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マスコミは自民党のほうが外交と安全保障政策については民主党より優れている、なかでも石破という議員をエキスパートと称して持ち上げ続けている。とんでもない嘘だ。
何度も書いているが、「自民党には外交政策も安全保障政策もない」ことは歴史的な事実が証明している。石破などの自民党議員たちが主張しているのは時代遅れの「米国一極主義」による日米関係、特に日米安保条約さえあればいいという短絡的な考えでしかない。現実には自民党は北方領土問題は米国の横やりで二島返還も挫折し、韓国による竹島の実効支配については何の対策も取れずに完全に実効支配を許したままだ。また日中中間線での中国のガス田開発についても何も対抗措置さえ取らずに放置した結果が今の中国を強気にさせた遠因になっている。この事実を見れば石破を始めとする自民党議員たちは国土の問題には何の対策もできずに他国のやり放題を許してきたことが分かる。
彼らは官僚のやる通りを追随するだけであり、マスコミは官僚の御用機関に成り果てているからその政策を非難しない。従って自民党の政策は正しく民主党の政策は間違いという世論操作が成り立つ。国民を馬鹿にしきっている。沖縄の基地問題はその最たるもので1960年以降の基地集中について何の具体的な政策もなく、米国の言いなりを続けた付けが現在の状況なのだ。もはや沖縄県民の意思を無視して辺野古への移転など実現は不可能なことは明らかになっている。鳩山元首相が県外や国外を目指した時のマスコミによる世論操作による「日米関係が壊れる」というバッシングがなければ状況は大きく変わっていたはずだ。もちろん、それに屈して元の辺野古案に戻した鳩山元首相の間違いも許されるものではない。しかしながら、その後も何もも考えずに米国一辺倒の政策を主張する自民党の言い分や、それを褒め称えるマスコミのバカさ加減にはもっと腹が立つ。
国家を守るのは他国の軍隊ではなく自国民なのだ。その原則を無視した安全保障や外交政策に何の正当性もない。石破 茂のような者を外交オンチ、安全保障オンチと言うのだ。
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