http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/651.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201101/article_4.html
やぶれかぶれの菅執行部は小沢氏に対して何をやるか分からない。
3日はどの新聞も政治ネタは休業状態で、元旦に述べた内容を再度出して紙面を埋めている。この中で、読売新聞WEB版に以下の見出しで、また首相の話を書いていた。
自分の会社務めの経験から、社長や役員クラスになると、自分が発する言葉が即会社内外に伝わり、いらぬ憶測や不要な気遣いを従業員に与えるため、企業経営者は言葉を選んで話をするものである。しかし、今の首相の言葉は軽すぎる。
今年もハレーション覚悟…菅首相あいさつ
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20110102-OYT1T00263.htm
出席者によると、首相はあいさつで「今年も多少のハレーションが起きることも覚悟の上で、自分のやりたいことをしっかりと伝えていきたい」と述べた。小沢氏の政治とカネの問題に厳しく対処する姿勢を示したものとみられる。
上記の見出しの言葉はおよそ一国の首相が言うような言葉ではない。「石に齧りついても」、「支持率が1%になろうとも」、今度は、「今年はハレーションが起こることも覚悟」と言ったそうだ。その意図は、国会の主要な審議課題についてではなく、小沢氏の政治とカネの問題への対処を、火花が散ってハレーションを起こすほど徹底するということなのか?このことは、「日々坦々」さんの記事の中でも述べている(http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-827.html)。
一国の首相が同じ仲間をこうまで執拗に叩く執念は、どこから来るのであろう。また小沢氏の強制起訴を行う指定弁護士は、以下の報道のように、小沢氏側が本来1回目の検察審査会で議決に含まれていなかった「4億円」を起訴内容に盛り込む方針を固めたようだと書かれている。
小沢氏の強制起訴 聴取要請、「4億円」立件へ詰めの議論 指定弁護士
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101126/crm1011262339044-n1.htm
また急に、青木愛議員の政治資金の記事が報道され出したが、正に小沢氏グループの政治とカネの問題にまた国民の目や意識を集中させようとする意図を、ありありと感じる。まだ仙石長官は法務大臣を兼ねている。法務、刑事に絡む情報は全て入手出来るし、何らかの指示を出せる立場にある。思わず裏で何かやっているのではないかと、思ってしまう。
本ブログで前にも書いたが、前法務大臣はあまりに人が良すぎて、思わず手品の種を明かして墓穴を掘ったが、基本は善良過ぎたのかもしれない。原口議員と郷原氏が先日ニコニコ動画で柳田前法務大臣を誉めていた。今、検察機構改革のための委員会を行っているが、その委員に、検察に対して批判的な郷原氏や江川紹子氏を入れたことは英断であった、との事。柳田前法務大臣は、当然菅執行グループと思っていたが、今年の小沢氏主催の新年会に出ていたのは驚きであった。連戦連敗の選挙、中国漁船問題でも誰ひとり責任を取らない中、唯一自分だけが更迭されたことも原因となっているのではないか。自分に置き換えれば、少なくとも菅氏の新年会には出たくはないであろう。
法務大臣も兼ねている仙石長官は法律家なだけに、法律の裏の裏まで知っていて、小沢氏に対して何を考え、何を仕掛けているか分からず、不気味に思ってしまう。本来、こういう不安は野党の行為に対して思うことだが、今や同じ民主党内の仲間の議員を疑ってしまう状態だ。一昨年の夏に民主党を支持した国民の中にそういう感覚を持つ者が出てきていることを、菅執行部はどう思っているのか。完全に敵に回してしまった。
菅首相は、今年は権力をもっと強化する、とも言っている。内閣改造に合わせて、政倫審、証人喚問に係る委員会や役員会のメンバーも菅グループで強化するようなことも報道されている。小沢氏は挙党体制と訴えているが、菅執行部は益々内向きになり、昔の学生運動のセクト、内ゲバを見ているようだ。
今の状態が挙党体制だと岡田幹事長が述べているが、これを本気で言っているのなら、全く接点が無く水と油である。
3日の読売新聞の社説に「迷走日本政治 安定政権へ政界再編が必要だ(1月3日付・読売社説)http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110102-OYT1T00521.htm」
とあったが、「石にかじりついても」解散せずに、延々と反小沢、親小沢で反目しあって日本の政治が進まないということは、日本とって一番の不幸である。
小沢氏が、「菅氏と仙石氏は普通の人と違う」と表現したが、結果責任を取ろうともせずに上記のような事をやっている政府は、独裁政府に通じる。ならば、もう一度今の第二自民党の様な菅執行部の政策が良いのか、小沢氏が訴えている脱官僚の「生活第一」の精神の政治が良いのか、野党が良いのかを選挙で問うべきである。
当然、一党では与党になれないので連立となる。その方が今のように訳の分からない政治をやられるよりは、余程いい。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK103掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。