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菅・仙谷内閣自滅で、岡田首相?
(会員制経済情報誌『現代産業情報』12月15日号より転載)
検察審査会という新たな怪しげな議決で、結果的に強制起訴が見込まれる小沢
一郎氏は、政治家としては決定的なダメージを受けている。
裁判でどんな結果が出ようとも、数年にわたって政治行動が縛られることは、
本人にとってかなり重い負担になるだろう。
にもかかわらず、民主党政権と党執行部は自らの政権運営の失敗、地方選挙の
敗北、支持率の低迷を糊塗すべく「政治とカネ」「小沢疑惑」なるものをあら
ためて利用、小沢排除で政権の再浮を狙っている。
しかし、有権者・国民は全てお見通しだ。最近の茨城県議選での大敗北が、政
治とカネなどと思っている関係者は誰もいない。
それこそ笑い話で「茨城の有権者は、そんなことは考えていない。民主党政権
のやったことが最低で、新政権への期待が裏切られたことに怒っているだけで
ある」。
厚かましくも、政権与党の一部は、未だに正しく総括もせず、小沢氏に責任を
転嫁するというのだから、呆れてものが言えない。
それよりも有権者・国民を意識するならば、参議院の問責決議案を受け止め、
仙谷官房長官を即刻馘首すべきだ。参院議長も正しく指摘しており、自民党な
ど野党も、厳しく追及すべきだろう。
なぜか今回の「小沢問題」に積極的なのは、政治センスゼロ、政治力ゼロと称
されながら、民主党では要職に就いてきた岡田幹事長だ。
裏で誰かが指導しているのかもしれないが、珍しく大胆に行動している。結果
的には、菅─小沢の最終的な激突に追い込んだ。
おそらく菅・仙谷内閣はもたないだろう。そうなると、与野党全ての議員が最
も恐れている解散総選挙ではなく、総辞職の可能性が強まる。
折りしも小沢、岡田の関係も悪化しているとみる向きもあるが、何しろ民主党
には人材がいない。
総辞職となれば、前原外相などの後継は無理で、やはり岡田代表・首相に当面
落ちつくのではなかろうか。
小沢氏も新内閣成立で、宿敵・仙谷官房長官を葬れば、後は時間のほしい同氏
だから、納得してしまうだろう。
実直が売り物の岡田幹事長に、してやられたと後から気づいても、菅・仙谷両
氏は何も出来ないだろう。
強気の発言ををしても、解散総選挙に追い込むことは出来ない。
自民党の三役のうち、石原幹事長、小池総務会長ですら、選挙で絶対勝てると
いう自信はないらしい。
また公明党も、池田創価学会名誉会長の不安定な事情もあり、党内が割れてい
るようだ。それこそ総選挙まで、覚悟できている野党はない。
何れにしろ、季節外れの花火のような「政治とカネ」「小沢疑惑」などで、寝
言を与野党で言いあっている場合ではない。
それこそ東アジアの緊張が高まっており、経済の面でも何が起きても仕方がな
いほどの状況になっている。
政治家は政治を考え、政策論議に集中すべきで、無能な首相の無責任な言動に
かまっている場合ではなかろう。
アホでバカな総理を、早く辞めさせ、この国の危機脱出を考えるべきだ。
>>
(私のコメント)
菅・仙谷は普通の人ではないようだから、行きずまったら総辞職ではなく解散総選挙の道を選ぶような気がする。国民そっちのけの酷い連中だ。それにしても安定した国にしてくれる人材は出て来ないものか。行くところまで行かないとだめというのでは可哀想である。
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