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「12月12日付 編集手帳
◆歌舞伎の六代目尾上菊五郎は映画出演を好まない理由を問われ、答えたという。〈映画は1秒間に24コマ、そんな“間(ま)”で私の“間”を撮ることはできない〉と。劇作家の宇野信夫が随筆集『はなし帖』(文芸春秋)に書いている
◆「外交の舞台」「蜜月の演出」といった言い回しがあるように、外交にも芝居の“間”――呼吸とタイミングが求められる
◆小沢一郎幹事長を名誉団長に、国会議員143人を含む総勢600人の民主党訪中団が胡錦濤・国家主席などを表敬した。「普天間」で日米関係が危険水域に近づきつつある時も時に、「友人は米国だけじゃないさ」と言わんばかりの特大訪中団ほど“間”の悪い外交はあるまい
◆日本にもしもの事があった時、体を張ってくれる友は米国一人である。中国との信頼構築は大事だが、鳩山外交は政権発足わずか5日後の日中首脳会談からスタートしている。中国側にも対中関係を大切にする首相の意思はすでに通じているはずであり、小沢訪中団には規模その他で工夫の余地があっただろう
◆素人芝居を見ているような拙劣な“間”に、物語の先が案じられる。
(2009年12月12日01時41分 読売新聞)」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20091211-OYT1T01495.htm
米国がいったいいつ「日本にもしもの時に、体を張ってくれた」のでしょうか?ぜひ読売新聞にお伺いしたい物です。