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民主党の小沢一郎元代表(68)が正月恒例の「髪の分け目チェンジ」を2年ぶりに行って1日、都内の自宅で開いた新年会に現れた。昨年末の右分けが、左分けに。政権交代の余韻さめやらぬ昨年の元日は前年のままだった。「右→左」の年は、選挙で勝利を挙げるなど縁起が良い小沢氏。今年は政治資金問題で強制起訴を控え先行き不透明だが、同日開かれた菅直人首相の新年会を大きく上回る約120人の出席者を前に首相側をけん制。強気に始動した。
1日午後、都内の自宅で開かれた新年会に、小沢氏はスーツで登場した。髪の分け目は、昨年末の右から左に変わっていた。「薄毛防止のため」と言われるが、小沢氏は毎年1回、必ず分け目を変える。正月に変わることが多いが、昨年は1月に入っても09年と同じ左だった。
09年元日、小沢氏は分け目を変え、夏に民主党は政権交代を実現。昨年正月に分け目を変えなかったのは「験担ぎ」と言われた。しかし同1月、政治資金問題で東京地検の事情聴取を受けた。小沢氏は2月初旬、ようやく左から右に変えたが、6月には鳩山政権の行き詰まりから幹事長を辞任。後半からは国会招致問題で苦しい立場が続いている。
2年ぶりの正月の恒例行事復活。現在の流れを打破したいからだろうか。一方、あいさつでは菅首相や党執行部をけん制する強気の場面も目立った。
菅首相が、通常国会の審議に野党の協力が必要として、野党が求める小沢氏の国会招致にまい進していることを念頭に、「私が自民党の幹事長になった時もねじれ国会だったが、法案は野党との真剣な協議で切り抜けた。ねじれ国会だから仕方ないという理屈は、通用しない」と指摘。「今年は国内外とも非常に難しい状況だ。みんなが力を合わせ、国民の期待に応えるすべを見いださなくては」と不敵な予言までした。
昨年は菅首相(当時副総理)ら166人が訪れたが、今年は親小沢VS脱小沢の対決で「100人」が求心力維持の目安とされた中、120人が出席。菅首相の公邸年賀会に出席した45人の3倍近い。数では「菅敗」に追い込んだが、報道陣が待つ勝手口を避けて入った議員も少なくなかった。
「皆さんには、迷惑ばっかりかけている」。小沢氏はこう陳謝したが、政治資金問題や国会招致問題には、踏み込まなかった。乾杯が行われた大広間には、総理を目指す思いが込められたと話題になった「桜花春日太平国 江戸明朝第一郎」の掛け軸が昨年同様に飾られ、小沢氏の胸の内を示しているようだった。【中山知子】
[2011年1月3日8時44分 紙面
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