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カナダから日本にやってきて、ついついのんびりしてしまった。日本にいる間は普段離れて暮らしている家族となるべく一緒にすごしたいので、ブログはお休みしようと思っていたけど、空き缶政権があまりにもひどい醜態をさらしているので、この辺で一言、言っておかないと。
その前に去年の5月に書いた「小沢スキャンダル報道で、日本のメディアは権力の言いなり(NYタイムズ全文和訳)」というエントリーを、ごく最近いくつかのブログや掲示板で紹介していただいたので、ブログを更新しないにもかかわらず、多くの方にアクセスいただいている。お礼かたがたそれらのメディアを紹介させていただきたい。
◆『晴耕雨読』「米ニューヨークタイムズが、小沢事件の真相(国策捜査と、メディア操作)を世界に報道、aobadai」
◆副島隆彦の学問道場−気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板
引用の元は、去年の5月に紹介していただいた『Aobadai Life』の下記エントリー。
◆「米ニューヨークタイムズが、小沢事件の真相(国策捜査と、メディア操作)を世界に報道」
政権交代前にメディアが結託して小沢代表を辞任させたことに関する古い記事だけれども、今再び空き缶政権崩壊後に小沢総理が誕生しようというときになって、小沢バッシングが再現されている。デジャヴとはよく言ったもので、小沢総理が誕生して、大手メディアにとって不利な状況に追い込まれる前になんとか小沢氏を押さえつけておこうというメディア側の意図が見え隠れしている。大手メディア総勢で空き缶政権を守り抜くか、守り切れなかった場合は、うまく自民党にタッチ交代させようとしているのだろう。
政権交代前、メディアによるバッシングによって小沢氏は代表を辞任するはめになってしまったけど、小沢氏は代表を辞任する必要はなかった。もし、あのまま代表を続けていたら、今頃は小沢総理のまま、民主党は安泰だったのだ。そうすれば、ここまで民主党が評価を落とすこともなかったであろう。
◆『政治に向かい合う言論』「菅政権100日評価」アンケート結果
そんな折、岩上氏がちょうど小沢氏との70分に及ぶ単独インタビューに成功した。
『岩上安身オフィシャルサイト』
小沢一郎衆議院議員単独インタビュー 2010年12月23日より
101223小沢一郎camera2 from iwakamiyasumi on Vimeo.
岩上安身は小沢氏に対し、まず、インターネットメディアに出演する真意、民主党幹事長時代、オープン会見を開いてきた小沢氏の会見を取材した経験から感じたマスコミ報道との落差、そしてクロスオーナーシップ規制について等質問しました。
他には、小沢氏が政治倫理審査会に出席しない理由。三権分立の原則と決してマスコミでは報じられることのなかった政治家としての本音。岡田幹事長、菅総理との会見で何が語られたのか。小沢氏の師・田中角栄元総理が失脚したロッキード事件、等。
外交・安全保障問題では、湾岸戦争(1991年)当時の、日本の国際貢献に対する小沢氏の思い。そして、米国大使から言われた屈辱的な言葉とは。代表選のさなか、「尖閣も奄美も日本の領土」と繰り返し言った真意。尖閣漁船衝突事件の一連の処理で、何が問題であったのか。
小沢氏はその後、会見を開き、条件付きで(本人は条件ではないと否定)政治倫理審査会に出席することになった。上の動画でも小沢氏は政倫審に出席することによって国会審議が円滑に進められるなら出席してもかまわないと語っている。しかし、政倫審問題が国会審議を開始する主たる条件ではない場合は、2011年度の予算成立後までは出席に応じない予定だ。
この会見を受け、菅直人や岡田克也は、小沢氏は無条件で政倫審に出席すべきであり、通常国会前の出席に小沢氏が応じなければ、政倫審の委員による議決を行うと反発した。
これに対して、小沢氏は1月召集の通常国会前であっても、閉会中であっても、予算審議に影響しないように出席する意思があることを周囲に伝えていた。
しかし、問責を受けた仙谷健忘長官や馬淵国交相がそのまま居座るなら、野党は国会出席を拒否しており、民主党の衆院議員も大部分が小沢派に占められている状態では予算が成立するのは困難になるだろう。そうなると、予算成立前に解散総選挙にもつれ込む可能性が高く、結局は小沢氏が政倫審に出席することもないだろう。
今の民主党を救えるのは、空き缶政権から小沢政権への党内政権交代しかない。
日本一新の会 メルマガ 臨時増刊号・2010/12/29より
挙党一致で「国民の生活が第一。」の政治を実現するために
