106. 2011年1月05日 20:35:53: LGuZOtuero
<ゴミ菅、強制起訴なら議員辞職を、とほざく>ゴミ首相、菅は、新年早々、小沢氏処分に言及し議員辞職まで求めているが、そんなことで小沢氏は動じない。小沢氏は菅に手持ちのカードを全部切らせた上で、1手で局面をひっくり返すだけのものを持っている。 その前に、却って第5検察審査会の疑惑が再浮上し、仙石・菅の陰謀が具体的に取り沙汰される。 ☆ ☆ ☆ 小沢氏の起訴を前に、菅は、起訴になったら小沢氏に離党・議員辞職を勧告する、ことを明言している。 しかしながら、強制起訴とこれまでの起訴とは、その意味や意義は明らかに異なる。菅はわかっているので言っているのであろうか? 1.強制捜査までし、疑惑解明に徹底的に取り組んだ検察は、疑惑を立証できず不起訴にしたこと。 2.その検察の不起訴の決定を受けて行われた第5検察審査会の議決は、白か黒か分からないが、とりあえず、裁判で判断をしてもらおう、という安易な考え方から起訴相当としたこと。 この検察審査会の強制起訴による起訴は、検察に起訴されれば99%が有罪になったという、従来の検察による起訴とは全く異なる。 従って、強制起訴は起訴には違いないが、有罪かどうかかを、これまでのように、第三者が軽々に断定的に捉え、これに対応することは適切ではない。大方の識者は、検察審査会による起訴の場合は、検察が不起訴と判断していることを考慮し、推定無罪の原則が強く維持されなければならないという見方を支持している。 これまでの事例があるからといって、菅が、過去の事例を引き合いに、小沢氏に離党や議員辞職を勧告するような事態になれば、検察審査会制度導入の趣旨を正しく認識しているとは言えず、極めて不当な判断をすることになる。一国の総理大臣が、政権維持のために、そして、小沢氏排除のためだけに、法の趣旨を曲げて愚行を犯すことは歴史に汚名を残すばかりか、諸外国に日本の恥をさらす、全く前代未聞のバカげたことである。 加えて、第5検察審査会には多くの人が指摘しているように、疑惑とされる問題点が沢山あるので、なおさらのこと、この点を踏まえて、菅は対応すべきだ。 といっても、それは無駄な話かもしれない。菅は、首謀者仙石とともに自らが共謀者になっているので、この辺の事情は知悉しており、後ろには引き返せないのだ。この上は、指定弁護士、検察、そして、地裁・最高裁の裁判所とともに、持てる権力を最大限行使(濫用)し、その策謀の完成に腐心することであろう。さらに、既定方針どおり、日本の言論界を支配するゴミ新聞やゴミ知識人の援護をより確たるものにして、行くところまで行くつもりだ。 この分厚い壁を突き崩すのは容易ではない。良識ある知識人、真のジャーナリズム、ネット情報による真実の追及そしてその伝達・報道。最大の力の源泉は、市民の目線でこれに闘うことだ。 ☆ ☆ ☆ 小沢一郎という日本の政治史の中でも傑出した、稀有な政治家を闇に葬ろうとするゴミ首相菅や仙石の策謀には、断固闘わなければならない。そして、暗い闇の中で一条の光を求めて、ひとつづつ真実を明らかにしていかなければならない。 いずれ、すべてが明らかになる日が来るものと堅く信じているが、その大前提として、強制起訴の議決に至った第5検察審査会の疑惑の数々を具体的に認識し明らかにしていかなければならない。わたしの調べにより、わたしが問題視した疑惑の諸点は以下のとおりである。 <第5検察審査会の疑惑の数々> @平均年齢: 委員11人の平均年齢が1回、2回とも34.55歳。 日本人の年齢構成から34.55歳が出る確率は、専門家の試算によれば、0.12%、2回とも34.55歳が出る確率は100万分の1.44。即ち、0.00144%。空気中の塵一つ。実社会では起こり得ないパーセントである。 → 2回目の第五検察審査会は実在しないのではないかといわれている根拠がここにある。 A早期議決・議決の経緯など: 9/7に初回会合を開催して1週間後の9/14に早期議決したといわれている。その間の会合回数、参加者数、要した時間など、国会で追及されていながら、検察審査会は独立機関だということを盾に、第5検察審査会の指定弁護士はもちろん、検察審査会の事務を司る最高裁は全く明らかにしていない。明石事件、JR福知山事件では担当した検察審査会は自ら9回、7回の会合を持って議論したなど議決にいたる経緯、内容をそれなりに明らかにし、国民の理解を得る努力をした。→ 第5検察審査会は結論ありきで、会合を開いていないのではないかという疑念が生じる根拠になっている。とともに、いよいよ11人の委員は実在していなかったということが確実視されている。 B被疑事実の追加: 議決に、第1回目の検察審査会が問題にしていない被疑事実が追加されている。第1回目の起訴事実であった「期ずれ」(土地購入の記載の2ヶ月のずれ?の適否)の問題より、追加された被疑事実の方に重きが置かれて議決された可能性が強い。 → 強制起訴のためには検察審査会は2回の議決が必要であるという法律に違反している。追加された被疑事実は2回目の審査会でしか論議されておらず、議決は無効だ。しかし、小沢側弁護団の議決無効の申立を最高裁は行政訴訟にはなじまないとして却下、その当否は刑事裁判として地裁で争えとの判断を示した。 