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松下政経塾内閣のリーダー格の前原は、それゆえに外交責任者になったようなのだが、政経塾生みの親の幸之助の意向を体してか、暴走に次ぐ暴走発言を連発して、平和国民をハラハラさせている。政経塾議員の思想と行動から、知られざる松下幸之助の、松下財閥の野心と野望を見て取れる。平和憲法の名において失格もいいところであろう。
<首をはねない与野党>
彼は以前、北京の外交学院で演説している。北京で中国脅威論をぶって胸を張った。その演説ビデオは今も同学院の教師らが保存、改めて彼の思想と行動を研究しているようである。尖閣列島での中国漁船を追跡・拿捕・船長逮捕の指令は前原のもとで現実のものとなったものである。むろん、ワシントンとした相談した上での緊張政策そのものと見ていい。
こんな大臣は過去に存在しなかったことだけは確かである。恐らく小泉でも出来なかったろう。極右大臣の首をはねようとしない野党と与党の責任はすこぶる重い。それを指摘しようとしないマスコミである。これは右傾化日本どころの話ではないだろう。友好の羽を対立の羽に切り替えてしまったというのに、である。まだ中国との友好を口にする政党が存在するが、それも大分怪しい。
<ワシントンで有事対応協議>
日本列島の周辺はすべからく平和の海にする責任を負っている為政者のはずである。友好こそが東アジアの平和と安定の基礎である。小学生でもわかる原則を政経塾内閣はぶち壊してしまった。そうしておいて前原は、正月訪米において「有事を想定して対応を協議したい」とマスコミ会見で、またまた暴走発言をした。南北朝鮮の対立と日中対立を口実に、戦争への対応をワシントンと協議をするというのである。
狼少年のような前原に対して、誰もクレームをつけない。不思議千万だ。外務官僚路線でもあるからだ。自民党派閥時代であれば、こんな大臣発言が飛び出せば、真っ先に首を切られたであろう。派閥が許さなかった。自民党時代の方がはるかにましだった。第一、極右人物を外交責任者にする総理大臣も派閥の大将もいなかった。
もし、そんな大臣を放置すれば言論界が許さなかった。怒りの言論に内閣は総崩れになってしまう。抑制均衡の原理が働いた。今はこれが政府にも野党にもマスコミ界にもなくなっている。脅威の本質はここにあるのである。
<日韓軍事同盟論>
前原暴走発言は韓国新聞とのインタビューでも飛び出した。韓国と軍事同盟を結びたいというのである。これも仰天発言である。歴史を学んでいない証拠であろう。字面を追い掛けた程度の歴史認識である。こんな暴言を許す外務官僚もまた、狂ってしまっているのであろう。
軍事同盟など不要である。外国の軍事基地を受け入れていることに、右翼はもっとも反発すべきではないか。ところが、日本の右翼は米軍支配を喜んで受け入れている。不思議なのだ。そういえば戦後右翼の親玉だった児玉誉士夫は、敗戦後にはCIAの手先になっていた。イカサマの右翼だった。中曽根の支援者・黒幕だった人物である。
前原も児玉レベルなのであろうか。日米軍事同盟だけでは不十分、この際、韓国ともやりたいというのである。韓国民が応じるわけがないだろう。南北対決は永続などしない。戦争で得る者は何もない。日米に操られることに満足する両国民はいない。韓国内には反米派も反日派も沢山いる。
前原暴言は、ワシントンにそそのかされてのものであろうが、ともかく菅・政経塾内閣は、菅を先頭に口の軽い者が多すぎる。国民の代表であるとの自覚がない。責任の重みを感じていない閣僚ばかりである。危険極まりない政権である。ワシントンの出店など論外である。日本は独立国ではないか。憲法を読め、といいたい。
<正月3が日>
今日から仕事始めである。昨日は田舎に帰った人たちのUターンラッシュのピークを迎えた。東京はずっと穏やかな好天続きだったが、それ以外では大雪や曇りで天候に恵まれなかった。筆者は1日と2日と近くの公園を歩いて汗を流した。公園との往来のおり、昔と異なる風景に出くわした。一部の市民はレジ袋を下げていた。買い物だ。コンビニは正月返上である。
1か所のマンションに日の丸の旗が掲げてあった。これが市内いたるところに掲げられると、正に前原ペースである。筆者が首相官邸や自民党本部に出入りしているころは、記者会見場に日の丸はなかった。今は官邸会見場の日の丸に、学生時代は過激派だった仙谷が敬礼している。左翼からの右翼転向組なのだろうが、事情通からすると、滑稽ではある。
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/51706141.html
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