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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu205.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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民主党四人組、小沢、鳩山、平野、岡田らによる天皇政治利用に抗議する。
習近平はウイグル弾圧の責任者であり、ウイグル人釈放を求めるべきだ。
2009年12月12日 土曜日
◆中国の習近平副主席、天皇陛下と会見へ 異例の直前決定 12月11日 朝日新聞
http://www.asahi.com/politics/update/1211/TKY200912110264.html
14日に来日する中国の習近平(シー・チンピン)国家副主席が天皇陛下と会見することが11日、分かった。外国要人の天皇との会見は通常、1カ月前に調整する必要があるが、中国側から日程が伝えられたのは11月下旬。政府関係者によると会見は見送られる方向だったとされ、異例の変更となった。
胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席が1998年に副主席として来日した際、天皇陛下と面会した。このため中国側は、胡氏の有力な後継候補とされる習氏にも同様の対応を求めていたという。
平野博文官房長官は11日の記者会見で、「官邸としては、政治的に日中関係は非常に重要であるということからぜひお願いできないかと申し上げた」と語った。鳩山由紀夫首相から指示があったという。天皇陛下の政治利用にあたるのではないかとの質問に平野氏は、「中国の要人が来るということでお会いしてくださいというのは政治利用でも何でもない」と説明した。
◆習近平(上海閥)ごり押しの真意 12月11日 平御幸
http://blog.goo.ne.jp/efraym/e/a07d853175d838dc25ae01957aed478b
このニュースが伝わって、掲示板ではいろいろな憶測がなされています。折しも、小沢代表が徒党を組んで、中国へ尻尾を振りに出向いている時です。これは、中国から小沢に働きかけがあったと見るのは簡単ですが、問題はその中身です。何のために中国のナンバー2が天皇陛下に会いたがるのか?
この疑問に対する回答は、習近平国家副主席が上海閥である事に集約されています。上海閥と言えば、1998年11月26日に行われた天皇主催の宮中晩餐会の席上、天皇陛下に無礼を働いた江沢民の一派です。江沢民は日本を属国扱いする金印を贈ろうとして侍従に止められたそうですが、その後継者が厚かましくも顔を出す背景が気になりますね。まあ、表向きは上海万博への協力とか招待とかでしょうけど、本当の理由は別にあります。
昨年(08年)11月13日に、両陛下は来日されたスペイン国王夫妻をご案内し、ご一緒につくばエクスプレスに乗られています→スペインでの放送。スペイン国王にすれば、国民の足として、つくばエクスプレスは気になる存在だと思います。イギリスでも日立製の高速列車が導入されている時、経済危機が表面化したスペインでの公共事業として、つくばエクスプレスのスペイン導入もあり得るのです。だから、筑波からのお帰りには特別列車ではなく、内装がプレーンのままを希望なされたのでしょうから。
このように聡明なスペイン国王は、天皇陛下に対する江沢民の無礼を知らないわけがありません。王族としての格は天皇陛下が上ですから、阿吽の呼吸でスペインは日本に対して返礼をします。それが、先月26日のスペイン法廷による、「法輪功に対するジェノサイド(集団虐殺罪)容疑で江沢民一派に起訴状が通達」に繋がるのです。スペインは、江沢民を犯罪者として告発し、身柄を引き渡せと中国に迫ったのです。
習近平の来日が発表されたのは29日ですから、26日のスペイン法廷が影響しているのは明白です。このように、上海閥は上海罰としての危機にあり、習近平は江沢民の密使として日本に使わされ、天皇陛下のご配慮を期待しているわけです。何と図々しい。習近平は新疆ウイグル弾圧の指導者であり、反日として有名ですから、今度は万が一の無礼でも上海閥の命取りとなります。ちなみに、日本でも開催された『人体の不思議展』で陳列された死体は、生きながら実験台にされた法輪功の信者らしいですね。未だに人間の子供を食べる中国は、それくらいに残虐非道な国なのです。
