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欧州諸国の中でも今回の世界的不況の影響が比較的少なかったドイツ。
ドイツの景気回復についてBBC放送が解説していました。
'Fragile' start to Germany recoveryと題してました。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/business/8440667.stm
ドイツのやり方、仕事を分かち合うことにより、失業率が上がらずに
すんでいるようですが、収入は下がってしまうのかもしれません。
日本では、年越し派遣村は失業者で溢れかえっていた。
以前、格差社会の問題点というタイトルで投稿した記事
格差社会が進むことで、市場が破壊され、デフレが進むことになる。
少し、短絡的な主張だったのですが、現在の景気減退が起きたのは
この極端な格差の存在の為だと思います。
http://www.asyura2.com/09/senkyo75/msg/740.html
それに加えて、失業率が高いこと、失業者がたくさんいることこそ、
一番の問題点だと思います。景気回復して失業者が減るのではなく、
失業者が減って景気回復するのでなければいけません。
その要点ですが、”労働を必要しない付加価値”が多すぎることだと思います。
1)株の売買を異常に繰り返し生じる付加価値
2)将来の危険性を予測して生じる付加価値
3)二酸化炭素排出権などないものに付与する付加価値
4)人を殺して得る付加価値(侵略戦争行為) 米国軍事費って膨大
等々、よくゆうデリバティブの中にはそんなものがたくさんあると思います。
資本主義ですし、株式会社ののですからそれなりに存在するのはいいと思うのですが
現状はあまりに極端。これらの作る付加価値がもの凄く大きくなってしまっている
現在の経済状況は問題だと思います。
これらの労働を必要としない付加価値が蔓延。働く機会が減り、仕事がなくなり
失業率は増える。論理的な飛躍があると思いますが、この辺りに問題点があると
思えてなりません。極端な格差社会こそ、まず解決すべき点だと思います。
P.S. 格差をなくすことが大事ではなく、格差の極端さをなくすことが必要だと
思います。共産主義が格差をなくそうとして、党と庶民の格差を作って
しまったことを考えると、何事も極端を目指してはいけないと思います。
そこそこ。その精神が大事だと思ってます。