http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/926.html
Tweet |
二兎を追うより一兎ずつー新年を迎えて
By しなたけし . 2011年1月8日
新年明けましておめでとうございます。旧年中は多くの皆様にご支援頂き、本当にありがとうございました。
寅年の昨年、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ということわざがありますが、民主党政権は「虎穴」に入り苦労したものの、なかなか「虎子」が得られない厳しい1年でした。
私も政府の一員である総務政務官の仕事を通じ、官僚組織を指揮して日々生じる様々な問題を適切に解決、処理していくという国家の運営がいかに大変であるかを痛感しました。
加えて、マニフェストで約束したことを実行するために、政治主導で法案や予算を作り、国会の答弁に立ちましたが、野党議員の理解、協力を得ながら案件を無事成立させていくことの難しさも味わいました。
そのような経験をしただけに、9月に政務三役を退いた後も、現内閣のために少しでも役立てればと考えてきました。公務員制度改革の素案作りや事業仕分けの仕分け人などで直接政府の仕事を手伝ったほか、総務委、法務委、倫理選挙特別委で理事を務め、政府提出法案の成立に最大限努力しました。
私だけでなく、9月の代表選挙で小沢さんを応援した議員の多くが、政府、党、国会の様々な立場で、菅内閣が国民の信頼を得られるよう一生懸命働いてきました。党の代表である菅総理は、私たちの「仲間」であり、支えるのが当然だと思えばこそです。
残念ながら最近の菅総理の言動を見ると、大事な「仲間」をないがしろにしているように見えます。挙党一致のため弁護人の反対にもかかわらず政倫審出席を決断した小沢さんへの厳しい発言や、総理の盾となって政権を守ってきた仙谷官房長官の人事問題など、「仲間」を大事にしているとは思えません。
低迷が続く内閣支持率の最上昇と間もなく始まる国会審議の円滑化の二つが目的なのかもしれませんが、今のやり方では、党内に不協和音が広がり、かえって二つとも実現が遠のくように思います。
今年は卯年です。「二兎を追う者は一兎をも得ず」を戒めに、挙党一致で一つずつ着実に課題を解決していく姿をお示しできるよう、私もさらに精進を重ねてまいります。本年もご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。
http://shina.jp/a/activity/3501.htm
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK103掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。