イエスは、「自ら救ける者を救ける」と説き、門を叩くこともせず、神を求めることもしない、高慢な者や怠惰な者を戒めています。このような者が、カルトの訪問に喜んで従うようになるのです。今の中国に必要なものは、地面に頭を擦り付けるくらいの謙虚さです。茶道の精神でもある謙虚さの姿勢。国の名前に中華などと、大韓と同じくらい高慢な国には無理な話ですけどね。
◆習近平中華人民共和国副主席来日への緊急アピール 12月12日 宮崎正弘
http://www.melma.com/backnumber_45206_4701214/
12月14日から、中国の次期国家主席と目される習近平国家副主席が、4日間の日程で来日する。私達、日本ウイグル協会は、今回の習近平国家副主席来日に際し、7月5日、ウルムチで発生したあの惨劇を想起せざるを得ない。
今回来日する習近平国家副主席は、本年7月、胡錦濤国家主席がG8サミットに出席し不在の中、その代役の任にあたっていた。
そして期間中の7月5日、ウルムチ事件は発生した。そのウルムチ事件の対策チームのトップとして、指揮を執ったのが、今回来日する習近平国家副主席なのである。習近平国家副主席は、対策チームにも慎重論が起こる中、「どの民族が起こそうが、暴力事件には徹底して対処する」と発言、徹底した武力鎮圧を主張したのである。その結果、当時の王楽泉新疆ウイグル自治区書記を始め、地元の武装警察の暴走を許し、多くの人命が失われることになった。
では、7月5日、ウイグル人は漢人を襲撃したりするなどの破壊活動を行うためにデモ行進を行ったのだろうか。習近平国家副主席が主張するような、「暴力事件」であったのだろうか。決して、そうではない。事の発端は、6月26日に広東省の玩具工場で発生した漢人によるウイグル人襲撃事件にある。その後、7月5日のウルムチで行われたデモ行進は、この事件の真相究明と犯人の逮捕を訴えるために行った平和的なデモだったというのが、紛れもない真実である。それは、集まったウイグル人が手にした中国国旗が証明している。ウイグル人は、デモ行進が反政府運動ではないことを、手に携えた中国国旗に託したが、この確固たる意思表示は、武装警察の水平射撃の前には通じなかったのである。
中国政府の公式発表では、ウイグル人の死者は極めて少ない。
実際には前述したような武装警察の無差別発砲や、漢人による襲撃により、数千人規模の犠牲者が出ているのである。この行為は、「弾圧」以外の何物でもない。もっとも、習近平国家副主席の決断如何によっては、ここまでの犠牲者が出ることは無かったであろう。この点からも、日本ウイグル協会は、習近平国家副主席に対し、明確に抗議の意志を表明する。
7月5日の事件から5ヶ月が経過したが、ウルムチの事件はまだ終わってはいない。11月9日には、ウルムチの事件で逮捕・拘束され死刑判決を受けたウイグル人ら9人に死刑が執行された。そして、今もなお、多くのウイグル人が捕えられたままになっており、死の淵に立たされている。
日本ウイグル協会は、習近平国家副主席に対し、逮捕・拘禁されているウイグル人の即時釈放を求め、さらに、事件の真相究明の為、国連調査団の受け入れを要求する。
中国の次期国家主席と目される習近平国家副主席は、このような人権問題の解決を図り、抑圧される全ての人々に多様な自由が与えられない限り、未来における中国の真の発展は断じて無いことを認識しなくてはならない。
以上、習近平国家副主席の来日に際した、日本ウイグル協会の声明文とする。
イリハム・マハムティ(Ilham Mahmut)
世界ウイグル会議日本全権代表・日本ウイグル協会会長
賛同者 西村幸祐(評論家・ジャーナリスト)日本人
藤井厳喜(国際問題アナリスト)日本人
ペマ・ギャルポ(桐蔭横浜大学教授)チベット人
オルホノド・ダイチン(モンゴル自由連盟党幹事長)モンゴル人
石平(評論家)中国系帰化日本人
宮内庁
電 話:03-3213-1111
メール:information@kunaicho.go.jp
■内閣官房
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メール:http://www.cas.go.jp/goiken.html
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■外務省
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■国政に関するご意見・ご要望 【内閣への連絡】
電 話:03−3581−0101
FAX:03−3581−3883
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■民主党本部「国民の声」係
