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菅直人首相(64)は、今月中旬に予定する内閣改造・民主党役員人事で、岡田克也幹事長(57)と玄葉光一郎国家戦略担当相(46)を留任させる方向で調整に入った。内閣改造は大幅となる可能性が出ているが、前原誠司外相(48)と野田佳彦財務相(53)は続投させる。いずれも小沢一郎元代表(68)と距離を置く党内の実力者。異様な高揚感にある菅首相は、「反小沢」路線を一層強める方針だ。
「過去の首相が辞める原因が何となく分かる。『オレはこんなにやっているのに何で分かってくれないんだ!』と気持ちが萎える」「ただ、私は気持ちが萎えることで辞めない」
7日夜、菅首相はインターネット放送局「ビデオニュース・ドットコム」の番組に生出演して、こう語った。一瞬ボヤきながらも、自らを奮い立たせる発言。特殊な高揚感が伝わってきた。
菅首相は人事の骨格を13日の党大会直後に固め、新たな態勢で通常国会に臨む。閣僚の外遊日程などから17日の内閣改造が有力となっている。
これまで、参院で問責決議を受けた仙谷由人官房長官(64)と馬淵澄夫国交相(50)、テロ情報流出の責任がある岡崎トミ子国家公安委員長(66)らの交代論が浮上していた。
ここに来て、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加に慎重姿勢をとる大畠章宏経産相(63)も交代させる検討に入った。改造は大幅になる可能性が出てきた。
このほか党常任幹事会のメンバー入れ替えも検討。小沢氏が強制起訴されて離党勧告などの処分を下す場合に、小沢氏に近い議員が反対するのを防ぐ狙いだ。
菅首相は7日夜、内閣改造・党役員人事について、「新しい政策課題や予算という大きな課題に向けて一層(態勢を)強化するためだ」と語ったが、支持率20%前半の危険水域の中、一連の姿勢はやや突出している。
民主党ベテラン議員は「衆参ねじれで、菅首相は政策実現の見通しが立たない。唯一、『反小沢』を徹底することで政権浮上を狙っている。崖っぷちにありながら、最近、異様な高揚感でメディアに露出しているが、この勢いがいつまで続くか」と不安を隠せない。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110108/plt1101081459000-n1.htm
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