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「謹んで新春のお慶びを申し上げます:三つの課題
新年明けましておめでとうございます。
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は本ブログをご支援賜り誠にありがとうございました。
本年も引き続きご厚誼賜りますよう謹んでお願い申し上げます。
皆様の本年中のご健康とご多幸を心より祈念申し上げます。
日本の政治が混迷を続けているが、その最大の原因は、長期にわたって存在し続けた日本の政治構造が、制度疲労を起こし、時代に対応できなくなっていることにある。
新しい政治の構造、新しい政治のあり方を構築しなければならないわけだが、その産みの苦しみに直面していると考えるべきである。
2009年に政権交代が実現したことは画期的なことだった。日本の歴史上、初めて主権者民衆の選択により、権力の交代が実現したのである。
ところが、1年も経たぬうちに新政権は破壊されてしまった。この新政権破壊活動の中心を担ったのが、小沢一郎元民主党代表に対する不当で激しい集中攻撃だった。
その小沢一郎氏攻撃の中軸を担っているのが、新政権を破壊し、悪徳ペンタゴン政権を樹立した菅直人氏であることに注目しなければならない。
思えば、小沢一郎氏に対するマスゴミ集中攻撃の歴史は古く、とりわけ、小沢一郎氏が民主党代表に就任した2006年4月以降、その傾向は一段と顕著になってきた。
民衆による主権者国民のための政権樹立と並行して小沢一郎氏攻撃が展開され、その進展とともに、主権者国民政権が破壊され、悪徳ペンタゴン政権が再樹立された事実をしっかりと認識しなければならない。
この意味で、小沢一郎氏に対する不当で卑劣な攻撃こそ、主権者国民対悪徳ペンタゴンの死闘の最前線になっているのだ。
旧支配勢力とこれに立ち向かう主権者国民・主権者民衆との死闘はいよいよ本格期を迎えつつあるのだ。
私たち主権者国民は、大局的にものごとを見つめなければならない。
明治維新以来140年、第二次大戦後65年の長い時間が経過しているが、この間、日本政治は米国、官僚、大資本の支配下に置かれ続けてきた。この構造を刷新し、主権者である国民、主権者である民衆が政治の実権を握る新しい構造、新しい体制を作り上げなければならないのである。
この大業を成就するには、ある程度の時間が必要であるし、極めて大きな力が必要である。
西郷南州翁遺訓にあるように、「命もいらず名もいらず、官位も金も求めぬ始末に困る者ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬ」のであると思われる。
政治がカネの力によって誘導されてしまうことを防ぐには、そのような誘導力が働かないような仕組みを取り入れることが不可欠である。
聖人君子による統治を期待し、千年に一度、その奇跡が実現するとしても、それは偶然の産物に過ぎない。平時は金権腐敗政治がまかり通ってしまうだろう。
米・官・業による政治支配の構造を刷新するには、米・官・業による政治支配構造をもたらしている制度そのものを改変することが不可欠なのである。
その具体策が、
@企業団体献金の全面禁止
A官僚天下り制度の全廃および地方交付金の一括交付金制度への移行、
B電波寡占状態の解消
なのである。
企業団体献金を全面禁止する。このことによって「カネの力で動く政治」を解消することができる。カネを目的に政治家を目指す人間が減ることになる。「カネにはならないがヒトのためになる仕事ができる」ことを理由に政治家を目指す人間が増えることになる。
「政治とカネ」の問題は、小沢一郎氏の政治資金収支報告書のあげ足取りをすることではない。政治行動をカネから切り離すことなのである。
中央政府から地方政府への資金配分を一括交付金制度に変更すること、地方の財政資金支出に際して民間業者を使用する際には、完全競争入札を実施すること、などは、政治活動とカネの流れを切り離すうえで不可欠なのだ。
日本の情報空間を歪めているのはマスゴミである。電波利権を特定少数の事業者に提供することで、マスゴミは権力者の支配下に置かれるのである。この日本の情報空間を操作している本尊が米国であることもしっかり認識しなければならない。
2011年を意義ある1年とするために、
@小沢一郎氏に対する不正で不当な弾圧を断固糾弾すること
A悪徳ペンタゴンと主権者国民の死闘を勝ち抜く意思を持ち続けること
B日本政治を刷新するための制度変更実現を目指して行動すること
の三つが不可欠である。
混乱期はなお暫く続くことになるだろうが、この混乱期を超えて、新しい日本を生み出さなければならない。第二平成維新を必ず成就しなければならないのである。」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-e0bf.html
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