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民主党の小沢一郎元代表が、来年1月召集の通常国会前でも衆院政治倫理審査会出席に応じる考えを周囲に伝えていたことが30日、分かった。28日の記者会見では出席時期を通常国会冒頭とし、「国会審議が円滑に進められるならば」と語ったことが「条件付け」と批判され、軌道修正を図ったとみられる。
複数の小沢氏周辺によると、小沢氏は28日の記者会見後、周囲に「出席を表明したのに『条件付け』といわれるのは本意ではない」と漏らし、通常国会召集前であっても政倫審出席に応じる意向を示したという。側近議員も「小沢氏は条件など付けていない」と語った。
岡田克也幹事長は小沢氏の真意を見極めた上で、来年1月5日にも菅直人首相を交え対応を協議する考え。必要ならば、小沢氏と再度会談し、政倫審に向けた具体的な段取りを調整する意向を固めている。
小沢氏は28日の記者会見で、平成23年度予算案などの審議が円滑に進むならば通常国会冒頭に政倫審に応じる考えを表明。出席が国会審議開始の主たる条件でないならば、予算成立後に応じる考えを示した。このため、参院で問責決議を受けた仙谷由人官房長官の交代を暗に求めたとの見方が広がっていた。
(http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101231/stt1012310120000-n1.htm)
[コメント]
小沢の政倫審出席は、小沢個人の政治についての説明責任の問題です。
これを政局と絡めて出席の条件付けをするなど論外のこと。
小沢には、自らの政治家としての道義的責任が問われる場なのだという認識がないのでしょうか?
この記事にあるように、回りからいわれてやっと国会前の出席を認めたようですが、往生際が悪いとはこのことです。
最初からそう言えばよかったのです。
まったくもって、この男には倫理観というものがないのでしょうか?
各種の世論調査を見てもわかるとおり、小沢を追及しろ、小沢は外せの声が多くなるわけです。
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