http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/478.html
Tweet |
週間ポスト 2011 1/1・7号
http://www.weeklypost.com/110107jp/index.html
週刊ポスト1月7日号に「独占120分インタビュー ついに沈黙を破って、すべてを語る! 小沢一郎『最後の闘い』」と題した記事が掲載されている。是非ご覧いただきたい。
小沢一郎元民主党幹事長がなぜ批判されるのかと言えば、国会議員、与党幹事長という権力を握る権力者でありながら自らの政治資金規正法違反疑惑に対して、検察批判を繰り広げたかと思えば検察が不起訴としたから説明する必要がないと発言するなどその場しのぎの発言に終始し、自らに与えられている権力のふさわしい説明責任を何一つ果たしていないからである。そして、それをあからさまに擁護するマスコミが週刊ポストであった。
週刊ポストは、「世論」の正確性がまったく担保されていないインターネットでの「世論」を殊更に持ち上げて、新聞等の世論調査の結果を批判する上杉隆氏など明らかに小沢一郎元民主党幹事長を擁護する人物を中心に誌面を構成していた。マスコミというものはそれぞれの立場から報じていくものであって、すべてのマスコミが小沢一郎元民主党幹事長を批判する必要もなく、事実に基づいて報じている限りその姿勢について週刊ポストが批判を受ける筋合いはない。また、小沢一郎元民主党幹事長が週刊ポストを信頼して独占インタビューなどの記事を掲載する可能性があり得る。今回の小沢一郎元民主党幹事長のインタビュー記事は週刊ポストの集大成というものであると言えよう。
ただ、そのインタビュー記事は期待はずれそのものであった。まず、インタビュアーがあからさまに小沢一郎元民主党幹事長擁護を繰り返している渡辺乾介氏であるところが大いに疑問である。少なくとも中立の立場であると思われる者をインタビュアーとして記事にすべきであるが、週刊ポストの配慮なのか、小沢一郎元民主党幹事長の要望なのかは不明であるが、渡辺乾介氏がインタビュアーとなっている。しかも政治資金規正法違反が問題となっているにもかかわらず、
渡辺「石川(知裕)議員が逮捕された陸山会の土地購入問題でも、多くの人がだんだんわかってきた。」
小沢「秘書を通じて僕が不正な金を1億もらったと。それで土地を買ったんだろうと。それをごまかすために(政治資金の収支を)操作したんじゃないかということでしょう。要は。」
渡辺「ええ。」
小沢「そんな金は、びた一文もらっていないですよ。そんな薄汚い金を、僕は。」
と、小沢一郎元民主党幹事長の注文どおりの問答に終始している。
週刊ポストは、小沢一郎元民主党幹事長を擁護する記事を掲載し続けたという果実を獲得し切れなかったと言えよう。商売としても小沢一郎元幹事長擁護という方針が失敗した週刊ポストは、どこに漂流していくのであろうか。
http://blog.livedoor.jp/patriotism_japan/archives/51721637.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK103掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。