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(転載開始)
ふざけるな! 豪華公務員宿舎事業が“焼け太り”復活
2010年12月28日 掲載 ゲンダイネット(日刊ゲンダイ)
日刊ゲンダイ本紙既報通り、昨秋の事業仕分けで「廃止・凍結」された公務員宿舎事業が復活した。24日に閣議決定した来年度予算案で「凍結解除」の経費が盛り込まれたのだ。地元住民は「ウソつき菅政権を許すな」とカンカンだ。凍結解除が決まった埼玉・朝霞市。米軍キャンプ朝霞跡地に13階建ての宿舎2棟(計850戸)を建設する計画で、総事業費約105億円。昨年11月の事業仕分けでは、「(跡地の森林を)潰してまでやる事業なのか」などと批判が集中し、凍結になった。それが1年余りで復活したのだ。
朝霞基地跡地利用市民連絡会の大野良夫氏がこう言う。「とても怒っています。事業仕分けでは朝霞宿舎が中心に議論され、当時の枝野前幹事長は『(中止で)緑が守られる』とまで言い切った。財務省は(復活の)条件に『保育所の整備』や『救急診療所』の併設などを挙げたようだが、宿舎併設の保育所なんて公務員専用になるだろうし、診療所というハコモノの前に医師の確保が先です。ムダな官舎をつくるためにアメを与えてゴマカそうとしているのです」
中止された公務員宿舎が、保育所と診療所を併設して復活――。これでは“焼け太り”だ。役人の考えはつくづく姑息である。(転載終了)
”対米従属売国奴”霞ヶ関官僚らは表舞台に姿を表すことがほとんど皆無のため、つい現政権にばかり批判が集まりがちであるが、菅政権の裏で実際にほとんどの絵を描いているのは、”親分”アメリカ様にベッタリの霞ヶ関官僚である。菅内閣の面々は、基本的に官僚たちが描いたシナリオを国民に向けて発信する、単なる”スポークスマン”と言っても過言ではないであろう。
実際、”脳なし”菅直人が、官僚の作った「カンペ」を棒読みしているシーンというのは、皆さんも何度もご覧になっていることであるかと思う。歴代の総理を振り返ると、漢字がまともに読めない人物もいたが、一応は官僚の描いたシナリオを理解し、自分の言葉でそれを発信しようという努力が見られた。しかし、”脳なし”菅直人に至っては、日中首脳会談という極めて重要な外交の場でさえ、ロクに準備もせず、カンペ棒読みという不勉強の極みを露呈したという点において、歴代でもトップクラスの”恥ずべき総理”であろう。
菅内閣の個々の大臣の資質の話は今日は敢えて置いておくと、現在、菅内閣がおこなっている政策のほとんど全てが官僚の描いたものである。したがって、その政策の中身がことごとく、”脱官僚”を掲げて政権を奪取した民主党のマニフェストと完全に逆行するのも、当然と言えば当然の成り行きである。
特に今年9月の民主党代表選にて、菅直人が仙谷由人と共にインチキを仕組んで小沢一郎に勝利して以降の現内閣は、小沢派が主要ポストから完全に排除されたことをいいことに、官僚の言うがままである。その最たる例のひとつが、上記記事にある「豪華公務員宿舎事業が“焼け太り”復活劇」であろう。
このクソ忙しい年末の時期に、シレッとこのような悪行を行なうのは、官僚たちの「いつもの手口」である。ここで、先立って閣議決定された来年度の一般会計予算を見ると、霞ヶ関官僚が如何に国民を馬鹿にしているかが明らかである。歳入41兆円に対して予算総額92兆円(うち新規国債発行額44兆円)との報道がなされているが、ここには非常に重要な項目が抜け落ちている。
それが何かと言えば、「官僚自身の人件費(報酬・給与)」に当る約70兆円規模の巨額の数字であり、これがごっそり抜け落ちているのである。”片手落ち”というにはあまりにも巨額の数字であり、如何に一般会計予算というものが、現実問題として意味のない数字であるかがわかるであろう。
そんな意味のない一般会計の数字だけを取り出して、政治家もマスゴミも「やれ赤字国債が過去最高だ」などと騒ぎ立てて、国民の目を誤魔化しているのがその実態である。ちなみに、「国債償還費21兆円」という数字が計上されているが、これとて「借金を返すための借金」でしかなく、満期をむかえて新たに発行された国債発行額が正確に含まれていない数字であり、その絶対額には何の意味もない。(実際にはこの約6倍(120兆円相当)というのが、日本国家の真の借金増加額である。)
これまで、本ブログでもついつい”スポークスマン”たる菅内閣の面々叩きを中心にコメントしてきたが、今後は、”諸悪の根源”とも言える霞ヶ関官僚と、電波利権を一手に牛耳る大手マスゴミの悪行叩きにシフトしていきたいと思う次第である。内閣の面々などはいくらでも”取っ替え引っ替え”が利くものであり、現にここ数年の間、何人もの人間が総理大臣となっては矢面に立たされて短期政権に終わるということが繰り返されてきたが、それを裏で糸引く官僚と御用マスゴミの面々はずっと変わらずに安穏としているのである。
いくら内閣の首をすげ替えても、”諸悪の根源”であるこ奴らを駆逐しない限り、日本の病巣は取り去れない。アメリカに魂を売り渡した官僚ども、偏向報道を垂れ流すマスゴミどもを駆逐することこそが、今の日本にとって最良の処方箋であろう。
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/387ef9b5c00b46effc86d55e6d72701a
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