http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/685.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201101/article_5.html
いよいよ菅が元旦に言った言葉の意味が分かってきた。「ハレーションが起こることを覚悟」、「権利を掌握する」という意味は、やはり国家を論ずるより、まずは小沢氏を消し去りたいという執念というか妄執である、ということが分かった。これは、単なる強がりではない。水面下で何らかの手筈が整ったことを意味するのではないか、とみている。それでなければ離党ではなく、議員辞職とまでは言わないと思うからだ。
本当にこれは同じ党内の功労者に言う言葉ではない。もう菅は小沢氏を民主党員とも思っていないし、また、小沢氏を支持するグループも単に与党としての数合わせの議員ぐらいにしか思っていないだろう。もしくは、それすらも当てにしなくても済む条件が整ってきたのか。小沢氏さえ居なくなれば、全て障害物は排除され、後は何らかのストーリーが出来ているのか。
菅には一国の首相としての、尊敬も敬意も払いたくない。私も一般的な常識、礼儀はあるつもりであり、菅「氏」ぐらい書かなければ失礼に当たるのは分かっているが、それ以上の非礼なことを小沢さんに行っているので、今の心境は呼び捨てでも物足りないほどだ。
菅は本当に検察審査会なるものの実態を知って「強制起訴」だから議員辞職と言っているのか?今回の2回目の検察審査会は、確実に民主党の代表選挙の議員の投票時間、サーポーター、党員の開票時間をリンクさせ、さらに検察審査会議決も代表選でたとえ小沢氏が勝っても「起訴相当」が出るように2重、3重に防御が仕込まれていた。j
この検察審査会には明らかに民主党の小沢氏が代表になってほしくない勢力、また代表選で小沢批判を展開したマスコミ等の連携の上に成り立っているのではないかと、ブログを少しでも見ている人は誰でもそう思う。こんな偶然がいくつも重なる訳がない。審査員の3度の年齢訂正然り。
党員、サポーターの投票はがきにシールが無い、なども考えられないことであった。国家の首相を決める投票用紙である。思わず、これでは投票はがきが着くまで何をされるかわからないと直接送り先まで持って行こうかと家内と話したほどであった。筑波市のある倉庫?(部屋)で簡単に区分けを出来て、小沢氏の票を廃棄しても誰もわからない。ネット投票と余りにも違い過ぎた。その疑惑もまだ闇の中だ。
菅はもう少し頭のいい男と思っていたが、仙石とも、岡田、枝野、前原とも年末頻繁に会っていたので、今日の小沢氏に辞職を求める件も了解済であったのであろう。新年会でその決意を表明したと考えている。もう一度言うが、何か悪魔か悪霊に疲れているような執拗さである。ある意味、一つの懸念にとらわれている精神医学上の病的な症状を感じる。
菅が政倫審に出ろと言い、それがクリア出来たら、今度は離党以上の議員辞職を迫る。これは、修復不可能な状態にまで来ていることを示している。それだけに何か怖いドラマが仕組まれているのではないかと心配している。
阿修羅の掲示板http://www.asyura2.com/index.htmlを見ると、掲載されているブログの中で勢いよく楽観的に、これで菅も終わりだ、などと書いている記事を見かける。しかし個人的には、菅は、これから手負いの獅子ならぬイノシシ(もしくは亡者)で、何をやるか分からないと考えている。特に仙石が法務大臣を未だに兼務していることは異常な状態である。これは明らかに、小沢氏の強制起訴を確実なものにし、更に何か策が打たれているかもしれないと思っている。
今日のあの異様な話し方は、菅、仙石の間では、さらなる一撃を仕組んでいるのでないかと心配している。なぜなら、冒頭から小沢氏の政治とカネ、ロッキード事件の話から切り出した。国家、国民からは、ある意味もう裁判で決まる話よりは、日本の国家をどうするのかを一番聞きたいはずである。
ここまで菅に言われて小沢さんも余程頭にきたのであろう。以下のように述べたそうである。
小沢氏が反論「僕のことは私と国民が裁いてくれる」
http://www.asahi.com/politics/update/0104/TKY201101040133.html
民主党の小沢一郎元代表は4日午前、BS11の番組収録で、強制起訴された場合に議員辞職を含めた対応を求めた菅直人首相の発言について、「僕自身のことは私と国民が裁いてくれる。首相は僕のことなんかどうでもいいんで、国民のために何をやるかが問題だ」と反論した。
小沢氏は「党内政局の話ばかりになってしまうと、国民の目も何やってるんだとなる」と、首相の政権運営を批判。「国民の生活をどうして守るんだ、約束したことを実現するんだというレベルで物事をとらえないとどうしようもない」などと話した。
本当にその通りだ。小沢さんは、こんなことを菅には言われたくない、と言いたいのだと思う。自分はもう逃げも隠れも出来ない状態になっていると。上記の番組は、5日(今日)のBS11の22:00からであるので、興味がある方は是非見てみよう。
小沢さんの腹も菅の話を聞いて決まってきたのではないか。13日の両院総会で、小沢さんを支持するグループがどう出るかに注目が集まる。最近、小沢氏周辺の議員の言動がぴたりとマスコミ報道に出てこないことが気に掛かっている。記者との接触を避けるため、余計な言動を控える、もしくは発言をするなと言われているのかもしれない。
その前に菅側が手を打ってくるかもしれない。杞憂であれば、そはそれでいいが、今までの過去の一連の結果を見れば何があってもおかしくない。頼れるはずの裁判所自体も事、政治案件は信用していない。なぜなら、刑事事件のような厳然なる証拠というより、法律の解釈に関わるものが多いからだ。大阪地検特捜部の村木氏の場合は、たまたま厳然なる証拠があったから無罪になったが、あれが無かったらどうなっていたかわからない。
4日の菅の記者会見では、解散の「か」の字も頭にないと強弁する。読売新聞の3日の社説のタイトルに、「政界再編が必要だ」と書かれていたことも気に掛かる。水面下では、小沢切りを条件に、渡辺読売会長が提唱していた自、公との大連立案もあるのかもしれない。自民党の石破議員は小沢氏が居るなら連立はあり得ないと述べていた。逆の言い方をすれば、小沢氏を辞職させれば問題は無くなる訳だ。
少なくとも菅が小沢氏の議員辞職にまで言及したことは、完全な戦線布告と見なして良いと思う。13日の民主党両院総会以降、地方統一選挙に向けて、1月中に非常に大きな動きが出てくることが予想される。当面、両院総会がどうなるかである。
ただ、このままの状態では菅が内閣を改造しどんな強弁を言おうが、百歩下がって小沢氏が例え離党しても、統一選挙では民主党は大負けするだろう。それでも解散しないと言ったら本当に菅の精神状態を疑う。
いよいよ、マスコミ、検察に対して起こした、草の根(個人)ネット世論の活動の正念場が来そうである。心ある方は、是非、その時はその運動の輪を広げて、「生活第一」をもう一度取り戻すべく連携していこう。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK103掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。