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予算案を議会に提出する前に、ノンキャリアの職員たちが膨大な集計のチェックを何度も行なうと聞く。なぜか? 議会に提出された予算書に1箇所でも「違算」が見つかると、審議がストップしてしまう恐れがあるからだそうな。公開してしまった数字に「見解の相違」などありえない。「30.9」は誰が見ても「30.9」だからだ。
そこで傳田みのり東京第五検察審査会事務局長に伺いたい。今回の2度の訂正は、審査会事務局が独自に「違算」を発見したものか? それとも、外部からの指摘を受けて始めて気が付いたものなのか? 独自に気が付いたものなら、外部は知らないのだから慌てずにゆっくり計算し直して訂正発表すればよい。訂正作業は「1度」で済んだはずだ。
もし外部の指摘により「違算を発見」したのなら、それも「2度にわたって」おかしいとの指摘により再度見直して間違いを見つけたのなら、担当した職員は公務員試験を受かっていたのか疑問が出てくるし、公表の数字を決済した上司の適正も疑われよう。普通はこういう事態を称して「泥縄」と呼んでいる。
計算の根拠となる数字が目の前にあれば、たとえ1度は計算違いをしても、次の計算結果は「絶対に正しい」数字にするはずである。公務員であれ会社員であれ、担当者は必死にチェックするはずだから。それが2度も「違ってました」と頭を掻いたということは、「計算の根拠となる数字が目の前にない」ということになりはすまいか?
検察審査会法によれば、検察審査会事務局長は検察審査員候補者の生年月日を知っているはずである。「検察審査員候補者名簿」を見れば住所氏名とともに列記してあることになっている。いい大人が生年月日から年齢を求めて、その平均を算出する作業で2度も間違えるだろうか? 「間違えたんだからしょうがないだろう!」と強弁してもその担当者と上司が「計算違い」で懲戒免職になることはないのだが、なにか釈然としない。人の起訴不起訴を判断する検察審査会が「たまには間違えることもある」と2度も公言して問題ないのだろうか?
傳田事務局長曰く『間違った理由はわからない。(参考ブログより)』まあ一般的にはそうだ。チョンボに合理的理由などないだろう。しかしチョンボが2度続けば、普通は原因を考えるだろう。 上司たるもの第五検察審査会の仕事結果すべてに「?」が付くようになっては、後々マズイから。なぜ当初の「平均年齢30.9歳」で押し切らなかったのか? 確率的には低くとも「絶対不可能」な数字ではない。事務局に自信があれば「たまたまだ」と嘯いていればいい。それ以上の探りを入れることは「個人情報の保護」を盾にいくらでも拒める。
それでは逆に「自信がなかった」のか、根拠となる数字が「架空」だから? 第五検察審査会2回目の起訴議決は色々な意味でちぐはぐだった。審査時間の極端な短さ。起訴相当を議決してから議決書の発表までの異常な長さ。1回目の議決には触れられていない被疑事実。そして二転三転した審査員の平均年齢。これらの疑問も傳田事務局長にとっては単なる『見解の相違です』に過ぎないのか?
<検察審査会法>
第10条 ・・・・・
2 市町村の選挙管理委員会は、前項の規定により選定した者について、選挙人名簿に記載をされている氏名、住所及び生年月日の記載をした検察審査員候補者予定者名簿を調製しなければならない。
第11条 市町村の選挙管理委員会は、・・・・・検察審査員候補者予定者名簿を管轄検察審査会事務局に送付しなければならない。
第12条の2 検察審査会事務局長は、第11条の規定による検察審査員候補者予定者名簿の送付があつたときは、これに基づき、政令で定めるところにより、検察審査員候補者の氏名、住所及び生年月日の記載をした検察審査員候補者名簿を調製しなければならない。
《参考ブログ》
「個人情報だから、11人の生年月日は公表できない」と、傳田東京第五検察審査会事務局長が電話で強弁回答!(12月29日):一市民が斬る!! http://civilopinions.main.jp/2010/12/122911.html
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