C議決日: 第5検察審査会の議決が民主党の代表選挙日に行われており、議決日の日程の設定に故意性が強い。→ 政治的な意図があったことは間違いがない。手続き的には9/14の議決は形式的なもので、実際は、その前に合意形成がなされていなければならない決まりになっていることから、その議決の結果については、検察を通じて菅仙石の現執行部側に予め漏らされていた。そして、菅仙石の執行部は、小沢派乃至中立派の議員を切り崩すのに、この情報を内密の情報として陰で活用した。 D発表日: 議決内容の発表日が、議決日9/14から発表日10/4まで3週間近く遅れた理由が不明であるが、代表選の結果次第で発表のタイミングをはかった。もし小沢氏が選ばれるような事態が生じたならば、この議決内容を即日発表し、小沢総理就任のネガティブキャンペーンをしたと思われる。 E国会の責務: 第5検察審査会の議決の重大性を考慮して、以上のような疑念・疑惑があるからには、第5検察審査会は議決に至る経緯、議決に至るまでの論点を国民の前で説明すべきであったにもかかわらず、これをしなかった。また、国会は一部議員の議事録の公開要求があったにもかかわらず、これに応えてこなかった。小沢氏が離党や議員辞職の勧告を受けるような事態になった場合には、国会は、立法府として国民の立場に立って、第5検察審査会にまつわるこれらの問題、とりわけ議事録の公開に向けて、裁判とは別に、人権上の由々しき問題に鑑み、追及する責務がある。 現在森ゆう子議員らがこの疑惑解明に取り組んでいますが、森ゆう子議員、川内議員、辻議員、有田議員には、これまで以上に努力していただくよう期待したい。 ☆ ☆ ☆ 仙石を首謀者、菅を共謀者とした小沢氏追落しの策謀には、官房長官として影の総理大臣ともいわれる仙石は欠かせない。仙石は弁護士出身で司法人脈を持っている上に、指揮権が発動できる法務大臣の地位をも得ている。権力行使にはこれ以上の地位はない。 小沢氏の強制起訴を間近かに控え、菅が、強制起訴ならば小沢氏を離党や議員辞職を勧告することを明言している背景には、仙石の智謀が働いていることは間違いがない。菅が、問責辞任を求められても仙石を辞職させることをせず、仙石もその地位に拘る理由がここにある。前述した、この策謀の完成には仙石が不可欠なのだ。 菅・仙石は、いま現在持てる権力及び影響力を行使して、検察や最高裁を操り、そして、仙石の司法人脈を活用して、小沢氏を有罪に出来ると見通していることはほぼ間違いがない。こういう見通しの下に、大手マスコミは、小沢氏が冤罪になった場合に負うであろう、これまでの新聞・テレビによる捏造報道のリスクを負うことなく、正義の仮面をつけ続けて安心して、菅政権支援しているということがいえる。 では、仙石の影響下にある司法界の実態はどんなものであろうか。 1.第5検察審査会の補助弁護士は、仙石の指示の下、仙石の司法人脈を通して送られたといわれている、反小沢で気脈を通じる弁護士だ。その結果は、ご存知の通り、摩訶不思議な、疑惑の山の第5検察審査会により、9/14の代表選と同じ日に議決をするという蛮行をやってのけた。議決内容は、信じ難い小沢氏強制起訴だった。 2.仙石と検察との関係は、尖閣問題で既に証明済みだ。仙石の指示・命令で動く検察庁・最高検だ。仙石の影響下にあることは誰も疑わない事実だ。 3.検察庁と最高裁等の裁判所は、それぞれ独立機関で独立しているようには見えるが、人事異動等は一体で行われていることからも察せられるように、底流ではつながっている。つまり、仙石が間接的に影響を及ぼすことができる行政・司法機関だ。最高裁が、その事務を担っていながら、第5検察審査会の議事経過や議事録の公開を拒否しているのは、菅政権の意を受けてのことだ。 4.何よりも重く、強いのは指揮権発動ができる法務大臣の地位に、仙石がいるという事実だ。検察に対して仙石は、尖閣問題が証明しているように、法理を超えて、情勢次第で陰に陽に指揮権が発動できるのだ。これは超法規的措置がとれるという権力だ。小沢裁判で、小沢氏が有利に進み冤罪の可能性が出てきたときには、それが現実化したときの社会に与える影響や混乱を避けるという名目で、表向きはともかく、陰に指揮権を行使し、できる諸々の手段・手法を使ってそれを阻止するつもりだ。 仙石は、このように、強大な権力を掌握しており、事実上司法全体を牛耳ることができる立場だ。仙石は自分の意のまま何でもできる。つまり、小沢氏を有罪にすることぐらいは、緻密に計算すればできる立場だ。 近いうちに内閣改造に着手するという菅の、仙石に対する処遇がさし当たって問題になる。もっとも、仙石が閣僚を辞任したとしても、乗りかかった船だ、検察や最高裁は責任逃れのために、菅に協力してやりぬくことは十分考えれられる。 もとより、問責決議を出された大臣が、いつまでもそこに留まることは、許されることではない。 今般、西岡参院議長から尖閣問題で沖縄地検を国会招致する旨の意向が示された。 仙石も、上記のとおり、尖閣問題、第5検察審査会、加えて政治資金の虚偽記載問題などの疑惑があるので、遠からず、国会に招致して説明させるべき日が来ることを待望したい。
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