http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/821.html
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今年の年初から菅総理大臣は小沢批判を繰り返して「辞任」まで突き付けるありさまは、同じ党に所属している国会議員とは到底思えない行動を繰り返している。
怪しげな検察審査会が小沢氏を強制起訴して早くて今月から強制起訴される小沢氏が「無罪」になるのは、ほぼ確実でありもし万が一、有罪になれば1年以上莫大な税金を投入して(麻生内閣時代に警察キャリア官僚出身の漆間官房副長官の命を受けて)一政治家を捜査し続けた結果、「不起訴処分」を下した東京地検特捜部の威信に関わる大問題に発展する。(東京地検特捜部も日本の巨大官僚機構の一機関に過ぎないので威信やメンツはとても大事にするのは当然だ。)
どう転んでも小沢氏が無罪になる可能性が非常に高く菅首相の焦りがこのような発言を招いたのだろうと考えられる。
それにしても菅直人の権力にしがみつく姿は見ていて哀れを通り越して滑稽そのものだ。権力と言う魔物は、人間をそこまで変わらせるのかとても危険な存在なのを痛感している。
イギリスの歴史家アクトン卿の言葉通り「権力は腐敗する、専制的権力は徹底的に腐敗する」を実践する菅直人の姿は、一国の総理大臣にふさわしくない。
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-37.html
2011/01/06(木) 22:31:22
[政治(菅政権)] 菅首相の頭の中は本当に大丈夫なのか
小沢のカネがそんなに問題なのか
一兵卒の小沢を誰が恐れ、何が怖いのか
この男の頭の中は本当に大丈夫なのか。ヌカミソしか詰まっていないのではないか。
驚いたことに、菅首相が4日の年頭会見で、小沢一郎元代表が収支報告書虚偽記入事件で強制起訴された際には「出処進退をしっかりして、裁判に専念すべきだ」と求めた。とうとう、小沢に事実上の「議員辞職勧告」を突きつけたのである。
アオらしくて話にならないとはこのことだ。この間までは菅は「小沢さんは国会で説明を」と繰り返し要求していた。そこで小沢は年末の28日に、政倫審出席を承諾した。これで十分ではないか。小沢は政倫審を受け入れれば、続いて証人喚問や辞職勧告決議が起こる危険を承知で、菅に協力したのである。それなのに、同じ政権交代を成し遂げた仲間を政界から追放しようとは、菅には血も涙もない。人間のやることとは思えない。
菅の「辞職勧告」を受け、さすがに小沢も「首相は国民のために何をやるのかが問題で、私自身のことは私と国民が判断し、裁いてくれる」とアキれていたが、誰が聞いたって小沢の言い分が正論だ。この不況下、国民に急がなければならない仕事は他に山ほどある。そこが全く分からないのだ。
辞職勧告がリーダーシップなのか
「しかも、菅首相が年頭会見でわざわざ小沢の『辞職勧告』にまで踏み込んだ背景には、情けない事情があるのです」と、民主党関係者がこぼした。
「最近、菅首相はメディアなどに『リーダーシップがない』と指摘されることを極端に恐れています。今回の発言も、周囲が菅に『離党勧告すべき』と進言すると、さらに『辞職勧告』にまで踏み込んでしまったようです。周囲より、もう一歩踏み込むことが『リーダーシップ』と思い込んでいる。“脱小沢”しかアピールするものがない菅首相は、政権浮揚に固執するあまり、周りが完全に見えなくなっています」
それならアホ首相に聞くが、小沢の「政治とカネ」のいったいどこが具体的に問題なのか。何の疑惑が議員辞職に値するのか。確証があってのことなら、国民に丁寧に説明してみたらどうなのか。
検察も大新聞も一緒だ。小沢が本当に「悪」なら、サッサと逮捕すれば済む話である。小沢を断罪できないなら、いい加減、このバカ騒ぎをやめた方がいい。
米国と霞ヶ関に操られる狂気の首相
この2年間、検察と大新聞はグルになって、小沢のカネの問題を追及してきた。いや、佐川疑惑や新生党解党時の資金問題までさかのぼれば10年以上の追及だが、小沢を断罪できるネタは結局、何も出てこなかった。
09年3月に西松事件のダミー献金事件で、当時の公設第一秘書だった大久保隆規が逮捕された。さらに昨年1月に石川知裕衆院議員を含む元秘書3人が逮捕されると、大新聞は検察のリーク情報に乗って、「水谷建設からの裏ガネ疑惑」を書き立てた。
しかし、西松ダミー献金事件は今や訴因変更で裁判が維持できないありさまだし、水谷建設からの裏ガネ疑惑もいい加減なものと分かり、小沢本人をはじめ、誰ひとりとして犯罪として摘発されることはなかった。検察の完敗だった。