私はこれまで、菅代表及び岡田幹事長から、自発的に政治倫理審査会へ出席するよう要請を受けてまいりました。それに対し、私は、政治資金に関する問題はすでに具体的な司法手続きに入っており、三権分立や基本的人権の尊重という憲法上の原理原則からいえば、立法府の機関である政倫審に出席する合理的な理由はない、ただ、私が政倫審に出ることで、国会運営が円滑に進められ、あるいは、選挙戦においても国民の皆様の支持を取り戻すことができるということであれば、政倫審に出席することもやぶさかでないと、繰り返し表明してまいりました。
そうした中で、先般、民主党の最大の支持母体である連合から、挙党一致の体制で難局を乗り越えるよう、強い要請を受けました。また、国民の皆様、同志の皆様にも、多大なご心配をおかけしていることを、大変申し訳なく思っております。これらのことを総合的に考え、私は政治家の判断として、来年の常会において、政倫審に自ら出席することを決意致しました。
具体的に申し上げます。
第一点目として、常会において私が政倫審に出席しなければ国会審議が開始されないという場合、すなわち、私が出席することにより、予算案の審議をはじめ、国会の審議が円滑に進められるということであれば、常会の冒頭にも出席し、説明したいと思います。
第二点目は、私が政倫審に出席するかどうかということが、国会審議を開始するための主たる条件ではないということであれば、国民の生活に最も関連の深い予算案の審議に全力で取り組み、その一日も早い成立を図らなければなりません。したがって、私はこの場合には、予算成立の後速やかに政倫審に出席したいと考えております。
平成22年12月28日
衆院議員 小沢一郎
(菅内閣に協力するメディアの実体)
12月20日、小沢さんの政倫審出席をめぐって、「菅首相・小沢会談」と同時進行になったが、テレビ朝日の「ワイドスクランブル」で、私は田原総一郎氏と激論していた。「小沢問題は、社会心理的な暴力装置となったマスメディアが、政治や検察権力と結びつき、政界から“小沢排除”を企んだことによる」という趣旨の発言をすると、田原氏が猛然と反発してきた。テレビの生放送で、公然とメディア批判をしたのは初めてだったが、再びテレビ出演の依頼はないだろうと思っていた。そんな話を友人のジャーナリストにしたところに、まことに不可解な情報が入ってきたが、それは、巨大メディアの来年の報道方針のことである。これが現代のメディアの実体かと思うと、私たちの闘いは容易なことではない。
朝日新聞からテレビ朝日に非公式に伝えられたといわれる話だが、これからも小沢氏に関しては、悪いイメージを国民に持たせるような報道を継続するとのこと。理由は、来年、菅内閣は「納税のための国民総背番号制」を導入することになる。そのための法案を国会に提出して審議が行われる。当然、国民の反発は厳しく、巨額の広報費を使って賛成の世論づくりをすることになる。小泉内閣の時の裁判員制度で、それをやり批判されたことだ。それ以上に菅内閣はメディアを悪用することになるだろう。
聞くところによると、購読者・広告費減少で経営に苦しむ巨大メディアは、この巨額な税金をめぐって実質的な談合が行われているとのこと。菅官邸とメディアは阿吽の呼吸で、政府広報費という税金を配分する代わりに、「小沢叩き」を強化し続ける方針のようだ。また、こんな話もある。「上からの指示で小沢叩きということではまずい。現場が自主的にやるようにしてくれ。札付きの平野(貞夫)なんかを、ガス抜きに時々呼んでもよいが、“こんな人柄の良い人”が小沢支持かと視聴者に感じさせる人物は呼ぶな」という話が交わされているようだ。そういえば、27日夕刻、自宅に帰るとテレビタックルから、年明けに録画出演してくれとファックスが送られてきた。
既に新しい「小沢叩きプロジェクト」は始まっている。26日のテレビ朝日の「フロントライン」では、反小沢メディアの主軸・後藤謙次氏が聞き役となって、仙谷官房長官にインタビューを行い、長時間にわたって小沢叩きを行った。問責決議がなされている官房長官をのうのうとテレビに出すことも問題だ。
後藤氏は共同通信の幹部で、竹下登に可愛がられ、その手先として、平成7年に結成された「三宝会」という、政・財・マスコミの秘密結社の主役であった。55年体制の発想から抜け切れないジャーナリストで、話を聞いていると竹下首相の小沢に対する怨念をぶつけている感じだった。それとTBSの「時事放談・新春特別番組」では、武村正義元官房長官と、仙谷現官房長官の対談とのこと。二人とも日本を亡国に導く権力亡者で、菅首相とともに、ソ連のスターリン派のようなものだ。忘れられているかも知れないが、武村氏は細川連立政権を潰した張本人で、米国のクリントン政権から「日本の政権の中心に北朝鮮のエージェントがいる」といわれた人物である。
マスコミは国民が小沢氏に悪いイメージを抱くように悪意のある報道を惜しみなく流し続けるが、それにもかかわらず国民はみんな小沢氏が好きなようだ(笑)。
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-2451.html
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