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市川海老蔵の緊急記者会見で小沢記者会見がTVから消えた、とネット社会が怒っている。スピンと云う腐れテレビの意識的操作も疑われる。偶然と言えば偶然だが、スピンと考える方がスッキリする。今さら「腐れマスメディア」の一挙手一投足にどうこう言っても始まらない、当面ほっておくしかない。 小沢が政治の主導権を回復するまで、忍の一字なのだろう。
菅直人が恒例の小沢一郎新年会に合わせて「公邸開き」をする、と「腐れマスメディア」が官邸筋の話として伝えているが、菅直人の口から直に聞かされてはいないので真偽は不明だ。小泉ばりの「踏み絵作戦」は話題性はあるが、万が一、「公邸開き」より、小沢新年会の方が盛況と云う可能性もあるのに、そんなリスクを負う勇気はあるだろうか。まぁ、どっちでも良い話だな。
小沢一郎の「政倫審出席会見」でテンヤワンヤだった、マスメディアの取材も一段落した。民主党幹部や野党の遠吠えが出揃ったようだ。勿論、「腐れマスメディア」の歪曲解説も出揃ったので、そろそろ包丁を入れる事にする。先ずは、時事通信を中心に、本人が直に言葉にした情報だけをピックアップしておこう。
*岡田氏はこの後、党本部で記者団に「出席を決断したことは評価したい」と述べる一方、「役員会で決定した方針に沿った形で政倫審に出席してほしい」と述べた。また、鉢呂氏も「通常国会前に説明してもらう党の方針に従ってほしい」(つまり、国会開会前に政倫審に出ろと言っている)
*公明党の山口氏は「問責の問題が解決されなければ国会審議には応じられないか」との質問に、「(公明党の主張は)従来言ってきた通りだ」問責の効果は(通常国会でも)残る。所管する委員会審議などには応じられないのが原則だ」
*輿石東参院議員会長は内閣改造について「国民から『民主党は何をして いるんだ』という声もある。改造を一つの契機として、もう一度、民主党政権、菅政権に信頼を取り戻す一つの方法として考えているとすれば、そうした方がいい」と述べた。
*菅総理は「大きな前進だ」と評価、続けて「役員会では早くけじめを付けようという声が大勢で、次の通常国会が始まるまでに政倫審に出席されたいと決定した。小沢元代表にもこの党の決定に従ってもらいたい」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。(役員会の決定にすべて従わなければ、離党勧告もあると含みあり)
*前原誠司外相は28日の記者会見で、「出ると表明したのは一歩前進だが、前提条件を付けているのは極めて分かりにくい。堂々と出て、自らの潔白をおっしゃるのが筋ではないかと思う」
*小沢・鳩山両氏「問責がこのままでは国会審議は進まない」(仙谷、馬渕への問責決議の方が重いと云うこと、ついでに菅総理問責も用意するらしいからね)
*大畠章宏経済産業相は、「いろいろ考えて決断したのではないか」とした上で「よかったと思う」(大畠君は鳩山派だったね)
*自民党石破政調会長は、「小沢氏が政倫審に出るから仙谷氏らの問責がなかったという話にはならない」と明言。
*逢沢一郎国対委員長は「小沢氏の問題が国会審議の妨げになっているとは言っていない」指摘(自民党は、先ずは国会で議決された問題を処理してみせろ、と云う姿勢だね。小沢問題は証人喚問を主張している)
*逢沢氏と漆原良夫公明党国対委員長は電話で会談し、小沢氏の条件付きの出席は「事実上の政倫審拒否だ」との認識で一致。(野党が国会運営に協力しないのなら、政倫審に出るタイミングがなくなると云う小沢の会見要旨はたしかに考えてある(笑))
*みんなの党の渡辺喜美代表は「単なるアリバイづくり。証人喚問逃れだ」と批判。(証人喚問出来るわけないけど、小沢は証人喚問も全然怖がっていないよ)
*たちあがれ日本の園田博之幹事長は「小沢問題が一段階進んだという評価は全くしていない」(この人は曲者だからね、何を考えているか判らん)
*たちあがれ日本の平沼赳夫代表は「政局に動きが出てきたので年が明けたらわれわれの出番が必ずある。民主党とは当面、連立に参加しないと決めたが、日本は危急存亡のときにあり、わが党が中心となって政界再編のために働く場が必ずある」(正直意味は不明です)