〒100−0014 東京都千代田区永田町1-11-1
電 話:03-3595-9988
FAX:03−3595−9961
メール:http://www.dpj.or.jp/header/form/index.html
FAX、メール、電話なんでもいい。政治利用させるなと、強く抗議して欲しい。特例など認める必要さえないどこにもない。
(私のコメント)
最近は、日米中の三国間関係を論じていますが、アメリカの日本に対する裏切りは85年のプラザ合意から始まっている。90年代に入っての円高と人民元安は日本弱体化はアメリカの陰謀である。だからアメリカとの同盟関係をいくら強めても日本の国益にはならない。アメリカはさらに中国とのG2戦略で日本は封じ込められつつあるのであり、これを打開する為には中国との関係を深めて牽制する必要がある。
アメリカが人権弾圧国家である中国と手を組む事は日本にとっては悪夢であり、経済軍事両面にとって致命傷になるだろう。米中の挟み撃ちに遭わないためには悪魔のような中国と連携を深めて、場合によっては米軍を日本から出て行ってもらう事にもなるかもしれない。どちらにしても現状ではアメリカに毟られ続けて衰退して行くしかない。
日中関係が深まればアメリカとしても疑心暗鬼になって中国の裏切りを警戒するだろう。アメリカ経済が好調であるならば中国もアメリカと手を組むメリットはあるが、アメリカも保護主義的になって来れば対抗措置をとるだろう。その点では日本も同じであり、アメリカはドル安で日中からの借金をチャラにする恐れもあるが、日中は共同してそれを阻止する必要がある。
アメリカにすれば万が一米中関係が緊張すれば、中国を封じ込めるには日本の協力が無ければ出来ないことだ。つまり日本がどちらに付くかで米中間の力関係に影響が出てくる。経済面で言えばアメリカよりも中国との貿易量が多くなっており、日本にとってはアメリカの影が薄くなっているのも事実だ。鳩山民主党になってそれがはっきりしてきた。
アメリカにしても中国にしても世界から嫌われている二大国ですが、アメリカはイラク・アフガン戦争をやめないし、中国はチベット・ウイグル弾圧を止めないだろう。だから悪の大国が手を組めば誰にも止められないのですが、止められるとすれば日本だけだろう。しかしそれができる政治家がいない。自民党はアメポチだし民主党はチャイナポチだ。
日本には自主独立路線の政党はない。日本はスパイ天国であり日本の政治家は米中双方の手先になって動いているようなものであり、民主党が政権をとればアメリカ離れが起きるのは当然だ。90年代とは違って中国は超大国化しているから日本も中国よりになるのは当然だ。だから米軍が日本から追い出されるのは時間の問題だ。
しかしアメリカが中国封じ込めに動けば別ですが、アメリカは中国に弱みを握られて関係の悪化する事は許されない。だから日本は安心して対中接近してアメリカ離れが出来る。日本のマスコミもアメリカや中国のプロパガンダの垂れ流し機関となっていますが、普天間問題で「アメリカ様がお怒りだ」と書きたてても中国の影響力が増大していては効き目が無い。
日本は米ソの冷戦時代にはアメリカに付いて利益を得てきましたが、いずれは米中の冷戦時代が来るだろう。そのときには日本はどちらに付くべきだろうか? 日本は北朝鮮のような独裁国家ではないから独裁者が決めるのではなく国民が決める必要がある。その際にはオピニオンリーダーの発言力が大きな決め手になる。
昨日のニュースでは中国のNO2に過ぎない習近平と会見するというニュースがありました。しかし胡錦濤の後釜という話もあり、胡錦濤自身も副主席の時に天皇に会見している。海外の要人にとっては天皇との会見がステータスになるのであり、オバマ大統領も天皇との会見には最敬礼した。VIPにはVIPの世界があり中国の要人が天皇との会見にごり押しするのも意味があるのだろう。
胡錦濤はチベット弾圧の責任者だったし習近平もウイグル弾圧の責任者だ。小沢一郎にしてみれば恩を売っておこうというのでしょうが、明らかに天皇の政治利用だ。中国にしても日本の天皇の利用の仕方を心得ており、1992年の天皇の訪中が中国を救った過去がある。
日本としては恩を高く売りつけるためにも国民運動として反対すべきですが、習近平にしてみれば天皇との会見が胡錦濤の後継者としての箔付けになるのだろう。つまりそれだけ日本の天皇陛下は外交的な権威なのです。だからこそ国民は習近平が来たら抗議デモで出迎えましょう。民主党も天皇の政治利用は許されるべきではありませんが、国民の反対を押し切っての特例だと認識させるべきだろう。そうしないと中国の人権弾圧を容認したとみられる恐れがあるからだ。