★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK76 > 1083.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
3511.http://www.asahi-net.or.jp/~VB7Y-TD/220101.htm
昨日に引き続き、2010年以後の予想を続いて行う。T&F
T、F:あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い
します。
T:鳩山政権の見通しからお願いします。
F:鳩山政権は、当分このまま進むと思うが、社民党の抵抗で普天
間問題が拗れると、その時どうなるかでしょうね??
鳩山首相としても5月までには日本側の対応策をまとめるとし
ているのに、再度、延期にはできないことになる。
裏では自民党参議院議員の引き抜きを小沢さんは画策している
ので、社民党を抜いて、日本国内での基地構想をまとめること
になる。それも沖縄か、沖縄に近い、奄美大島や鹿児島などの
案になるはず。辺野古になる可能性もある。米国の衰退で海兵
隊をグアムに引き上げさせたら、尖閣列島は中国のものになる。
このため、社民党を連立から外すしかない。
T:米国の衰退で世界はどうなるのですか?
F:米国の海上権力が衰えて、その分中国が海上権力を主張するよ
うになる。しかし、海軍力はそれほど大きくないので、自国の
シーレーンを守る観点になる。絶大な海上権力が失うと、それ
ぞれ地域強大国が海上権力を主張してくる。そのもっとも大き
な国は中国である。この状態は絶大な海上権力を持つことを前
提をしたスパイクスマンからハウスホーファーの多極化を前提
にした生存圏理論に世界の地政学はシフトすることと同じだ。
中国は自国の生存圏としてのアフリカ、中東からの資源を防衛
する観点からシーレーンを守ることになる。海上権力が弱くな
ると公的な海賊も出てくる。中東やソマリヤなどで、その防止
に中国海軍が出てくるが、インド洋はインドの生存圏地域でも
ある。中国の生存圏とインドの生存圏のブツカリが起こる。
このように中国の生存圏拡大は、いろいろな地域強大国との摩
擦を引き起こすことになる。中央アジアではロシアと、アフリ
カではEUと、東南アジアでは米国、日本、インドと生存圏が
ぶつかる。まるで第一・二大戦前のドイツと同じようである。
ハウスホーファーの地政学が世界大戦になったのと同じように
舞台が中国に変わって、ドイツと同じようなことになる。歴史
は繰り返すだ。
この中国と結ぶことは、戦前の三国同盟と同じようなことにな
る。しかし、中国と同盟を結ぶ国が増えるでしょうね。非常に
魅力的に見えるから。世界連合国対中国連盟国軍の枠組みがで
きてくるように感じる。日本は世界連合に留まるべきである。
間違えても、中国と同盟を組んではいけない。世界大戦では痛
い目に会っている。同じ過ちを犯してはいけない。
T:中国の台頭で日本はどうなりますか?
F:中国は市場的に魅力的であり、経済関係は緊密になるが、安全
保障では米豪などと連携して、中国海軍を監視するしかない。
現在、シーレーン防衛でも日本と中国は同一であり、緊急時に
は、日本のタンカーを攻撃される可能性がある。このため、保
険を掛ける必要がある。ここから先は、ある機関との研究結果
として報告する予定。期待あれ!!
T:日本の時代が来るとFさんはよく言うが、その続きをお願いし
ます。
F:日月神示でも述べているが、日本の存在自体が危機的なことに
なり、その後、日本人は悔い改めれば、日本の時代になるとし
ている。その時代に近づいているように感じる。再生ゴミの利
用や再生資源の活用、そして電気自動車、大容量の蓄電池、太
陽光発電・風力発電など、その予兆は既にある。精神面でも日
本文化の見直し、食事でも日本食が良いことを世界が認め始め
ている。
日本が環境的なリーダーシップを取ることと、日本の生存圏を
小さくすることがイコールになっている。中国の生存圏拡大は
摩擦を起こすが、日本の生存圏縮小は摩擦を回避する。生存圏
の縮小とは食糧、エネルギー、資源の自給である。このような
経済に日本はなれる可能性があり、それができると日本の時代
が来る。食糧は植物工場ででき、エネルギーは太陽光発電でで
き、資源はリサイクルでできたら、世界に資源を確保するため
に出る必要はない。
日本企業は世界に日本文化と日本の製品を売るが、しかし日本
では作らない。その国の経済発展のためにその国で自給する。
高度な部品だけを日本から輸出する。
日本国はそのような日本企業を応援するために教育・医療・年
金などの一部の国家サービスを提供することである。拡大日本
戦略である。
T:この経済危機で日本はどうなりますか?
F:2012年までは、世界は危機の中にいるはず。数年はこのま
までしょうね。各国の財政赤字で、国家経済はどこも大変であ
る。このため、輸出産業を伸ばそうとするが、需要は中国やイ
ンドなどの新興国しかない。その新興国に大量のマネーが流入
してバブルを起こしている。このバブルがその内、崩壊するの
で、まだまだ世界経済は受難の時代の中にいると見る。
T:今日はありがとうございました。
2009年を振り返ってはこちら;http://www.asahi-net.or.jp/~VB7Y-TD/211231.htm