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45人の参加者による淋しい首相官邸新年会に、満足したのか満足しなかったのか知らないが、新年早々、相変わらず妄想爆発のようだが、その言葉が、テレビドラマを見すぎたのか、「平成の開国」だとか「TPP参加」、そして「政治とカネ」だと言うのだから、笑わせる。もっと気の利いた、ましな言葉はないのかね。
*****首相「今年は政治とカネにけじめつける」 産経新聞 [1/4 11:39]
【首相年頭会見詳報】(3)
「そしてもう一つ、不条理ということに関して言えば、『政治とカネ』の問題があります。私が初めて衆議院選挙に立候補したのは、『ロッキード選挙』と呼ばれた選挙でありました。政治とカネを何とかしなければ日本の民主主義はおかしくなってしまうという思いから、30歳の時に初めて立候補致しました。今、なお、政治とカネのことが国民の皆さんから不信の念を*****
最初の立候補について、「政治とカネを何とかしなければ日本の民主主義はおかしくなってしまうという思いから、30歳の時に初めて立候補致しました。」なんて綺麗事をいっているが、誰がそんな「美談」を信じるか。選挙を手伝ったと称して、市川房枝の事務所から名簿を持ち出した男の「美談」が、擬装であることを知らない人はいない。
美談をいまだに信じ込んでいるのは、菅直人と伸子夫人だけである。かつての選挙区である西東京市で、昨年末の市議選で、民主党候補が惨敗したことをみれば一目瞭然だろう。
****小沢元代表「国民が判断」首相をけん制 毎日新聞 1月4日(火)12時44分配信
民主党の小沢一郎元代表は4日午前、BS11の番組収録で、菅直人首相が年頭記者会見で小沢氏の「政治とカネ」の問題に触れたことについて「私自身のことは、私と国民が裁いて判断してくれる」と述べ、首相をけん制した。小沢氏は「首相にとっては僕のことなんてどうでもいいので、国民のために一生懸命に何をやるかということが問題だ。国民の生活をどう守るのか、そのために約束したことをどう実現するのか、日中、日米などの国際関係をどうするのかというレベルでとらえないとどうしようもない」と述べた。衆院選の政権公約(マニフェスト)の実現や日中、日米関係などで混迷する菅政権を批判し、自らの「政治とカネ」の問題よりも首相の政権運営自体に問題があると指摘した。【葛西大博】*****
小沢一郎の批判は至極当然なものであろう。管直人が、政権交代の原点を忘れ、政権交代のマニフェストをことごとく無視して、権力維持のために自民党よりも自民党的な政権運営に終始していることは明らかであって、そのために支持率が下落し、選挙で連戦連敗しているというのが現実であって、小沢問題が管政権の足を引っ張っていると考えるのは管直人と管夫人伸子、そして岡田幹事長ぐらいなものだろう。
小沢が繰り返す「国民生活が第一」「官僚指導から政治主導へ」……こそ、政権交代の原点であって、だからこそ、マ管直人やスコミが小沢批判を繰り返しているにもかかわらず、「小沢支持デモ」に象徴されるような、一種の「小沢待望論」が、全国的に湧き起っているのである。
管直人は、小沢問題に固執すればするほど支持率は低下し、自滅の道を進むしかあるまい。逆に、小沢一郎の方は、管直人が小沢批判を繰り返せば繰り返すほど、金権政治家としてではなく、国民政治家としての国民的な人気を勝ち取ることになるだろう。政治とは皮肉なものである。
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