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http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-01-06_1322
普天間移設2案提示へ 国民新下地氏 訓練分散と県外
政治 2010年1月6日 09時31分
(2時間28分前に更新)
国民新党の下地幹郎政調会長は5日、米軍普天間飛行場の移設先として(1)嘉手納基地などに機能を統合し、訓練は関西空港やキャンプ富士(静岡県、東富士演習場)、伊江島補助飛行場などへ分散移転(2)長崎県大村市の海上自衛隊大村航空基地など県外への移設―の2案を政府・与党でつくる「沖縄基地問題検討委員会」に提示する意向を明らかにした。
嘉手納基地のF15戦闘機を三沢基地(青森県)に移転させることで「普天間の危険性と嘉手納の騒音をなくし、基地負担の軽減につながる」と述べ、(1)案が最も望ましいとの考えを示した。
那覇市内の後援会事務所で記者団に述べた。2案を国民新党案として、今月中にまとめるという。
下地氏は、嘉手納町など基地周辺の自治体が嘉手納統合に反発していることについて「政府として目に見える形できちんと成果を出していく」と述べた。
その上で、鳩山由紀夫首相が普天間飛行場の移設方針を5月までに決着する意向を示したことに触れ、「4月までに普天間問題が決着していることが重要。外交ルートを通じてさまざまな案を提示していきたい」と指摘。
キャンプ・シュワブの陸上部にヘリコプター着陸帯を造ってヘリ部隊を移転させ、嘉手納基地と関西空港に固定翼機の訓練を移す案も可能とした。民主党の小沢一郎幹事長が移設候補地に挙げた下地島空港について「現実的な案ではない」と語った。
民主、社民、国民新の各党は1月末までに「沖縄基地問題検討委員会」へ移設候補地案を持ち寄ることになっている。