石川らが起訴されたのは、政治資金収支報告書の「期ズレ」というイチャモンのような微罪だけ。こんな国民生活に何の関係もないチンケな罪で小沢も強制起訴されるわけだが、それとてシロウト集団の検察審査会が「とりあえず裁判をやれば」とテキトーに決めたもの。有罪率99.9%の通常の刑事事件の起訴とは全然違うのだ。菅や大新聞が言うような「起訴=出処進退」の話ではない。裁判が始まれば「小沢無罪」が、共通認識である。
筑波大名誉教授の小林弥六氏は、こう言う。
「いまや“一兵卒”の小沢氏をめぐる菅首相のヒステリックな対応は異常です。この国のトップの精神状態はマトモなのかと、本気で心配しています。行政府のトップの首相が、司法に任せるべき小沢氏の問題をことさら騒ぎ立て、ついには小沢氏の出処進退にまで介入してきた。小沢氏は有権者に選ばれた立法府の一員です。菅首相の頭の中は三権分立の原則すら理解できなくなっているのです」
排除劇の主体は一兵卒を恐れる旧勢力
狂気の沙汰の菅の「辞職勧告」の裏に、小沢を権力の中枢から遠ざけたい勢力の意向があるのはミエミエだ。
「最近、菅首相は『第3の開国』とTPP参加を訴え、年頭会見では『消費税を含む税制改正を超党派で議論したい』と踏み込みました。この発言に大喜びなのは米国と、その米国に従う財務省を中心とした霞ヶ関です。米国はTPPで日本の市場を乗っ取りたいし、財務省はとにかく消費税大増税を確定させたい。その目標には、小沢氏のような『国民生活が第一』を唱える実力政治家は扱いにくくて困る。菅首相は政権維持のため、彼らの意向に従って“狂気の操り人形”に成り果てたのです」(小林弥六氏=前出)
大メディアも歩調を合わせた異常な小沢排除劇。超微罪を大犯罪のごとく騒ぐ裏に、政治的陰謀が隠されていることを国民もうすうす感じ始めている。だから民主党内の半分の議員も小沢についていっているのだ。
小沢抜きの民主党は学級崩壊に逆戻りだ
旧勢力にのみ込まれた菅が、それでも小沢を切り捨てられるなら、やってみればいい。本当に政権なんて運営できるのか。小沢抜きの民主党は、金玉のない男のようなもの。間違いなく、頼りない“文科系サークル”政党に逆戻りである。
01年まで民主党事務局長として、小沢合流以前の内部事情を見てきた政治アナリストの伊藤惇夫氏はこう言う。
「小沢氏が加勢する前の民主党は、選挙は常に風任せ。偏差値エリートで自己主張の激しい議員ばかりで結束力はゼロ。まとめ役もいなくて、党内運営は学級崩壊状態でした。そこに“体育会系”のノリで統制システムを持ち込み、常にグチャグチャだった民主党に一本、芯を入れたのが、小沢氏の最大の功績です」
小沢は、民主党のひよっこ議員に後援会など組織づくりの重要性を説いて回った。そして、業界団体など旧来の自民支持層を切り崩し、政権交代を実現させたのだ。
「いま、民主党が小沢氏を失えば、自民党に愛想を尽かして民主支持に回った保守層がゴッソリ離れていくだけではありません。残された政治経験の薄い偏差値エリート集団では、政権運営など不可能です。この国の政治は間違いなく大混乱に陥ってしまいます」(伊藤惇夫氏=前出)
小沢を切り捨てれば、政権に残るのは幼稚園児のような未熟な集団のみ。それを束ねる首相までオツムがおかしくなっているのだから、民主党政権は自滅の道を歩むだけだ。それが、自民党や官僚機構、大マスコミの狙いなのである。
「小沢追放」の大口を叩く前に、菅は地方選の一つくらい自力で勝ってみせろよ――政権交代を応援してきたマトモな庶民はそう思っているのだ。
(日刊ゲンダイ 2011/01/05 掲載)
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著作権侵害といわれていも、こういう訴えを、少しでも多くの方に知ってもらいたいだけですが…。
【ゲンダイネット】
◆前原外相はクリントン国務長官のパシリなのか!! (1/6)
http://www.gendai.net/articles/view/syakai/128222
◆これも菅無能政権のせい 年度末以降「延命措置」の企業がバタバタ倒れる (1/5)
http://www.gendai.net/articles/view/syakai/128202
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-36.html
2011/01/04(火) 21:58:12
[霞ヶ関・天下り問題] 郷原信郎氏〜ムダ飯食いの「岡っ引き」は地方で「現実」を学べ
検察改革元年〜腐敗の楽園を変える近道
