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山の中の時事随想
2011-01-05 14:30:42
日本は、大丈夫じゃない
半世紀、生きた。平均寿命からいくと、あと30年、というところ。今、二十歳の人だと私の倍、生きなきゃいけない。
しかし、今、ブログでいろんな怒りの意見に接するけれども、怒っているのは、若くて30代。それから我々世代ぐらいまでのような気がする。
正直、日本の将来、大丈夫なの、と不安になる
もっとも、自分らはこれから戦争に行くことも、若い人に比べ、可能性は小さいわけで
また、仕事をする時間は圧倒的に、若い人が多いわけで
日本を脱出するか、生きるのをやめるか、あるいは日本で苦しみながら生活するか。選択肢はそうないわけであって
だとするなら、もっとも可能性として高い、日本での暮らしが良くなるように、がんばるべきで
その前提で見たときに、今の日本の状況が、いい将来に向けて歩んでいるか、という問題があるんだけども
この現状認識で多くの人が、しっかり把握できていないんじゃないか、と私は思う
たとえば、新年の菅総理の挨拶においても、なぜ、政治とカネの問題なのか
それが日本の明るい未来に、どれほど関係あるものなのか
実に不思議に思う(こんな挨拶をした総理など、かつていただろうか)
ろくに仕事ができない連中ばかりではないか。菅、仙谷、前原、岡田、野田、玄葉、北沢、などなど。
あげれば、きりがない。アマチュアもいいところ。会社で言えば部長職か、どう贔屓目に見ても平取締役がいいところ(業界的な実力で見て菅が過去厚生大臣の経験者でほかは全くの初経験者なわけで)。
役員初体験の彼らが日本という会社の経営を今行っている。けれども正式な手続きを経ずに、インチキをやって表舞台に顔を出し、政権公約は守れませんとしょっぱなから公言した後は、消費税増税だ、公務員改革減速、沖縄米軍基地は県内移転、法人税減税、TPP推進など、米国、官僚、大資本家にべったりの政治を今まさにやっており、国民の生活が第一の政権公約を裏切るばかりか、返す刀で、脱小沢をやり、それをマスコミが大応援団になって連日報道している、という具合。
ちょっと頭の弱い子は偏向報道番組のプロデューサーに選抜された御用コメンテーターが「政治とカネ」と怒りのパフォーマンスに「そうだそうだ政治家は汚い」とうなづき、汚沢追放、「やれやれ」とやっている
大人たちが、自分たちのためにいいことを、ちゃんとやってくれているなんて思っていたら、大間違い
三宅久之は子はもちろん孫もいるのではないだろうか。いったい彼は未来の日本をどうしたいのか。私には彼が今の自分の地位や立場を守るために、役割を演じているだけでないかとさえ思える。はたして彼の頭の中に、日本のため、という感覚があるだろうか。もっともメディアの仕事に携わる連中あるいは高級官僚たちは、自分の地位や出世のため組織のため、ただそれだけの関心しかないような気がしてならない
そういう既得権益側の連中が、米国からの命令を仰ぎ自分たちの私利私欲で、ひたすらそれを忠実に遂行している。日本が果たしてそれでよくなるのか。日本はすでに成長途上の育ち盛りの国ではないのだ。人口は減り続け国の借金も増え続けるばかり。収入より借金が多い異常事態が続いている
能力的にもまた思想的にも大丈夫なのかという人物たちが政権を担当し、内政、外政ともにお粗末な運営でありながら、「政治とカネ」「脱小沢」となると大々的にマスコミが追い風を吹かせてあげる。しかし政治とカネの具体的な中身について尋ねられると現場の責任者でさえ、まともに答えられない。事実を知らない。どれだけ政治とカネが日本の政治を停滞させ混乱させているというのか。問題はそこなのか。違うだろう。もっと根源的な日本の問題点が問われているのではないのか。改革を迫られているのではないだろうか。
もうね・・大人たちがきっと、ちゃんとやってくれているなんて思っていたら、大間違い。誰かが、やってくれると思っても、誰もやっちゃあ、くれない。そして苦しむのは自分。終身雇用が無くなって派遣社員が大多数を占める今の社会にしたのは偶然じゃなくて米国が日本経済の強さの理由を調べつくして、そこに手を突っ込んだわけ。マスコミも高級官僚も、それに加担した。当然、大企業の経営者にとって一生面倒みなければいけない終身雇用から派遣法の成立はコストの激的な軽減で大助かり。しかし小泉内閣のとき社員への還元がどれだけあったのか。内部留保へほとんどが向かった。きっと、ちゃんとやってくれてるなんて思っていたらとんでもないことになって、結局、自分に帰ってくる・・・御用コメンテーターや司会の扇情的なコメントにのせられて汚沢とか叫んで楽しんでいるようじゃ、最下層の貧乏くじを引くのは君だと言っているのは、そういうわけ
これまでの人じゃなくて
これからの人が、この現在の1億総インチキ社会から覚醒して、メディア無視の反旗をひるがえさなければ、この国に明るい未来なんて、見えないよ
目覚めろ、日本
http://ameblo.jp/yama1717/entry-10758890677.html
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