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「民主党に批判的」勢力と“迎合”する仙石氏「発言」
2010年 12月 31日 11:29
成瀬裕史
来年はよい年となりますよう、「変な話」は今年のうちに書いておきたい。
12月26日(日)のテレビ朝日の番組で、仙石官房長官は、小沢一郎氏が強制起訴された際の対応について、「起訴は起訴だから、出所進退は本人がまず決めていただけると信じている」と発言し、自発的離党に“期待感”を示した。
その上で、石川知浩衆院議員の離党を踏まえ、「党としては、そういう前例を含めて考えなければならない」と指摘し、小沢氏の離党を含め対応を検討する必要性を強調した。
「起訴は起訴」というが、そもそもどうして検察審査会での「審査」となったのか?
検察審査会は、「告発人」や被害者の「審査申立て」がない限り、始まらない。
発端は本年の1月21日、行政書士や元新聞記者による東京都内市民団体「真実を求める会」が、小沢氏と3人の秘書を政治資金規正法違反容疑(虚偽記載)で東京地検に「告発状を提出」し、東京地検特捜部はこれを受理した上で、直後の23日に小沢氏を任意で事情聴取したことから始まる。
さらに、東京地検の「不起訴処分」を受けて、検察審査会に「告発人」として「審査申立て」を行った。
この告発人である「真実を求める会」の“素顔”については、10月8日の朝日新聞・藤森かもめ記者の署名記事で報じられた。
この記事によると、「政権交代前から民主党に批判的な目を向ける点で一致していた」、「政治的には『保守層』と自認する。自民党寄りではないか、との見方もあるが『政党とは関係ない』という」団体である。
http://www.janjanblog.com/archives/18817
「政権交代前から民主党に批判的な」政治団体の“告発”により始まった小沢氏の捜査、そして検察の不起訴処分を受け検察審査会への“審査申立て”により始まった検察審査会で議決された「強制起訴」。
全ては民主党に対する「批判的勢力」による「言いがかり」から始まった小沢氏の“強制起訴”。
そんな“いわく付き”の起訴を「起訴は起訴だから」とし、小沢氏の“離党”に期待感を示す仙石氏。
「民主党に批判的な」政党に所属している方の発言であれば理解できるが、民主党に所属し、民主党政権の要・官房長官を務める仙石氏の「発言」とは、民主党支持者である私には全く理解できない…。
――学生運動の「内ゲバ」という言葉を思い出してしまった…。
http://www.janjanblog.com/archives/27618
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