リーク情報の氾濫、調書デッチ上げ、証拠改ざん、冤罪……。2010年ほど検察の在り方が問われた一年はなかった。年が開け、検察改革「元年」となるか。検察組織の課題を指摘し続け、法相第三者機関「検察の在り方検討会議」の委員に選ばれた郷原信郎氏に抱負を聞いた。
「パライダイス(楽園)――。日本の検察制度を調査した米国人の著書にある言葉です。この本では日本の検察内部が抱える問題が詳しく指摘されているのですが、当の検察は、どこ吹く風。組織が腐敗しているとは全く考えていない。司法クラブなどの“従軍記者”から「最強の捜査機関」などとおだてられ。「裸の王様」状態だからです。
閉鎖的で、説明責任も果たさず、ガバナンス(統治)機能もない……。世の中で最も遅れた組織が検察です。増え続ける複雑な事件に対応するには、社会に目を向け、もっと敏感でなければいけない。しかし、内部で自己完結しているから適応できないのです。
証拠改ざん事件という、組織を根底からひっくり返すようなスキャンダルにも、検事総長が「信頼回復が私の責務」と居座ったのが、いい例です。民間企業のトップであれば即刻、辞任でしょう。常識では到底、あり得ない話です。
そんな検察を改革をするにはどうすればいいか。提案したいのは、人事や組織体制の見直しです。特に個々の検事が能力を発揮できる仕組みが必要。今は上司の「筋書き」に沿って、現場が手足のように動く。このトップダウンの仕組みを現場中心に変えるのです。
具体的には、東京や大阪の特捜部検事を地方の検察庁に分散する。そもそも、ひとつの部署に30〜40人の“岡っ引き”を抱えても仕方がありません。それよりも、地方に人員的な余裕をつくり、検事がルーティンワークだけでなく、日常的に捜査現場に出られる態勢に変えるのです。現場に出て社会に接する機会を増やせば、独自のネタをつかむ可能性も高くなります。
決裁システムの改革も必要でしょう。検察捜査はこれまで、何重もの決裁を経て信用性が担保されている―と信じられてきた。しかし、証拠改ざん事件で“神話”は崩壊。捜査内容を把握しているのは現場の数人で、後は単に決裁を繰り返していたことがバレた。捜査機関には、ピラミッド型の霞ヶ関組織は向きません。ムダ飯を食べている中間層を削り、現場を厚くしたほうがいいのです。
「検察の在り方検討会議」は、設置した柳田前法相が辞任。方針は官邸も理解していると思いますが、民主党政権がおかしくなれば会議の存立基盤がどうなるか。
しかし、少なくとも私が委員になった以上、他で見られるような御用学者会議のように、お茶を濁すようなことはしないし、やらせません。
▽ごうはら・のぶお 1955年、島根県生まれ(55歳)。東大理学部卒業。83年、検事任官。東京地検検事などを経て、広島地検特別刑事部長、長崎地検次席検事、東京高検などを歴任。名城大学教授。
(日刊ゲンダイ 2010/12/29 掲載)
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法相を兼務する仙谷官房長官の更迭も近いということだし、いっそこの方を法相にすればいいですが、菅政権ではそんな抜擢人事は望めないでしょう…。
なぜこんな組織になってしまったのか。年末に連載された「霞ヶ関に屈服した菅内閣」。菅政権の「公務員改革」を国会で批判し、仙谷官房長官から「恫喝」された改革官僚の古賀茂明氏の特集記事と相通じるものがあります。後日掲載したいと思っています。
※蛇足ながら、郷原氏、古賀氏、いずれも昭和30年生まれで私と同い年。忸怩たる思いです。
それにしても、小沢さんに辞任を迫った菅首相にはあきれます。失敗を恐れ、責任転嫁も平気。自分が生き残ることしか頭にない自己保身もここまでやれば立派―というもの?バカタレが!!
◆とうとう東京で“菅隠し”が始まった (1/04)
http://www.gendai.net/articles/view/syakai/128172
◆樋渡前検事総長 退職金9000万円国庫に返せ (12/18)
http://gendai.net/articles/view/syakai/128017
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
本日発売のゲンダイ一面トップの書き出しです
2010年は国と国民にとって、正念場の年になりそうだ。政権が壊れ、誰も経験したことのないような不況が鮮明になり、国際的な緊張が高まり、戦争前夜のような様相になっていく。これらは予測ではない。確実に起こることだ。国民は“覚悟”が必要なのである。続きは本紙を…↓m(__)m
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