*菅総理は内閣改造について、「次の通常国会までに強力な体制を作りたい。そう考えて、いろいろと今考えているところです」仙谷由人官房長官や馬淵澄夫国交相の交代も念頭にあるのかの質問に「人事について今申し上げることはありません」(菅の頭の中は、小沢離党勧告の切り札を切る機会がないかと覗っている。そして、親小沢議員を政権に抱き込む戦術を残している)
まぁ、直の発言はこんなものか。たいして小沢戦術を読み切ったコメントと云うより、このように言うだろと云う範囲のツマランコメントばかりだ。「腐れマスメディア」の論調は解説記事にせよ、社説にせよ、「小沢の意志表明は遅きに失した。菅の政治決断(離党勧告)に追い込まれた結果だろうが、出席に条件をつける点は如何なものか?」と云う点で共通している。論調のイニシアチブは時事の田崎が取ったようである。
朝日新聞などは、小沢起訴年明け間近!と唐突に、これみよがしな記事を配信している。その上で、さぁ小沢一郎は追い込まれた、離党勧告は間近に迫っている、強制起訴も間近だ。ここは慌てず騒がず、菅直人は初心貫徹と云う事だ、と煽っており、小沢氏に近い党常任幹事会メンバーなどの更迭、国体委員会幹部の刷新を示唆している。ここまで来ると、食うか食われるか権力闘争の山場の連続になるだろう。 菅民主党の多くの反小沢幹部と閣僚、我が国の腐れマスメディア全社相手の小沢一郎の闘いが一段とヒートアップしてきた。
幽霊審査員疑惑に揺れる検察審査会の議決の有効性問題も、起訴が東京地裁に行われた時点から、司法の俎上に乗るわけだが、小沢側に不利に展開するとは限らない。下手をすると、朝日の論調通り小沢の危機になるのか、僥倖になるのか、実は公判前手続きから難関が検察担当弁護士らの肩にのしかかっている。早い話、本職の地検特捜が起訴に出来ないと判断した証拠で(新材料なし)、無い事まで加えて起訴しようと云うのだから、公判前にアウトになるか、証拠採用の時点でアウトか、そんな訴訟である。
今か今かと「小沢起訴」を手ぐすね引いて待っているのが仙谷由人だ。法務省を通し、東京地裁に圧力をかけ、裁判官の将来を左右する裁きだ、と脅している可能性は高い。しかし、あまりに無謀であれば、裁判官も訴訟指揮の腕を振るうレベルに至らない事もある。仙谷は自分の問責による内閣改造の前に、兎に角「小沢起訴」次に「離党勧告」「除籍」又は機密費を投じて野党から「議員辞職勧告」などを持ちださせる道まで模索しているだろう。つまり。仙谷の懐には「匕首」が隠し持たれている。
このゴロツキ政治屋の懐から匕首を出させないために、小沢側がすべきことは切り崩しを受けつけない団結だ。その意味で小沢の新年会は盛況である必要がある。樽床伸二、細野豪志、輿石東、松本剛明、松井孝治、鳩山由紀夫、原口一博等々の議員が菅仙谷の切り崩しの甘言に乗らない事だ。
小沢排除の挙党一致など、胡散臭くて野党にも、選挙民に理解して貰える態勢ではない。出来たら、小沢新年会は200人を目指すべきだろう。公邸開きでは、菅は数で小沢側と張り合うつもりはない言っているようだが、「思いの外お集まりいただき」等とヘラヘラ語り出すのが菅直人だ。馬鹿げたような数集めだが、こう云う権力闘争では充分な闘いのツールだ。
そうそう、その上で臨時両院議員総会開催の準備を怠らない事だ。今日でも明日でも出せる状況にしておく必要がある。民主党幹事会の人事刷新など吹っ飛ぶような、民主党の最大の意志決定1月中旬「党大会」を待たずして、両院議員総会のパワーを前面に打ち出すチャンスを狙うべきである。
「戦略核」ではないが、持っている事が抑止効果のもある、仙谷の懐匕首を凌駕する専守防衛の武器なのである。ここ1カ月が民主党の権力闘争の山場だ。どちらも武器はまだ所持しているが、小沢側の武器の方が優勢なようだし、国会運営をスムーズに運営する、本予算を必ずと通すと云う大義において優っている。
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya
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