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「強力な態勢を作りたい」と宣言して内閣改造・民主党役員人事を断行しようとする菅直人首相(党代表)だが、そうした決意とは裏腹に、党内では首相に対する不信感が日に日に高まっている。交代が固まっている仙谷由人官房長官らの後任人事の行方がはっきりしない上に、通常国会に向けた戦略もさっぱり見えないためだ。
首相は8日、首相公邸で岡田克也幹事長と約1時間半、会談した。通常国会の日程や内閣改造について意見交換したとみられる。だが、会談後、岡田氏は記者団に無言を貫いた。
「人事は首相の専権事項」。民主党の議員たちはこう口をそろえるが、熾烈な党内抗争のさなかだけに、疑心暗鬼が募る。
「菅さんは仲間とばかり話して、他が話をしたいと言っても拒否する。そこが(首相の)孤独感につながる」。川内博史衆院議員は8日のTBS番組で首相への不満を隠せなかった。
首相に近いはずの党役員も戸惑っている。渡辺周選対委員長は日本テレビ番組で「野党は問責決議を受けた閣僚の下では審議に入らないと言っている。首相は最強の布陣で審議に入るようにするだろう」と述べ、仙谷氏や馬淵澄夫国土交通相の交代は避けられないとの見通しを示したが、「党内で議論はしていない」と付け加えた。
一方、首相との対立が続く小沢一郎元代表は8日、和歌山県田辺市の熊野本宮大社をお忍びで参拝した。
思えば、昨年6月、鳩山由紀夫前首相の退陣に伴い幹事長辞任を余儀なくされた直後に「よみがえりの道」とされる熊野古道を散策し、“再起”を誓った小沢氏。あれから約7カ月。今度は首相から事実上の引退勧告を突きつけられる窮地。参拝後、記者団の問いかけに小沢氏は「無心、無心」と答えただけだった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/110108/stt1101082313007-n1.htm
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