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民主党の小沢一郎元代表、鳩山由紀夫前首相、輿石東参院議員会長は7日夜、国会近くのホテルで会談した。党内の結束を強めるとの認識で一致し、菅直人首相が小沢氏への離党勧告も視野に入れていることをけん制した。ただ、強制起訴を目前にして身動きを取れない小沢氏側に対抗手段は少なく、小沢グループも目立った動きを見せていない。当面は事態を静観せざるを得ないのが実情だ。
会談で小沢氏は「衆院政治倫理審査会(政倫審)の出席に条件は付けていない。いつ出るかは幹事長が決めることだ」と語った。ただ、「通常国会の冒頭でも予算案が通過した後でも出席する」とも述べ、通常国会前の出席に否定的な考えをにじませた。
鳩山氏は「執行部は小沢さんを追い詰めようとしている。検察審査会による強制起訴と検察による通常の起訴は意味が違う」と述べ、小沢氏の強制起訴時の離党勧告を検討している執行部を批判。3者は「国民の生活が第一の政治をしなければならない時に、党内でもめている場合ではない」との認識で一致した。
小沢氏側では、強制起訴後も「離党する必要はない」(小沢氏側近議員)との声が上がっている。小沢氏は党内にいてこそ、小沢系議員らを通じて影響力を発揮できるからだ。政倫審に小沢氏が出席する意向を示しているのも党内にとどまるためとみられる。
だが、首相は年頭記者会見で「出処進退を明らかにすべきだ」と述べるなど、小沢氏を追い込む姿勢を緩めていない。小沢氏側が首相を揺さぶる手段として求めていた両院議員総会も、執行部側が先手を打つ形で党大会前の12日に開催を決めた。
小沢氏が党内にとどまるための妙手は見えてこず、同氏側は野党が11年度予算案や関連法案の審議で攻勢をかけるとみられる3月まで様子を見ざるを得ない状況だ。【葛西大博】
毎日新聞 2011年1月8日 1時14分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110108k0000m010127000c.html
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