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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110107-OYT1T01032.htm
通常国会の召集日程を巡る政府・与党の調整が難航している。
国会法は通常国会を1月中に召集するよう定めているが、内閣改造・党役員人事の遅れが影響し、当初は今月中旬も取りざたされた召集日は、ずるずるとずれ込んでいる。
菅首相は7日、首相官邸で民主党の枝野幸男幹事長代理と会談し、国会召集や内閣改造などの日程について協議した。
枝野氏は今月28日が有力視されている召集日について、参院で問責決議が可決された仙谷官房長官と馬淵国土交通相を留任させることを前提に「強行突破するなら24日召集という手もある。野党は冒頭から審議拒否するだろうが、早い方がいい」と進言した。
通常国会の最重要課題は、2011年度予算案と予算関連法案の早期成立だ。枝野氏には、十分な審議日程を確保するには一日でも早い召集が必要だとの思いが強い。野党が審議拒否しても、結局は腰砕けになるとの判断もあるようだ。
しかし、首相はこの日も判断を先送りした。小沢一郎元民主党代表の国会招致問題も影響しているが、より直接的な要因は「民主党大会後・国会召集前」に行うと明言した人事で要となる官房長官や、野党対策を仕切ってきた鉢呂吉雄国会対策委員長の後任の人選に手間取っていることだ。
仙谷氏を交代させる場合、後任には江田五月前参院議長や北沢防衛相らの名前が挙がる。ただ、菅グループに所属する江田氏の就任は、党内の嫉妬を買う恐れがある。北沢氏は野党との関係が悪いとされる。参院自民党には「『北沢官房長官』なら、即問責決議案(提出)だ」との声がある。
内閣支持率低迷で、「入閣適齢期」とされる議員の間に「泥舟に乗りたくない」との思いがあることも影響しているとの見方もある。実際、党幹部の一人は「首相と運命をともにしたくない」と言い切る。年明け以降、首相とたびたび会談している枝野氏が仙谷氏続投を求めていることにも、「『泥舟』を嫌っているからではないか」といった臆測が飛び交う。
こうした事情が影響し、鉢呂氏の後任に渡部恒三党最高顧問が浮上するなど、起用が取りざたされるのはベテラン議員の名前が目立つ。
国対委員長の交代は、他の国対幹部の交代につながる可能性もあり、国対幹部の間では「人事が決まらないと、野党と協議にも入れない」といらだちも強まっている。
(2011年1月7日23時08分 読売新聞)
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