財務省なら、どこに、どれだけの剰余金があるのか、わかっているはずだ。
　国債の発行額抑制にかける執念のエネルギーを、剰余金摘出に向けてもらいたい。
　とにかく緊縮の予算を組むことだけは、あり得ない選択なんだから、
　剰余金を発掘するか？　国債を増発するか？
　多くの剰余金が発掘できれば、結果的に国債の増発幅が少なくて済むということ。

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＜与党３党首会談＞特別会計の剰余金活用で合意（毎日新聞）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091211-00000135-mai-pol

鳩山由紀夫首相（民主党代表）は１１日夜、東京都内の日本料理屋で、社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相と、国民新党代表の亀井静香金融・郵政担当相と約２時間半、会談した。３氏は今後の政権運営について（１）来年度予算編成で、特別会計の剰余金などを最大限活用し、赤字国債発行を抑える（２）米軍普天間飛行場移設問題は３党で十分協議する−−との方針で一致した。３党首だけの会談は政権発足後、初めて。

　与党党首会談は今月４日に閉会した臨時国会の慰労の名目で、首相側が呼び掛けた。政府・与党内では普天間移設問題や０９年度第２次補正予算案を巡り、足並みの乱れが表面化。鳩山首相の指導力不足を指摘する声も出始めており、来年１月召集予定の次期通常国会をにらみ、結束を確認する狙いがあった。

　鳩山首相は党首会談で、来年度予算編成について「お年寄りが安心できる支援が大事だ」と述べた。福島、亀井両氏は「思い切って政権運営してほしい」との考えを伝えた。
　

コメント
01. 2009年12月12日 09:48:45 剰余金は既に国債に形を変えていますので、国債償還のために使用するのが筋。発行残高は減るので、必要があれば国債増発余地ができるともいえますけど、何らかの国債発行残高ターゲットを明示することが必要でしょう。要は国債流通利回りを上げないでどの程度市場で吸収できるか、という市場との対話が重要で、亀井氏の理屈など何の役にも立たないです。 そもそも亀井氏は特別会計から５０兆円出る、と記者会見で豪語していたのだが、いざ現実の歳入の話になると逃げてしまい無責任だと思います。意味不明な無利子国債といい、こんないい加減な政治家がなぜか人気があるのは不思議です。 現在の日本の需給ギャップというのはほとんどが輸出の減少によるもので、当面雇用を下支えしながら外需の回復を待つなり外需を開拓するなりするしか方法がないです。内需拡大は何年もかかる地道な活動になりますので。
02. 2009年12月12日 11:24:30 イギリスのブラウンは、ＧＤＰがマイナスになると予想されるのに、緊縮予算を計画している。

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