。
しかし、このくらい”手荒ら”でなければ、あるいは緊張を覚悟してでなければ、独立は達成できないのも事実です。
新聞は相変わらず、「アメリカとことを構えるな」との観点からばかり論じています。「日米安保が機軸」のお題目を唱えるだけで、それがいまの世界史の流れの中でどのような意味合いになってきているのか、検証はしていません。「55年体制」の感覚から抜け出ることができないお粗末さ。見方を変えれば、それほどアメリカからのマインド・コントロールが染み付いてしまっているともいえます。
日本のジャーナリズムに必要なことは、世界がどちらの方向に進むのが正しいのか、自ら判断することではないでしょうか。決してアメリカの目を通して世界を見ることではないはずです。
普天間に象徴される米軍基地問題などは、アメリカの下請け自衛隊を前提とする「安全保障観」ではないでしょうか。
オザワは、日本の転換を「政策行動」で実行してみたうえで国民の判断をあおぐ、というやり方にいまのところ徹しています。本当は、政治家たるもの、言論で説明し理解を求めることで賛同者を増やしていくことが民主主義ですが、あえて「男は黙って勝負する」を通しています。「いくら説明しても分かってもらえない。ただ批判のための批判が増えるだけ。なら、やるっきゃない」の心境なのです。(後略)
◆839 :闇の声:2009/12/12(土) 20:52:23 ID:YyD6z2yb 2ちゃんねる
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1260093809/801-900
だから、鳩山が仮に安保廃棄を視野に入れたアメリカ離れ政策に踏み切ったとしても
国民のかなり多くは客観的に捉え、どこか遠いところで揉めている話だとしか
考えないだろうと何人かの専門家は見ている。
実際、アメリカの調査機関も動いているらしいが、日本人がアメリカをそれほど
重要視していないし、身近な存在だとも捉えてない事に衝撃を受けたとも聞いている。
では、中国や韓国はどうなのかと言えば、これもそれほどではない・・・ただ、距離は近いから
その分時々行きたいところですね程度で、海外情勢に疎く、しかも無関心な日本人像が浮かび上がるとか。
だから今度の問題も、恐らく何となく悪い方向には行くが、それも遠いところの話ですと
自分の中で片付けてしまい、それ以上踏み込んで考える事はせず、いずれ戦争はなくなるんだから
安保が無くなって基地が無くなるのは平和への第一歩でめでたい事だとしか
感じないだろうと思っている。
それ故、世論調査も支持率はさほど落ちる事はないし、落ちたとしても60は切らないだろうと
考えている・・・メディアはまださほど民主党を叩いては居ない。
(私のコメント)
金の切れ目が縁の切れ目という言葉がありますが、日本からアメリカへの旅行客や留学生の減少など人的な交流も減り、経済的な交流もトヨタやパナソニックの業績などもアメリカへの輸出が大幅に減ってその他の地区の業績が伸びている。アメリカはもはや以前のように世界から物を買うことが出来なくなり、以前のレベルに戻る事はないだろう。
このような状況から日本のアメリカ離れが起きるのは必然であり、アメリカがダメなら他の市場を開拓していかなければならない。これからドルを買い米国債を買っても売るに売れないということになると買う意味がなくなる。以前はドルを買い米国債を買えば沢山輸入してくれたが、失業者が増えカード破産が増えては買いたくても買えなくなる。
日本のマスコミは気が狂ったかのように「アメリカ様がお怒りだ」と書きたてているが、国民の反応は鈍い。それだけ日本国民のアメリカ離れが進んできたからなのでしょうが、アメリカの進めてきた金融立国政策の破綻は、アメリカに付いて行けば大丈夫といった神話が崩れ去ってしまったようだ。
日本としてはアメリカ市場がダメなら他の市場を開拓していかなければなりませんが、中国市場は経済成長が著しく商売相手になりそうだから自動車メーカーや家電メーカーが中国進出を進めている。もちろん中国市場はアメリカ市場と商売の仕方を変えなければなりません。中国もアメリカ市場がダメになったので日本などに輸出を増やす必要がある。
このような状況で日本から小沢訪中団が訪れましたが、国会議員を含めた600人の大訪中団だ。胡錦濤も国会議員一人ひとりと握手するなど異例の歓迎ぶりだ。まさに日中蜜月時代であり小泉政権時代とは大きく変わってきた。このような状況をアメリカはどのように見ているのだろうか?
知らず知らずのうちに日本国民のアメリカ離れが進んで、中国の存在が大きくなってきた。このような状況でアメリカのオバマ大統領が「21世紀は米中が作る」と発言すれば、日本も中国を重視すると言ってもアメリカは文句が言えない。これはニクソン訪中で米中関係が大きく変われば、田中角栄がアメリカよりも早く中国と国交を回復したのと構図は似ている。
アメリカとしてはこれ以上日本との関係を拗らせれば日米の同盟関係も希薄化に向かうだろう。鳩山首相のもともとの持論は駐留なき安保であり、小沢幹事長も「第七艦隊で十分」と言う発言でも分かるように駐留なき安保論者だ。これに対してアメリカはマスコミを総動員してアメリカが怒っていると書き立てますが、沖縄の世論と日本全国の世論のズレはあまり無い。
今でもアメリカがダントツの経済大国であり軍事大国であることは間違いが無い。しかし経済ではEUの方が大きくなっているし、軍事においてもイラクやアフガンで見せているようにアメリカの軍事力はゲリラ戦争向きではない。核戦争の時代ではダントツの軍事力を持っていても使えないわけだから意味がないわけだ。
このように経済でも軍事でもアメリカは限界を見せているのであり、変わらなければならないのはアメリカだ。アメリカはスペインに対してもメキシコに対しても日本に対してもベトナムに対しても先に攻めさせて戦争にしてきた。911のテロもそうなのでしょうが、サダムフセインはテロとは関係が無かった。だからアメリカは世界から批判されているのであり、日本のアメリカ離れの一因もそこにある。
オバマ大統領によればアメリカの行う戦争は「正しい戦争」だそうですが、アメリカは年がら年中戦争をしている。戦争をしていないとアメリカのような超大国は一つに纏まり切れないからですが、ロシアや中国も同じような傾向がある。戦争によって超大国になった国は戦争によって没落していく。ソ連もアフガン戦争が致命傷になりましたが、アメリカもアフガン戦争が致命傷になるだろう。
「株式日記」はアメリカや中国の悪口を書けば限が無くなるのですが、日本は米中の狭間にあってアメリカと中国との関係には注意を払う必要がある。アメリカは落ち目のヤクザであり中国はいまや飛ぶ鳥を落とすほどの勢いのヤクザだ。日本という島を守るには米中を対立させておかなければ危険だ。米中が一つになれば日本は潰されるだろう。それがヤクザの掟だ。
それを考えれば小沢一郎が仕掛けた事は危険な賭けですが、日本は中国と手を組む事でアメリカは日中に裏切られるのではないかと疑心暗鬼になる。アメリカは民主党政権を潰しにかかるだろうが、国民世論はどう動くだろうか? 「株式日記」のコメント欄にも工作員が書きたてていますが、平和ボケした日本人には効き目が無いようだ。
オバマ大統領のノーベル平和賞受賞演説