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暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜
かくして日本の自衛隊は「アメリカ戦争屋」が創出した「東アジア紛争」に巻き込まれていく
2011年01月05日
(転載開始)
◆[自衛隊派遣]民主、恒久法化検討 集団的自衛権も
2011年01月04日03時55分 提供:毎日新聞
民主党は、国際貢献や日米同盟を強化するため自衛隊の海外派遣を随時可能にする恒久法制定や集団的自衛権の行使容認に向けた検討に着手する。1月中に党外交・安全保障調査会内に専門部会を設置し、今春の菅直人首相訪米をにらみ半年をめどに党見解をまとめる方針。部会座長には榛葉賀津也前副防衛相を予定している。党内には米国追従につながるなど異論もあり、集約は難航しそうだ。
民主党は明確な方針を示していないが、尖閣諸島沖の漁船衝突事件や北朝鮮の韓国砲撃を受けて対応を迫られた。「ねじれ国会」のもと恒久法制定や集団的自衛権行使容認に前向きな自民党との連携の呼び水にする狙いもあるとみられる。
自衛隊の海外派遣は国連平和維持活動(PKO)協力法や、米同時多発テロ後のテロ対策特別措置法など事例ごとに立法を必要とする特措法が根拠だが、迅速性に欠けるなどの指摘がある。
同盟国が攻撃された場合、共同して反撃できる集団的自衛権は政府が憲法解釈で行使を認めておらず、ともに米国が日本のより積極的な活動に期待を示していた。【大貫智子】
◆自衛隊と韓国軍、協力強化へ…北・中国けん制
読売新聞 1月4日(火)3時3分配信
日本と韓国の包括的な協力強化をうたった新たな共同宣言を両政府が春にも発表する方向で検討を進めていることが3日、明らかになった。
自衛隊と韓国軍の平時の協力など、日韓間の安全保障分野での協力強化を初めて柱にすえる。日韓間の安保協力はこれまで、過去の日本の植民地支配の歴史などが障害となって進展しなかったが、中国や北朝鮮の動向など地域の不安定な情勢が変わらず、両国の連携強化が不可欠だとの認識が双方で強まったものだ。
複数の日韓関係筋が明らかにした。両政府は現在、昨年末の来日を見送った李明博(イミョンバク)大統領の今年前半の国賓としての来日を調整しており、その際、菅首相との間で共同宣言に署名、発表することをめざしている。
(転載終了)
菅直人首相が年末年始に「これからは思い切った政策をドンドン実行していく」などとコメントしていたが、その真意は日本国民のための政策ではなく、やはり”ご主人様”であるアメリカの意を汲んだ政策実行のようである。
マスゴミの偏向報道をみているとよくわからないか、または勘違いをするやも知れないが、小沢一郎の政倫審問題等で追い込まれているのは、小沢一郎本人ではなく、菅直人(菅内閣)である。
今の菅政権の焦りに似た行動は、まさに「窮鼠猫を噛む」そのものであり、ある種”ヤケクソ”で開き直った今の状態には、逆に”危険性”を感じる次第である。
普天間基地移設問題での地元・沖縄の説得工作、アメリカ軍の属軍としての自衛隊の海外派遣、アメリカ経済買い支えのための米国債の買い受け等々、「アメリカ戦争屋」から菅政権に対しては矢継ぎ早に”指令”が出ていることであろう。
「まだか、まだか!」とマイケル・グリーンあたりから恫喝される日々を送っている今の菅直人の目には、もはやアメリカしか映ってはおらず、国民生活は勿論のこと、周囲の雑音など聞こえてもいないであろう。
自ら望んで”暗黒面(ダークサイド)”に陥って総理の座を手に入れた菅直人であるが、その精神状態はダースベーダー(=アナキン・スカイウォーカー)さながら苦悩に満ちたものであろう。
で、今回の「自衛隊の海外派遣を随時可能にする恒久法制定」であるが、これまでは国連平和維持活動(PKO)に基づく自衛隊の海外派遣等は事例毎に国会審議がなされていた「特措法」扱いであったものを、「迅速性に欠ける」という”こじつけ”的な理由だけで特段の手続きを踏まずとも自衛隊海外派遣が可能になるという、非常に危険なものである。
また、「集団的自衛権の行使」についても、例えば、同盟国が攻撃されれば、これと共同して反撃をおこなうという内容であり、過去に何度も議論になっては暗礁に乗り上げているように、その本質は「憲法9条問題」に及ぶ話である。
そんなタイミングで、現在、北朝鮮と極度の緊張状態にあり、「アメリカ戦争屋」にベッタリの韓国・李明博政権と、日韓の包括的協力強化をうたった共同宣言をおこなうなどというのは、ある意味、中国・北朝鮮に”宣戦布告”をおこなうも同然の行為である。
早い話、「韓国同様、日本もアメリカの創出している東アジア紛争に加担せよ」という「アメリカ戦争屋」の思惑を”丸飲み”にする話である。
もっとも、中国政府は、そんな図式は百も承知であり、安易に「アメリカ戦争屋」の挑発に乗ることなどないであろうから、本格的な紛争(戦争)には発展しないであろう。
兎にも角にも、年初早々より”窮鼠”菅内閣の「一挙手一投足」から目が離せない状態が続きそうである。
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/ebfd806dfa3c7e7c0f621cfb74d50f02
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